ヘコアユ(学名:Aeoliscus strigatus)とは、トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヘコアユ科に属する魚である。
ヘコアユ | |
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目 | トゲウオ目 |
科 | ヘコアユ科 |
学名 | Aeoliscus strigatus |
英名 | Striped shrimpfish Coral shrimpfish Razorfish Jointed razorfish |
漢字で書くと「兵児鮎」。全長15cm程で、太平洋西部~インド洋のサンゴ礁などに分布。日本では相模湾以南で見られる。沖縄名は「キーヌハーイヌ」。
体は細長く、縦に扁平。黒い筋模様が頭から尾にかけて1本ある。鱗がなく、代わりに背骨と繋がった硬い「小骨板」で全身が被われている。吻は尖り、おちょぼ口。動物プランクトンを食べる。
一番の特徴は、いつも頭を下に向けて「逆さ立ち泳ぎ」をすること。尾鰭が腹側に移動しているなど、ヒレの付き方も体を縦にして泳ぐことに適したものとなっている。この生態から観賞魚として人気で、水族館でもよく展示され水槽の名脇役となっている。
逆さ泳ぎをすることで、海藻やウニの棘に擬態していると考えられている。毒を持つウニ、ガンガゼの棘の隙間に潜んで身を守ることも。
なお、緊急時には他の魚と同じように横になって速く泳ぐこともできる。
同じ科の仲間に同属のAeoliscus punctatus、ヨロイウオ属のヨロイウオ(学名:Centriscus scutatus)、オオヨロイウオ(学名:Centriscus cristatus)がいる。この内ヨロイウオが日本に生息しており、いずれも逆さ立ち泳ぎの名手である。
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最終更新:2024/03/29(金) 00:00
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