ホログラムとは、立体的に画像を記録したものである。ギリシャ語でホロ(全体)+グラム(記録)と分解される造語。おもに1.2.に大別される。また、主に2.を題材とした楽曲が存在する。
透明な薄膜を白色光が反射・通過する際に起こる干渉縞を応用した技術「ホログラフィ」を用いて作成された画像のこと。照明や見る角度を変えることによって模様や画像を浮かび上がらせる。
原理としては例えばシャボン玉が虹色に見える現象を応用していると考えればよい。シャボン膜は膜の厚さが不規則に変化しているが、ホログラムでは紙の上に乗せた樹脂膜の厚さを画像や模様、文字の形に調整しているのである。薄膜を多層構造にすれば浮かび上がる画像を複数仕込むことができ、立体的な画像を作ることもできる。
特殊な印刷装置を要するため一般人には偽造が難しく、目を引きやすく公的機関が発行したと一目で確認できることから、紙幣やクレジットカード、パスポートなど重要度の高い印刷物に利用されている。また、美しい虹色に輝き印刷物に高級感を与えることができるので、ビックリマンシールやトレーディングカードのレア枠に使用されることも多い。
【スターウォーズ】【スタートレック】をはじめとした、空間中に3次元画像を投影する装置、および投影方法。作品によって画像が不透明だったり半透明だったりする。あくまで映像であるので触れることはできないが、立体画像に触れようとするとキューブ状のノイズになって乱れる場合と単に透過するだけの場合がある模様。ただしスタートレックでは状況に応じて物質に干渉して物を持ち上げたりできるらしい。
単純に迫力や臨場感を与える効果のほか、記録した3D映像を肉眼で見た角度と別の角度から眺めて死角に隠れていた重要な情報を得るといったストーリー上のギミックとして使用されることもある。
ホログラム映像を意識した映像表現をホログラフィックと言ったりする。また、この世界は二次元の情報を投影したホログラムであるとする「ホログラフィック宇宙論」なるものが存在するらしい。我々はすでに二次元の住人であった可能性が…?
トレーディングカードゲームや、キャラクターやアイテムを収集するのを目的とするゲームの場合、当たる確率が非常に低い、いわゆる最高レアのカードの背景にホログラム加工がされている場合がある。
例えば『遊戯王OCG』では6段階あるレア度のうち、最上級のものはホログラフィックレアと呼ばれ、ホログラム加工が施されている。また、『艦隊これくしょん~艦これ~』では、6段階あるレア度のうち、1番目と2番目がSホロ、ホロと呼ばれている。もちろん、ホロとはホログラムの略である。
超レア=ホログラムという扱いがされているカードゲームやゲームは他にも多い。
この項目は独自研究を元に書かれています。 信じる信じないはあなた次第です。 |
では、このホログラム付=レアカードと言うお約束はいつから始まったのだろうか。
70年代80年代生まれの人たちは、「ビックリマンチョコ」というお菓子を覚えているだろうか。2019年現在でも時折コラボ企画などで復刻する事もあるこのお菓子は当時の子供たちに大人気だった。その理由がチョコのおまけについてきたビックリマンシールである。
ビックリマンシールの中でも特に人気のある「悪魔VS天使」シリーズのシールには一枚につき一人のキャラクターが掲載されていたが、その中でもいわゆる「当たり」キャラであるヘッドと呼ばれる設定上重要なキャラクターのシールは、特殊な加工がされていたこともあり特に人気だった。そして、第6弾の「悪魔VS天使」第6弾のヘッドとして登場した「ブラックゼウス」というキャラクターのシールにおいて、ホログラム技術が導入されたのである。
本来クレジットカードのセキュリティなどに使われている技術を子供用のシールに導入するのはこのブラックゼウスのシールが初めてと思われる。
そしてこのあともレアキャラクターのシールにはホログラムが使われることは続けられていき、そこから転じて超レア=ホロという認識が広まったのではないだろうか。
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最終更新:2024/10/16(水) 10:00
最終更新:2024/10/16(水) 09:00
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