『ホモドルフィン』とは、株式会社拓屋提供で製作された特撮番組シリーズ、もしくはそれに登場する戦闘機のことである。
昭和114年5月14日よりTDN系列にて放送された特撮番組『空の奪還者ホモドルフィン』を元祖とする特撮シリーズ。いわゆる巨大ヒーローや変身ヒーローは登場せず、ジェット戦闘機「ホモドルフィン3000」とそれを操るサーフ系パイロット拓也の活躍を描くという異色の特撮作品。
製作には「特撮の神様」と呼ばれたTBRY英二が携わっており、飛行機乗りを目指していた彼が抱く空への憧れがふんだんに盛り込まれた作品となった。英国のTDBDに影響を受けたとも言われるそのコンセプトは後のMITYJKに受け継がれないとも関係ないとも言われている。また、メインライターを務めた藍沢柚葉の「世の中の物事に興味を持つきっかけになってほしい」という願いを反映し、単なるエンターテイメントに留まらずホモガキに対する教育番組としての一面も備えている。中には大人をも唸らせる社会派エピソード、現代社会への問題提起を訴えたエピソードもあり、そのテーマ性は現代においても衰えていない。
また、メカニックや怪獣のデザインは今も高く評価されている一方、試行錯誤を繰り返しながら制作されていた為、時期によってメカニックのデザインが異なっている。特に怪獣に関してはカットごとに全く違うデザインで登場する事もあり、ファンの間でもデザインごとの人気が割れている為、立体化の際にはホビー会社泣かせの作品とも言われている。
放送中の人気は凄まじく、最高視聴率は93.15%、関連商品売上は3000億円を記録している。
人類の核実験や環境破壊が南極の氷山に眠っていた狂人鳥類ケツピン軍を決起させた。
ケツピン軍の爆撃で東京が炎上する中、激エロパイロット「拓也」が操る人類最後の希望「ホモドルフィン3000」が飛び立つ。
次々と現れる怪獣、宇宙人、そして謎の淫棒団の攻撃に対し、拓也はシャワーを浴びる暇も無く敢然と戦いを挑んでいくのであった。
イルカの頭部を模した機首が特徴的な褐色のジェット戦闘機。コックピット下部には拓也県最強の生物ホモイルカの脳幹が組み込まれており、機体そのものが意志を持つサイボーグ戦闘機でもある。
飛行速度はマッハ9.315を超え、急加減速やバレルロールといった高度な戦闘機動も可能。
主な武装は機首から照射する「キメションレーザー」と機体下部から発射する大型ミサイル「ウンコブチコム砲」。番組後半では高速回転しながら敵の体内に突っ込む秘技「流星ナイフ」も使用している。
昭和版とリメイク版でホモイルカのサイボーグ化の経緯が異なり、昭和版では事故により体を損傷したホモイルカの命を救うために、ジムケ―ベースの科学力で機械のガタイを与えるべく脳のみ移植するという方法を取っている。
一方のリメイク版では、全身の細胞が細胞分裂するたびにクリスタル化していく奇病に罹ったホモイルカの身体そのものを戦闘機の素体として流用するという大胆なアレンジが行われ、クリスタル化の進行とともに機体のフォルムが変化していくことで、昭和版以来の「シーン毎に機体のデザインがバラバラ」という視聴者からのツッコミどころに対して設定的な理由付けがなされた。
山中に秘匿されたどう見てもガバガバでバレバレなホモドルフィン3000の秘密基地。発進の際は人面岩が大きく口を広げ、そこからホモドルフィン3000が発進する。
出撃シークエンスで流れる印象的なBGM「ホモドルフィンのマーチ」はファンの間で「ガバガバ」「ズコズコズルズル」として親しまれている。
本作初の敵勢力である南極から現れたペンギン軍団。ペンギンを模した戦闘機「オイワサンボン」を主戦力とするほか、生物兵器として大怪獣「母ウニラ」「トドラ」を操る。
追い詰められたケツピン軍がウニの一刺しとして繰り出した本作初の大怪獣。通称:刺し飛ばし怪獣。
港湾地帯でホモドルフィン3000と死闘を繰り広げた。リメイク版(後述)にも登場している。
