ベルカ式作画単語

ベルカシキサクガ

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ベルカ式作画とは、『魔法少女リリカルなのは』および『A'sTV放映版において生じた特殊な作画のこと。

概要

特に『A's』の第7話と第12話Bパートにおける作画す。非常に大胆な構図とパース、そしてダイナミックな動きで戦闘シーンの描写には定評があるが、半面キャラクターデザインに忠実でなくデッサンの狂いも多い、作画監督である斉藤良成の個性が全面に出た作画となっている。同じ斉藤作監回である第1期の第5話を含むこともある。

A's』第7話の放映後、とある個人サイトweb漫画で「あれ(7話の作画)はベルカ式だ」「戦闘シーンに特化した物騒な作画だ」というネタが投下され、物語クライマックスである第12話のいわゆるフルボッコシーンで再びこの作画が出現したため一気にこの名称が広まった。

なお「ベルカ式」というのは本編中に登場する魔法体系の名称で、前述のネタ本編中でられた「戦闘に特化した物騒な魔法体系だ」という台詞のもじりである。この名称が広まったのも、通常場面では作画違和感が顕著だが戦闘シーンは格好いい、という7話の作画の印と「ベルカ式」の名称がマッチしていたこともある。

この作画を「作画崩壊」に含めるかどうかは意見が分かれ、何でもないシーンでの極端な演出(唐突なレンズ視点など)が浮いていることや、そもそも人体のデッサンが崩壊していることを批判するがある一方で、戦闘シーンの迫や個性的な画面作りを高く評価する層も一定数存在している。なお、『A'sDVD版では7話、12話ともベルカ式作画は全面的に修正が入り、一般的なファン層からは概ね歓迎される一方で、「作画監督の個性を出すことも許されないのか」というもあった。

この件のがあったのかどうかは定かでないが、斉藤は『StrikerS』には参加していない。そのため、『StrikerS』での作画の狂いは「近代ベルカ式作画」として区別される傾向にある。こちらは本家ベルカ式作画にして戦闘シーンの迫も失われたためほとんど評価はされないが、ただ一点、第8話のいわゆる「少し、頭冷やそうか…」の場面に関してのみは、DVD版で作画修正がかけられたことに不満のが上がった。

なお、CS地上波において『A's』の再放送が行われる場合、DVD版の作画修正後の映像が使用されるため、ベルカ式作画を再びにすることはわないようである。

関連動画

なのはの本編映像動画はほとんど残ってないしここに上げると消される可性があるんだ、すまない。

google先生いてみれば静止画での較が見られると思うが、ベルカ式作画の最大の魅は動きにこそあるので、もし運良く生き残っている動画があれば是非そので確認していただきたいところ。

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余談

特定スタッフの個性が極端に表れたことで、批判を浴びたり賛否両論を巻き起こす事例はときたま起こり、近年では『創聖のアクエリオン』第19話(うつのみや理)や『天元突破グレンラガン』第4話(小林治)などの例がある。ただしアクエリオングレンラガンの件はあくまで演出の一環であるため、単に作画監督の個性によるものであるベルカ式作画とは少々性質の異なるものである。

また『ノエイン』のような、むしろ作画監督の特徴を全面に出し、「ほぼ毎回作画が違う」(にも明らかなほど全キャラが別人と化している回もあった)ことを作品の個性にしてしまった例も存在している。

いずれにしても、映像作品であるアニメにおいて、「違和感のある作画」は直感的に批判しやすい要素であるため、ネット上の評価はしばしば「作画」について必要以上に過敏になりがちであることは留意しなければならない。

なお、「ベルカ式」が付くタグは他にもいくつかあるが、「ベルカ式国防術」だけは本タグ及び「リリカルなのはシリーズとはまったく関係ない(「ACE COMBAT 5」「ACE COMBAT ZERO」に出てくる架空の国及びそのが行った暴挙が由来)。

超古代ベルカ式作画

萌え要素皆無となり、さらに魔法ではなく単に身体で戦うような動画における作画す言葉。要するにエキプロリリカルなのはキャラクターを登場させたものであり、北米版リリカルなのは専用用となる。

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最終更新:2024/03/29(金) 02:00

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