歩母壷呂利(ホモコロリ)とは、古代朝鮮半島で用いられた薬のことである。
ホモコロリの歴史は古く、高句麗の高都(こうと)出身で密偵であった李 田所(イ・ジョンス)が
男色家としてその名が知られていた北魏の兵士遠 野(ユアン・チャウ)の暗殺を指示された時、李はまず彼の上官に変装し「空が澄み渡っていて綺麗だから、一緒に雲を見ないか」と兵舎の屋上に誘い出した
そして遠をしばらく真夏の日光に当てた後「喉が渇いただろう、よく冷えた茶があるから飲むといい」と薬を混入した茶を飲ませ、遠が昏睡・失神したところを股間に隠し持っていた小刀で刺し殺し見事任務を遂行した、という文献が残っている。
その時に用いられたのが歩母壷呂利だと言われており。
特殊な毒草と薬草を絶妙な加減で配合したこの薬は現在で言う麻酔薬のようなもので
薄味無臭であり、摂取すると脳幹網様体と大脳皮質に作用し状況によって差はあるが数十秒~数分で対象の意識を失わせるというすさまじく強力な薬だった。
歩=効きが早く、飲んだ人間はまともに歩くことが出来ずに倒れる
母=脳に直接作用するため、母の腕に抱かれるように安らかに眠る
壷呂=水に溶けやすく、小さな壺に入ったこの薬を呂(当時使われていた大きめの四角い洗い桶)に入れるだけで水全体が薬になるという経済性(勿論、これは噂が広まる段階である程度の尾ヒレがついたものと思われる)
利=飲み物、食べ物に仕込んでも味が殆ど変わらず、相手に悟られず便利である
という特徴から「歩母壷呂利(ほもころり)」と言われ、古代朝鮮半島に留まらす中国、日本にも渡り数多くの政治的暗殺に用いられ、当時の権力者はこの薬を恐ていたという。
その後、幾多の戦乱の中で製造法の書かれた紙が焼失し現在は製造が不可能とされているが、密かにホモコロリの製造法が裏の世界で伝えられており、今でも歩母壷呂利を調合、製造することができる者がいるという話もある。
いずれにせよ、古代朝鮮半島において現代医学にも匹敵する製薬技術と医療知識があった事は驚きである。
民明書房刊「起教(りっきょう)大学秋吉教授 真夏の夜の薬物・毒物講座記録」より抜粋
野獣先輩(後輩である遠野に対してアイスティーに仕込む形で使用、「昏睡レ○プ!」のタイトル通り昏睡させた)
野獣保健医(ホモコロリを飲ませた後マッサージで血行促進を促し薬の効きを早くしようとしたが、中々眠らなかった)
SNJ(ホテルマン編で使用、カッコいい演出と共におもみももに仕込むが、ごく少量であったために効果が表れるまで時間がかかった)
虐待おじさん(味が変わりにくいコーヒーに仕込むと言うプロの技を披露、大量に入れていたようだが効果は薄かった)
平野源五郎(緊縛の舘にやってきた2人を相手に使用、噛み噛みのトークで薬の効く時間を稼ぐ策士の鑑っぷりを見せた)
マスクド永谷園(おじさんと同様コーヒーに仕込むが、缶コーヒーであったため飲みかけを他人に進める羽目になるという失策を犯した)
野獣兄(酒に錠剤を入れるという驚愕の行動に出る、薬が強力だったのと酒と一緒に飲んだ事が幸いしたのか直ぐに効果はあらわれた)
関西クレーマー(この記事を作るきっかけになった張本人、中野君にお茶と偽り高濃度のホモコロリを飲ませる事で数秒で昏倒させる姿は圧巻であった)
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最終更新:2024/10/12(土) 15:00
最終更新:2024/10/12(土) 14:00
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