ベラルーシ 単語

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ベラルーシ

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基礎データ
正式名称 ベラルーシ共和国
Рэспу́бліка Белару́сь
国旗
国歌 ら、ベラルーシ人
公用語 ベラルーシ語ロシア語
首都 ミンスク
面積 207,600 km2世界第83位)
人口(’13) 約941万人(世界第78位)
通貨 ベラルーシ・ルーブル(BYR)

ベラルーシ(Belarus)とは東ヨーロッパに位置する、日本の半分程度の面積を持つの事。ヨーロッパ最後の独裁国家という異名を持つ。

現在1994年の初当選以降ルカシェンコ大統領が第4期当選を果たしている。最近裁判所も丸め込んだらしくが離せない状態だ。

余談だがバシルーラとは何も関係ない。

概要

正式名称はベラルーシ共和国(英語: Republic of Belarus

ベラルーシ語:Рэспу́бліка Белару́сь)。

ベラルーシは直訳すると「ルーシ」である。これは中国の五行思想に由来して「西ルーシ」の意味。

ポーランド分割ロシア帝国下に入って以降、その地方名からロシア語でベラロシア地方となり、過去には「白ロシア」の訳が定着していた。現在ではロシア人と紛らわしいので自称を尊重する立場からベラルーシに置き換えが進んでいる漢字表記は白露西亜または西露西亜

ロシアウクライナポーランドリトアニアラトビアを接する内陸国で、の半分がで、一万以上のがある。気温が熱くて20℃程度では-5℃を下回る。

また、すぐ南にあるウクライナの北部でおきたチェルノブイリ原発事故によって、土の2/3が被曝。現在でも1/3が使用できない状態で、農業などの発展はあまり望めない。現在でも人体に被害が及んでおり、同事故で最も被害を受けたでもある。

10万人あたりの自殺者数が較的高く、1993年を頂点に人口が減少しているなど、他の旧ソ連構成と似た傾向を示す。人口は93年から50万人程減少し下げ止まりつつある。

食はパンジャガイモ豚肉、淡

民族構成は大部分がベラルーシ人、ロシア人が9%弱、他にポーランド人、ウクライナ人などがいる。言的には7割が庭でロシア語を話すとされる。

ポーランド=リトアニア時代はポーランド化が進みベラルーシ語話者はポーランド語話者と意思疎通が可である。ベラルーシ民族意識は帝政ロシア崩壊期のベラルーシ独立で高まったが、その後のソヴィエト時代には政治的な理由からベラルーシ民族意識の称揚とロシアとの一体化の間で方針転換を繰り返した。現在ロシア語公用語になるなどロシア化政策が進み、ベラルーシ語は劣勢。ベラルーシ語ロシア語の混ざった言葉が広まりつつある。

政治

現在大統領アレクサンドル・グリゴリエヴィッチ・ルカシェンコ。 ベラルーシにはルカシェンカ。また民族的にはウクライナ人なのでオレサンドル・ルカシェンコとも。ベラルーシ初代大統領憲法改正により現在は4期連合国家(ベラルーシ・ロシア連合国家)初代大統領

1994年独立したベラルーシの最初の大統領選でロシアとの統一を掲げてルカシェンコ大統領になる。ベラルーシ人民共和(1918-1919)時代の国旗章を模した当時の国旗章から白ロシア・ソヴィエト時代の国旗章に変更。さらにロシア語公用語化、ロシア語教育などロシア化を進め、1999年にはベラルーシ・ロシア連合国家創設条約を調印、翌年発効しロシアとの統一政府である「連合国家」が発足した。しかし、プーチンロシア大統領になると「ロシアがベラルーシを吸収併合する」形での統一をすすめようとしたため、ベラルーシは反発、連合国家の統一プロセスは停止している。

議会は二院制。選挙は行われるが、野党補者がいなかったことから下院ルカシェンコ支持率100%

経済

土の4割が農地。肥沃で生産の高い土地が多い。農地の8割がソ連時代からの有農地、集団農場だがその8割の土地からの生産量は全体の6割程度である。生産の高い個人農業への転換は他の旧ソ連地域よりは遅れているが行われている。 北部ではと牧、中央南部ではジャガイモや穀類とが盛ん、最南部は湿地が多い。 農業従事者は1990年代には20%ほどいたが、都市化により2000年で14%2007年で10%程度に減っている。現在食糧自給率を高める政策を実施中。

工業では亜麻布やトラックトラクター。資としては泥炭が豊富で工業を支えている。原油も出て(企業が独占)必要量の3割をまかなう。また、電ロシアウクライナからの輸入に大きく依存

もともと自の資が乏しかったために、製造業が発展。原料、販売を共にソ連の他構成に頼りきった経済を構築したため、ソ連が解体・独立後に経済が崩壊。そんな時にロシアとの統合を掲げた「ヨーロッパ最後の独裁者」と名高い現大統領当選ロシア依存する経済が功を奏し順調に経済回復したのだが、社会主義的、独裁体制を取るため欧から批判・制裁を受けており、社会から孤立している。

2008年からの危機では、閉鎖的な経済のため、あまり劇的なが見られなかった。2009年にはベラルーシ側がロシアとの関係が悪化した事を理由にEUに歩み寄りを見せた(銭的な意味で)。それに対してロシアが反発し、関係が極端に悪化。そのうえEU側からも援助を拒否されて現在身動きが取れない状況だ。どこにも頼る事ができないため、経済崩壊が懸念されていた。最近は中国と関係を深めている。現在、物の値段をが決める事を止めたりして、経済発展に頑っている。それを見たEU側が多少態度を軟化させたようだ。

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