ベビーサタン |
登場作品 |
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ドラゴンクエストのモンスターテンプレート |
ベビーサタンとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
初出はドラゴンクエスト3。
ドラゴンクエストシリーズにおける悪魔系モンスターの中で、最も有名なものの一つ。
初期作品においては小悪魔、使い魔的なポジションであったが、一応強力な呪文を習得してはいることや、後述するアークデーモンとの関係から、近年の作品では上級悪魔の子供という設定のことが多い。
イベント戦闘で戦う場面が多いが、その愛嬌ある見た目と戦闘中の行動も相まって、主にコメディリリーフを担当している。
同じポジションの小悪魔タイプのモンスターにはグレムリンという先輩が居たが、DQ2のグレムリンは実際にはかなり芸達者な強敵であったのに対し、ベビーサタンはどちらかと言うと独特の行動パターンの方が有名である。
よく知られるベビーサタンの行動パターンとしては「イオナズンなどの危険な呪文を唱えようとして、MPが足りず失敗する」というもの。
この行動パターンは非常に印象的で、後にプチット族などにも受け継がれた。
ただし、モンスターズシリーズなど、作品によっては本当にイオナズン等の強力な呪文を成功させることもある。
5ではベビーサタンが不在だったが、この作品のみ本来上位種であったミニデーモンがベビーサタンの同色で、やはりイオナズンを唱えようとして失敗するが、ミニデーモンなので一応メラミはちゃんと唱えられる。
また、ベビーサタンは低位の吹雪系のブレスによる全体攻撃を行うことがあり、あまり侮っていると痛い目を見ることもある。
特にDQ8では登場時期が早く、ベビーサタンが登場する時期の冷たい息はかなり危険な攻撃である。
『トルネコの大冒険』から始まる不思議のダンジョンシリーズでは、ベビーサタン系統はこちらの持っているアイテムを盗む敵として登場した。本編よりも嫌な敵である。
古い小説作品である『モンスター物語』では『悪魔族出世双六』の主役を務めた。
同作において一念発起して修行したベビーサタンがミニデーモン→グレムリン→ベビル→アークデーモンの順に昇格し、最終的にハーゴンの側近のベリアルへと出世する姿が描かれている。
ドラゴンクエストシリーズのモンスターは作品ごとに設定が異なる場合が多く、特に古い設定が忘れ去られることもしばしばあるのだが、ベビーサタンが出世してアークデーモンになる一連の流れは印象的だったのか、近年の作品ではベビーサタン(もしくはミニデーモン)の成長した姿がアークデーモンであるとする設定が採用されることが多い。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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