ホンダ・CR-Xとは、本田技研工業が1983年から1997年まで生産していたスポーツカーである。
バラード/シビックをベースとするスポーツカー。
3世代市場に送り出されたが、すべてで車名が違っていた。
1997年に生産を終了し「CR-X」の名称は消滅したが、2010年2月には初代/2代目のコンセプトを受け継いだハイブリッドカーの「CR-Z」が発売されている。
1983年発売。
ボディタイプは3ドアリフトバックだった。
エンジンは1300cc/1500ccの2種類が設定されていた。
1984年には一部改良を実施。
エンジンに1600ccを追加、グレードに「Si」が追加された。
1985年にはマイナーチェンジを実施。
セミリトラクタブルヘッドライトから固定式の異型ヘッドライトに変更された。
1987年発売。
バラードの販売終了に伴い、車名が単にCR-Xとなった。
当時の流行からか愛称は「サイバーCR-X」であった。
このモデルの特徴的な装備として、ガラスルーフの「グラストップ」がある。サンシェードはあったらしいが夏が地獄だっただろう。
エンジンは1500cc/1600ccの2種類を設定。
1989年にはマイナーチェンジを実施。
エンジンにB16A(1600cc VTEC)を追加。
1992年発売。
このモデルからボディタイプが3ドアリフトバックから2ドアクーペに変更となっている。
全車種オープンモデルとなることから、ペットネームとしてスペイン語で「太陽の」を意味する「デルソル」が追加された。
グレードは、1500cc SOHC VTECエンジン搭載の「VXi」、1600cc DOHC VTECエンジン搭載の「SiR」の2種類を設定。
屋根の開閉方式は、手動で取り外すものの他に電動で屋根を格納する「トランストップ」が用意されていた。(発売当初はSiRのみに設定されていたが、翌年にはVXiでも選択できるようになった)
1995年にはマイナーチェンジを実施。
フロントデザインを変更、バンパー内に装着されていたアクセサリーランプが廃止された。
また、1500ccエンジンを廃止、代わりに1600cc SOHC VTECが追加された。
1997年には生産を終了。
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最終更新:2024/03/28(木) 20:00
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