ベガパンクとは、漫画『ONE PIECE』の登場人物である。
プロフィール | |
肩書・所属 | 海軍科学班長官 元MADSメンバー |
種族 | 人間 |
年齢 | 65歳 |
誕生日 | 8月9日(ベガパンク) |
星座 | 獅子座 |
異名 | 世界最大の頭脳を持つ男 |
出身 | 偉大なる航路・未来国バルジモア |
VIVRE CARD | No.???? |
声優 | 安原義人 |
※単行本未収録・アニメ未放送分のエピソードに言及する可能性がある為、ネタバレ注意
世界政府に雇われた海軍科学者チームのトップに立つ人物。世界最大の頭脳と称される類稀なる天才科学者であり、これまでに数々の常識を覆すような技術・発明を生み出してきた。その技術力はオーバーテクノロジーと言っても過言ではない領域であり、500年先を行くものと評されている。
その名前が初めて挙がったのはさよならメリー号編でコビーが言及した時で、それよりももっと前の時点から存在は示唆されていた。そしてエッグヘッド編で初めて本人が登場した。
超人系悪魔の実「ノミノミの実」の能力者。あらゆる知識を際限なく取り込めることができるが、その記憶容量に比例して脳が巨大化するため、一時は頭の大きさだけで巨人族に匹敵するほどであった。これでは日常生活に支障をきたすということで現在はそれを切り離し、頭部にリンゴ型の無線アンテナを取り付けている。また、6体の分身「猫」を作り出して研究を手伝わせている。
幼少期の頃から卓越した頭脳の持ち主であり、様々な発明の設計資料を作ってきたがこの頃は資金・資材・技術の問題からその多くは実現には至らなかった模様。
また、過去シーザー・クラウン、ヴィンスモーク・ジャッジ、疫災のクイーン達と共に無法の科学者集団「MADS」のメンバーとして研究に明け暮れていたが、その研究内容を危険視した世界政府によってMADSは解体され、ベガパンクは身柄を拘束されてしまう。しかしその技術力を欲した政府との間に何らかの司法取引があったようで、政府直属の科学班のメンバーとなり以降は様々な技術・発明を提供して海軍の戦力増強に貢献を果たしている。
前述のとおりシーザー、クイーン、ジャッジといったやばい連中とつるんでいた過去があり、バルジモアに存在していた自身のラボにも使い方を誤れば危険な事態を招くような研究資料も残している一方で、幼少期に制作を試みた巨大暖房をはじめとする発明は極寒の故郷の人々の助けになろうという善意からくるものであり、自身と共に科学班に引き抜かれていたシーザーの蛮行に業を煮やして彼を追放するなど、少なくとも彼等の様な他者を顧みないマッドサイエンティストというわけではない模様。
また、政府直属の科学者でありながらバーソロミュー・くまの頼みを引き受けてサウザンドサニー号を防衛するようプログラムを施すという発覚すれば罪に問われてもおかしくない行動もとっており、世界政府に従順とも言い難い人物である事が伺える。
ベガパンクが研究を手伝わるために生み出した分身体。本人は「本体(ステラ)」と呼ばれる。「正(シャカ)」「悪(リリス)」「想(エジソン)」「知(ピタゴラス)」「暴(アトラス)」「欲(ヨーク)」の6体がおり、1日1度パンクレコーズに接続することで本体と知識を共有することができる。
その人知を超えた頭脳により、これまで数々の技術や発明を生み出している。特にMADS時代に解明した血統因子に纏わるものが多い。
生物の構造を司るファクターで、いうなれば遺伝子のようなものと思われる。これを解明したのがベガパンクだが、その内容を危険視した政府の介入によってMADSは解体に追い遣られた。
当時の同僚であったジャッジはこの血統因子の研究を独自に進め、クローンを製造してジェルマの兵力として利用しているほか、自身の子供達にも血統因子の操作により特殊な能力を付与させている。
カイドウが捕縛された際、その血統因子を抽出して作り出した、ウオウオの実幻獣種モデル"青龍"の複製ともいうべきもの。ベガパンクはこれを「色が再現できなかった」という理由で失敗作と見做しパンクハザードに放置していた。
パンクハザードに流れ着いた光月モモの助はこれを食べた事で龍の姿に変化する事が可能になった。当初は本人の意思に関係なく変化するなど不安定だったものの、ジュクジュクの実の能力で肉体年齢が成長した後は最終的に焔雲やボロブレスも再現できるようになるなど、物語の進行につれて能力を使いこなせるようになっていった。
