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ペニーワイズ単語

ペニーワイズ

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ペニーワイズとは、スティーヴン・キングホラー小説IT』及びそれを原作とした映画に登場するの存在である。決して変な作品を布教するおじさんではない。

物語の結末等、重大なネタバレには触れませんがキャラクターの性質上、編集者基準の軽微なネタバレが記事内に含まれますのでご注意下さい。
※登場作品についての解説は「IT(映画)」の記事を参照して下さい。
初版制作者は1990年映画版を基に執筆をしております。原作小説との相違点や世界観を共有するスティーヴン・キングの他作品との関連について、どなたか執筆をお願いいたします。

概要

Hi, Georgie.

Oh! Well, I'm Pennywise, the dancing clown.

中世界のアメリカ合衆国メイン州デリーの町に古来より27~30年周期で現れる殺人ピエロとされている。

相手が恐怖と感じる物の姿に変化し、その常的なを持って町に住む人々を恐怖に陥れた。
作中では児童をターゲットとした連続殺人鬼のような猟奇的な行動が確認されている。く「怖がるヤツほど、味がいい」らしい。想像が豊かで思期の子供達はペニーワイズの常的なに影されやすいからなのだろうか?

1960年少年時代主人公達(負け犬クラブ/ラッキー7)をターゲットとして様々な嫌がらせを仕掛け、映画前半のラストは彼らとの対決で幕を閉める。
映画後半では30年後(1990年)に活動周期のため、復活を果たした。打倒ペニーワイズのために町へ再集結した主人公達を町から追い返すため、あらゆる嫌がらせを仕掛ける。

性格は見た通り非常にひょうきん。子供達と話す時も道化師らしく凝った演出や言動を行うが、当然これは子供達を油断させるもしくは恐怖に陥れるための物である。

後述する通り没の存在であるが、排水溝や地下といった場所を拠点にしている可性が高いとされ、作中でも主人公達はそこを攻める事となる。

キービジュアルとなっているサボサのい鼻といった不気味ピエロの姿は、あくまで作中の登場人物達がこのIT(ヤツ)」という存在を認知する際の一つの姿でしかない。
が、作中ではこの踊れるピエロのペニーワイズ(Pennywise the Dancing Clown)という形で登場する事がほとんどで、作中の登場人物にも作品を見ている々のような人間にも強インパクトトラウマを残した。少なからぬ人々が抱え持つ「道化恐怖症(コルロフォビア)」に繋がる一因として非常に有名。

具体的にいつ頃から町に現れるようになったかは定かではないが、少なくとも18世紀頃の町の写真をまとめた文献に「Pennywise the Clown」という題名で子供達へジャグリングを披露しているピエロイラストが掲載されていた事が判明しており、この頃からペニーワイズとして活動をしていたのではないかと思われる。

そして作中でわかっているだけでも町では「1900年に給近くで約300人の移民突然姿を消す」「1930年製鉄所で原因不明爆発事故が起き多数の死者が出る」「1957-1960年にかけて児童の連続失踪もしくは殺事件が立て続けに起きている」などの事が一定周期で起きており、いずれもペニーワイズの仕業だと示唆がされた。

こういった観点から主人公達がペニーワイズ=ITという存在の起や正体などを追いめていくのも物語の特徴の一つである。
ちなみに道化師、即ちクラウンの発祥となったのは18世紀のイギリスとされており、時期も一致する。

キャラクター自体のモデルは明確にはなっていないが、実在猟奇殺人犯である「キラークラウン」ことジョン・ウェイン・ゲイシーなのではないかという一説も。

誕生秘話

IT』のインスピレーションを最初にキングが感じたのは、コロラドに在住していた1978年だという。
の故障をきっかけに徒歩で帰宅する途中、木のに差し掛かったキングは不意に「三びきのやぎのがらがらどん(The Three Billy Goats Gruff」を想起した。

「三びきのやぎのがらがらどん」はノルウェーの童話で、小・中・大のヤギがエサを探しに山に向かう途中、の下に住む怪物・トロールに食われそうになる。だが小・中のヤギは「後からもっと大きなヤギが来るよ」と言って見逃してもらい、最後にやって来た大きなヤギトロールを退治し、三匹って山へ向かうというもの。

自分が今歩いているの下から恐ろしい怪物が出てくるさまを夢想したキングは、そこから大人(=大きな山羊)と子供(=小さな山羊)の物語について着想を得た。そうして「子供から大人へとなる過渡期に登場する怪物」を膨らませた結果誕生したのが、『IT(ヤツ)』ことペニーワイズなのである。

参照:スティーブン・キング公式サイトexit

キャスト

1990年映画版

2017年映画版

能力

的は不明だが、子供を精的に追い詰めた上で殺人を行う事がほとんどのため、精的な作用の強い常的な物が多い。
によって発現した事現実に起こっている物なのか、それとも対となった人間達(ターゲット)視点の幻覚でしかないのかはハッキリしていない。作中の描写を見るにターゲット子供でも大人でも一応の行使は可のようだ。

の幅は非常に広いが、以下に要な物をカテゴライズして列挙する。

透明性

ペニーワイズ自身やそれによって起こされる後述の超常現象は、ターゲットとした人間にしか認識する事ができない。

例えばペニーワイズが共の場で血みどろドクドクのドッキリを仕掛けたとしても、ターゲットとなった人間外の人達はペニーワイズ自身の姿を含め、それらに気づかずに何事もなかったかのように生活をしている。
立て続けに堂々と児童を殺しているにも関わらず、警察や住人に見つからないのもこのが一因かと思われる。