ホモドルフィンの前に立ちはだかる第二の敵勢力。歪みねぇ肉体を持つ白人Colt's Man集団であり、だらしねぇ日本人を粛正すべく生物兵器「デビルレイクバーマ」を出撃させた。そのガタイを駆使したレスリング攻撃には拓也も苦戦を強いられ、下半身の貧弱さを露呈する結果となったのは仕方ないね。
新日暮里帝国が生物兵器として操る半漁人大怪獣。バリ島基地を破壊し火の海に変えた。
デザインによっては額から熱線を発射する。リメイク版にも登場した。
未知の物質ガンギマリウムを浴びた事で青い巨人と化してしまった男。
ヒステリックに忘れ回り、拓也の「人間らしい心はもうなくなっちまったのかよ!!」という叫びにも応えることは無かった。KEN、どうにかしろ。
ドジョウと人間の遺伝子を合成し、総理大臣に成り得る天才児を生み出す計画で生まれた悲しき天才ドジョウ人間。しかも合成時に使われた遺伝子は、3000円で売られた拓也の精液だった。彼が造られた調教センターは現代の日本の縮図そのものであり、「人間として死なせてくれ!」と訴える彼に対して拓也も反論する言葉を持たなかった。
ある日、異常成長して下水道から湧き出した人間の遺伝子を持つドジョウの群れ。どう見てもウナギかナマズに見える。空を飛んで人々を襲撃し、町を焼き尽くした末に集結して大怪獣へと姿を変える。川辺でホモドルフィン3000と対決したが、海辺に誘い出されて塩水に侵された激痛で死滅した。
教祖島田部長の下で世界征服を企む秘密結社。思想矯正施設「ぷもも園」に自らに賛同するエリートたちを集め、彼らを「妊娠」したうえで産み直す事で怪人へと改造する力を持つ。
島一教会に賛同し、産み直された改造人間。生身の拓也を圧倒するが、当時のスポ根ブームに便乗したジープ特訓の末に生み出された新テク「水没落とし」に敗れる。
当初は中年肥満男性型の大怪獣「ガバ穴ダディー」として登場したが、三木谷の仇を取るべく彼の弟としてメカニックなコブラ形態に産み直された。
本作最後の敵勢力であり拓也県壊滅を目論む宇宙人。
人面岩基地を奇襲して全滅させたうえ、拓也県の都市を73%以上破壊した。
ウンエイ星人が出撃させた最終兵器。機体下部から放つ削除光線によって淫夢動画をユーザー諸共消滅させていった。思えば、テレビチャンとは奇襲用の円盤生物だったのではないかと思う。 レーダーに反応があってからわずか15秒後くらいには人面岩基地に突っ込んで来たのだから。この脅威に対抗すべく、拓也はもう生きて帰れねぇ覚悟をキメることになる。リメイク版にも登場している。
様々な流行に翻弄されながらも高い人気を保っていた本作だったが、スポンサーの株式会社拓屋が食品衛生法違反の容疑で家宅捜査を受けて降板。その影響で本作も放送打ち切りが決定する。
幸い時間的余裕はあった為、急遽制作された最終回「ウンエイ星人侵略壊滅」は無事に放送された。ホモドルフィン3000がテレビチャンに特攻、亜空間に幽閉されるが、ホモイルカの脳が自らを犠牲にして拓也を脱出させるというラストは視聴者の涙を呼び、低下しつつあった視聴率も81.0%を超えた。
しかし、拓屋倒産の煽りで本作のフィルムは差し押さえに遭い、作品そのものは封印作品状態になってしまう。拓屋は後に和議法の下で企業再生手続きを受け、代表取締役社長拓也の死刑執行による社会的責任も果たしたものの、前経営陣の影響が深い本作の復活は絶望的……と思われていた。
本作の権利を買い取ったCOATプロダクションの手でリメイクにあたる『風を切れ!ホモドルフィン』が製作され、2006年4月7日から放送された。
平成の時代に入ったことで特撮シーンにはCGが多用されるようになり、特にホモドルフィン3000関連の映像がフルCGになったことは賛否両論を呼んだものの、事故で乳首を負傷しCGアニメーターに転向したITN一郎監督による空中戦は令和に入った現在でも高い評価を受けている。
また、レギュラーキャラクターは拓也、秘書、マサヒコだけだった原作に対し、本作では終盤のゲストキャラクターだったチクニーザウルスがマスコットキャラとしてレギュラー昇格したのに加え、レオ、センパイ、のべっちといった魅力的な新キャラクターが追加され、当初はテク無しだった拓也が彼らと共に成長していく姿を描いた群像劇的な作風も高い評価を受けている。