一方ベガパンクはその後の研究の末、SMILEのような副作用のない人工動物系悪魔の実の量産化に成功。SMILEでは作り出せなかった古代種や幻獣種についても能力者の血統因子と金と時間次第で作れるまでになっている。超人系についても、実ではなく能力者の血統因子から生み出した「グリーンブラッド」という形で能力の再現に成功している。しかし自然系は彼の技術をもってしても再現が困難ということで生み出せていない。
血統因子の応用によるもので、無機物が自我を持ち自ら実に対応した生物に変化する事が可能になる。動物系悪魔の実が意思を持つという性質上摂取した実の意思が宿る事で起きるものと思われる。この場合対象物が能力者と判定されるため、破壊された場合は再び該当する実が復活する。
生物の機械化改造技術。後述のパシフィスタ製造の為に用いられた他、故郷バルジモアにもこの技術で改造されたサイボーグアニマルが多数存在している。
また、バルジモアのラボに残されていた技術資料をフランキーが自身の強化の為に利用している。珍しくベガパンクの技術が麦わらの一味の直接的な戦力増強につながったケースである。
フランキー「こいつが”改造人間”である以上…
元はあのバーソロミュー・くまと同じ姿をした”人間”だって事だ…
双子の兄弟か…もしくはスーパーそっくり人間を改造したと考えるのが一番自然だな……
いくら生身でも”人間”そのものは造れやしねェ…!!」
人体に機械化改造を施して生み出した生体兵器。ボルサリーノのピカピカの実の能力を解析する事によって作られたレーザー発射器官を口と両手に内蔵している。
その第一号「PX-0」はベガパンクとの合意によって被検体となったくまその人であり、以降の個体も彼と瓜二つの外見をしている。恐らくはジェルマ兵同様血統因子を応用した技術によって生産したくまのクローン体をベースにしているものと思われる。一応、オリジナル(くま)とそれ以外は手袋の有無で見分けることが可能。
開発費は軍艦一隻分に相当する高額だが、マリンフォード頂上戦争時点で既に20体以上の個体が実践投入されている。実はこのくまベースのパシフィスタはプロトタイプであり、くま本人が未完成と称しているなど、新型の存在が示唆されていた。
その新型は海軍特殊科学班「SSG(Special Science Group)」主導の元開発が進行しており、目撃したイッショウ曰く、王下七武海に取って代われる「すげェモン」だという。
※以下、最終章にかかわるネタバレ注意
レイリー「ーーつまり海軍はあの”新兵器”がお前達『七武海』になり変われると考えたわけか」
最終章にてお披露目となった新型のパシフィスタ。七武海制度全廃後、ボア・ハンコックを拿捕しに向かった海軍の部隊に編入されていた。
その姿は幼少期のハンコック、ジュラキュール・ミホーク、バーゾロミュー・くま、ジンベエに酷似しており、白髪・褐色の肌・黒い翼・燃える背中というルナーリア族の要素を有している。恐らくは元七武海や少年期に捕らわれていた火災のキングの血統因子が元になっているのだろう。七武海を模した姿形は、文字通り七武海の後釜という事を示しているのであろうか。
また、外見こそ子供だが身体サイズはシーザーの実験により巨大化してしまった子供たち同様、常人よりもはるかに大きい。旧型同様レーザーの発射も可能であり、四皇であるマーシャル・D・ティーチすらも焦りを隠せない程の戦闘力を発揮している。
他の元七武海をベースにした個体も別個存在してる可能性が高く、今後相対する事があれば麦わらの一味にとってもかなりの脅威になりかねない存在である。
海と同じ波動を発する海楼石を軍艦の船底に敷き詰めることで、海王類に気配を悟られなくなる事を突き止めた。これによって海軍は本来は出来ない凪の帯の横断が可能になり、グランドラインと4つの海を自由に行き来する事が可能。
パンクハザードを徘徊していた生物。西洋伝記に登場する竜その物の姿をしている。やはりこれも血統因子を利用して生み出されたものであろう。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/10(木) 11:00
最終更新:2024/10/10(木) 10:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。