ペンデュラム

ペンデュラム（pendulum）とは、英語で主に「振り子」を、そしてそれに類する「吊り下げられたもの」全般を意味する言葉である。

語源を辿ると吊り下げることを意味するラテン語にあり、「ペンダント」（pendant）とも源を同じくする。

その他、派生して以下のものを表す。

1. スペイン異端審問で使用されたと語られる拷問・処刑器具。下が鋭い刃になっている大型の振り子で、対象者の体はその下に横たえられて拘束される。そして振り子は揺らされながら徐々に対象者に近づいていく。このような拷問・処刑器具が実際に使用されていたかについては疑問視する声もあるという。
2. 日本では、ダウジングの一種に使用される振り子を「ペンデュラム」と呼称することがある。
3. アメリカ合衆国で制作され1969年に公開された映画「Pendulum」。ただし日本で1970年に公開されたときの邦題は「ペンダラム」だった。
4. 1994年にオーストラリアで結成された音楽バンド「Pendulum」。後述のものと紛らわしいので注意。
5. 「たつねこ」による日本の漫画作品「ペンデュラム」。1999年から2004年にかけて、漫画雑誌「月刊Ｇファンタジー」に連載された。
6. 2002年にオーストラリアで結成された音楽バンド「Pendulum」。前述のものと紛らわしいので注意。
7. トレーディングカードゲーム「遊戯王OCG」の用語の一つ。詳細は「ペンデュラム召喚」の記事を参照。

関連項目

• ペンデュラム召喚
• ペンダント
• ナズーリン