作中ではターゲットとなった子供達にしか見えていないが、例外として一度ペニーワイズを見た主人公達が大人に成長後、町に戻って来た時にはその姿を捉える事ができた。実のところペニーワイズ自身が精的に追い詰めやすい(もしくは追い詰める必要がある)相手を選んで可視化させているだけの可性は摘されている。

変身

ターゲットとなった人間に合わせて(自身のサイズ含め)姿を変える事ができる。

そもそもお染みのピエロ自体が不定形の存在とされる「IT」の変身後の姿である。
また精的に追い詰めるために相手が恐れていたり嫌悪感を示す物に姿を変える事もある。例として作中では主人公の一人であるビルの前で自分が手にかけたジョージー(ビルの)の姿になり、ビルのトラウマを掘り起こさせようとした。故人の生首(※もちろん喋る)となって主人公達を追い詰めるシーンもかなりのトラウマ物である。

なお「IT」を複数のターゲットが同時ににした場合、それぞれ違う姿が見えているという描写があるため、あくまで精的に干渉しているだけの可性が高そうだ。

幻覚

ターゲット人間に強な幻覚を見せる事ができる。ペニーワイズがターゲットを追い詰めるために使う常套手段。

わりと何でもできるらしく、入りの風船を大量に出現させたり、グロテスクな見たの胎児で生きている玉を食卓に出現させたり、ターゲットが読んでいる本を『ハリー・ポッターシリーズ』みたいな動画にしたり…。

しかもこの幻覚は嗅覚や触覚といった五感にも及ぶので、上述した透明性との合わせ技はターゲットにとってかなりヤバい代物である。他の人に事情を話しても理解されないため、孤独感を煽る形となる。

瞬間移動

…というより没で条件付きの全知全

少なくともデリーの町の中ならどこでも時に現れる事ができるし、ターゲットがそれまでに行ってきた事も把握しているようだ。

大人になった主人公達がで町に入った後すぐに姿を現しているので、その検知率は中々の物。少なくとも町にいる間はペニーワイズの観測下にあるといっていいだろう。

マインドコントロール

ターゲットの行動を操って制御下に置いたり、心理的な影を与える事ができる。

作中で確認できたのは、を発させそれを見たターゲット洗脳し思いのまま動かす等だろうか。主人公の一人であるビルの妻がこれで魂を抜かれたような被害に遭ったり、少年時代主人公達をいじめていたヘンリー(収監中)はペニーワイズからテレパシーという形で復讐の暗示をかけられ脱獄を果たした。

また、町に住む住人達が一連の事件を外に持ち出さないよう意識的な行動を取ったり、一度町を出た主人公達が小さい頃に体験したペニーワイズに関する事を忘却しているのも、このの影の可性が高い。

テレキネシス

物体に触れずとも物を動かしたり操作する事ができる。

具体的には浴室のシャワーヘッドを自在に動かしたり、ドアロックしたり、電気系統を操作したり。もちろんターゲットを恐怖に陥れるためである。

ひょっとしたらこれもターゲットが見ている幻覚の一種かもしれないが、ハッキリしない。

回復力

ダメージを負ってもすぐに傷が治癒する。

そもそも体的な存在なのか、精的な存在なのか曖昧な存在のため、ダメージを与えたとしてもそれはペニーワイズがターゲットに見せている幻覚の可性もある。あるいはターゲットがそう思い込んでいるだけなのかもしれない。

超握力

ジョージーを沼に引きずり込み誑かし、彼の腕を掴んで引きちぎった。

弱点

ハチャメチャなを持ち到底敵うとは思えないペニーワイズだが、作中の描写を見るに本体の体的な強さはかなりターゲットの精依存するらしく、主人公達のグループはそのや精的な強さを持って町に巣食うこの怪物へ立ち向かう事となる。

上述した幻覚なども「これは現実ではない」と強い信念を持つ事で消え、同じく信念を持って物理的な攻撃を与える事で少なくともその周期は活動ができなくなってしまうような描写が見られる。

事実少年時代主人公達を一方的にいたぶっていたペニーワイズだが、大人になり精的にも成長した彼らが町に来た時は必死に追い返そうとしていた。

元々人の精的な弱さにつけ込む怪物として描かれているが故だろうか…。

niconicoでは

当初は同じピエロ姿の有名キャラを題材にしたドナルドMADで、ドナルドホラーな側面や猟奇性をネタにするために不意打ちで使われる事が多かった。連続殺人鬼悪魔と一緒にされるんだからとんだ風評被害である。
稀に排水溝から出てくるピエロインパクトのある映像を本当にドナルドと勘違いする人も見受けられた。(要出典)

しかし2018年にかけて「ペニーワイズがオススメするシリーズ」と称した、よくわからない変な作品などをペニーワイズが主人公の一人であるビルのジョージーに布教する嘘字幕動画が急速的に流行り始める。これにより、本来恐怖の対とされるペニーワイズは日本ではすっかりオモシロおじさんと化してしまった。はい、調子いい?
ある意味ではペニーワイズ自身も先述したドナルドと同じように風評被害を受ける事となった。これで恐怖を糧にしているペニーワイズに々が遭遇しても安心。まぁピエロ以外の相手が恐怖する姿になればいいんだけど。

なおブームの火付け役となった動画は「メタルマンの人」こと「知的風ハット」氏によって2017年12月ニコニコ動画投稿されたこちらの動画

これとは別に、「こっぴー」氏によってTwitter2017年11月投稿された以下の動画が確認できる最初のペニーワイズ風評被害動画らしい。

ニコニコ動画にも、こっぴー氏本人によって、この動画を含む総集編動画投稿されている。

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最終更新:2019/07/24(水) 05:00

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