ペルソナ(persona)とはラテン語で「仮面;登場人物;人(格);(文法上の)人」という意味。以下はその派生。
プロソポン(πρόσωπον; プロソーポン = πρός (~に向かって) + ὤψ (眼) + -ον(中性名詞語尾))とは、古典ギリシア語で「顔、正面、仮面、登場人物、外見、人格」を意味した。また、キリスト教神学において、三位一体論の神の「位格」を意味する言葉でもあった(なお現在では「位格」を意味する言葉としてプロソポンを使うことは少なく、「基礎; 沈殿物」を意味するヒュポスタシス(ὑπόστασις = ὑπό (~の下に) + στάσις (屹立しているもの、立ち位置、状態; 徒党; 派閥; 法令))を使うことが多い)。
それがラテン語に訳されたときにペルソナ(persōna; ペルソーナ)という訳語が当てられた。しかしながらペルソナの語源はローマ帝国時代には既に忘れ去られており(当時の著述家により「響かせる、楽器を鳴らす、反響させる、大声で叫ぶ」という意味の動詞ペルソナーレ(personāre = per (~を通して) + sonus (音、スピーチ) + -āre (第一曲用動詞語尾))が示唆されているが、残念ながら o の長短が合わない)、恐らく同様の意味を持つエトルリア語のペルス(phersu)に由来する可能性が高い。
ユングによれば、心の衣装のようなものであり、内的側面がその衣装を着る形になる。内的側面は男性の場合アニマ、女性の場合アニムスを持つとされる。男性の場合、衣装は一般に男らしいものになる。しかし、アニマは女性的な面を持つ。この逆がアニムスになる。(だから男性のものなのに「アニマ」と女性形を取る。)
掲示板
73 ななしのよっしん
2021/01/31(日) 04:48:16 ID: E6g4N20+Ok
ペルソナはアルカナに対応してるのを考えたら
そのアルカナのイメージが悪魔や天使、人物になったのでは?
一応ペルソナは異世界でしか具現化できないからスキルもその時だけ
後付け替え云々はメタ的に言えば主人公の特別感を出すため?
…まぁあまり難しく考えるとゲームできなくなるぞ
74 ななしのよっしん
2021/06/22(火) 19:15:57 ID: ULxZAyh2Pw
>>69
特権を利用して駐在先の慣習や法律を無視する外交官なんかが「貴様にその仮面を付ける資格はない」的な意味で言い渡される事例がわりと身近な所で起きてたりするのよな。堂々と駐禁エリアに車停めるとか
75 ななしのよっしん
2023/01/04(水) 12:37:53 ID: HXRMMIu7OV
72>>
神話上の神様をモチーフにしたイメージとかが現れるのはユング心理学の集合的無意識に基づいてるよ。
集合的無意識は精神が繋がっている心の海というものがあって、そこには神話に出てくる神様だったり、悪魔や架空の人物、異形の生物だったり様々なイメージが人間の無意識の中にあったりする。それらのイメージを得て精神世界により近い場所で具現化させた存在がペルソナとして現れる感じかな。確かP5の作中にも集合的無意識について説明があったと思う。
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最終更新:2023/10/02(月) 11:00
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