ただし、以前から過剰な製作費や放漫経営が囁かれていたCOATプロダクションは本作製作後に経営破綻。パチスロメーカーに自分を売る株式を売却し子会社化するハメになってしまった。
放送当時は様々な玩具が販売されていたが、特に旧PPYから発売されたダイキャスト合金製のホモドルフィン3000と全長15㎝の母ウニラソフビはセットで販売されたこともあり、大ヒット商品となった。現存するものはかなりの高値が付いており、時代が玩具を芸術品に仕立てやげたとも言える。
また、スポンサーの株式会社拓屋からはホモドルフィンキメション、ホモドルフィンチクビカルパスなどといった食品も販売されており、キメションの王冠を集めて応募する事でオリジナルグッズと引き換えられるという企画も人気を博した。
一方、『空の奪還者ホモドルフィン』に関しては先述のフィルム差し押さえの影響もあり、未だ全話収録されたソフトが販売されていない状況にある。1990年代前半に初期、中期の一部エピソード、最終回を収録したVHSが全3巻のベストセレクションとして販売されており、後にDVD、Blu-ray化されているものの、ロストメディア化しているエピソードも多い。しかし、1990年代末に「キメション」と名乗る企業から未発見エピソードの音声が収録されたCDが発売されたほか、COATプロダクションの下でフィルムの捜索が行われており、今後新たなエピソードが発掘される可能性も否定は出来ないだろう。
『ホモドルフィンの歌』(主題歌)
『ホモドルフィンのマーチ』(NG版主題歌、挿入歌)
作詞:Grok(『拓也怪文書』より) 作詞補:宮尾美也 作曲:SunoAI
『Whoosh me Takuya』(オープニングテーマ) 歌:V69
『風を切れ!ホモドルフィン』(挿入歌) 歌:遠谷ヒデノブ
作詞:Grok(『拓也怪文書』より) 作詞補:宮尾美也 作曲:SunoAI
掲示板
179 ななしのよっしん
2026/01/24(土) 17:22:28 ID: 228WNbk9M1
よくホモドルフィンが硬すぎるだろうと突っ込まれるが流星ナイフがその疑問に答えてるの隙が無いよなぁ
製作陣は初代は色々ガバガバだったと自傷しているのに
勢いで出したこの技の存在が無ければウンエイ星人への最後の特攻に説得力が生まれなかったし
逆にウンエイ星人はテレビチャンの装甲を過信し過ぎてたのが致命的な敗因になったってのが良く出来てるな
180 ななしのよっしん
2026/01/24(土) 20:58:26 ID: i/UzrtFS/8
そういえばマサヒコさんのお孫さん、KMNライダーに3人目の中立系ライダーとして出演しましたね...
しかもライダー名はKMNライダーウェーブ/ディープという二つの名前を持つ水に関するライダーでしたし、サーファーのような軽快かつクールな戦い方をするウェーブモードと一切の慈悲なく敵を、徹底的に敵を「沈める」ディープモードの演じ分けもかっこよかった。
ベルトもシンプルながらマークがグリンと回転してウェーブ(∴)からディープ(∵)にフォームチェンジするシーンもかっこよかった(KONAMI)
風切りホモドルフィンの終盤イーロン編で、ちびっこ達が拓也を「ウッスウッス!頑張れ拓也!」と応援していたシーンで出演してた時とは比べ物にならないくらいカッコよく成長しててびびったゾ...
181 ななしのよっしん
2026/01/25(日) 00:50:23 ID: OYcnandXK9
没シーン集で拓也とマネのクロマキー背景の場面あったけど、ああいうの登場人物が息づいている感じして好き
急上昇ワード改
最終更新:2026/01/25(日) 02:00
最終更新:2026/01/25(日) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。