ホンダ・オルティアとは、本田技研工業が1996年から2002年まで生産していた中型ステーションワゴンである。
EK系シビックフェリオのプラットフォームを200mm延長し、荷室スペースが確保された。
販売開始当初はチャネルによって若干仕様が違うモデルが用意されており、プリモ店販売用モデルが「オルティアP」、ベルノ店販売用モデルが「オルティアV」という名称だった。この2モデルの違いはリアテールランプのウィンカー色(Pがクリア、Vがアンバー)、フォグランプ形状(Pが異型、Vが丸型)、フロントバンパー形状(Pが横一文字の形状だったのに対し、Vが3分割になっている)など。
エンジンは1800cc/2000ccを設定、EK型シビックファミリーの中でも一番大きな排気量を持つエンジンが設定されていた。このことから、当時のライバルはカローラツーリングワゴン、ウィングロード、カルタスクレセントワゴンなどの小型ステーションワゴンではなく、カルディナ、アベニール、カペラワゴン、レガシィツーリングワゴン等の中型ステーションワゴンであったと思われる。(もしくはスプリンターカリブを強くライバル視していたと思われる)
グレードは「2.0GX-S」(4WDのみ)/「2.0GX」(2WD、4WD)/「1.8GX」(2WDのみ)が設定されていた。
なかでも「2.0GX-S」は当時の流行でもあったRV風に仕立てられており、ツートンボディカラーやグリルガードバーなどが装備されていた。
1997年には早くも販売店別モデルが廃止され、単に「オルティア」と呼ばれるようになった(外装はオルティアVに準拠したデザイン)
1998年には一部改良を実施、エアロモデルである「2.0GXエアロ」が追加された。
1999年にはマイナーチェンジを実施、前期モデルに比べて若干丸みを帯びたデザインとなった。
EK系シビック生産終了後もしばらくの間販売されていたが、2002年には生産を終了した。
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最終更新:2024/04/25(木) 17:00
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