ホークファミリーとは、福岡ソフトバンクホークスのマスコットキャラクターたちである。その名の通り全員が鷹をモチーフとしている。
南海ホークスが身売り・移転して、福岡ダイエーホークスとなった1989年に誕生。当時はホーマーホークら4人で構成されていた。そして福岡ドームに移転した1993年より、ハリーホークを始めとする現在のメンバーへ交代した。
2004年オフに球団がソフトバンクへ売却。通常、球団のリニューアル時にはマスコットも一新されることが多いが(ホッシー→DB.スターマンなど)、彼らは応援歌『いざゆけ若鷹軍団』と共にそのまま「残留」し、現在に至るまで変わらぬ活動を続けている。
とにかく数が多いのが特徴であり、現在活動中だけで8人、後述の選手マスコットを加えれば実に13人にも上る。これほど多くのマスコットを抱えた球団は他に例を見ず、ホークスファンでも覚えるには一苦労。
どうしても覚えられない人は、とりあえずハリー、ハニー、ハーキュリーの3人だけでも覚えておくといいだろう。
2012年からはパペットのようにデフォルメされたホークファミリーがホークスビジョンなどに登場するようになった。もっぱらキモいキモかわいいと評判である。
やたらと叔父甥の関係が多い事や、甥っ子が三兄弟という設定は、ドナルドダックファミリーが元ネタか。
ハニーホーク
ハリーの彼女でホークスのチアリーダー。身長157cm、体重45kg、7月7日生まれ。
ダイエー時代はハリーに一方的に想いを寄せている1ファンに過ぎなかったが、ソフトバンクになってからは正式に彼女になった。年齢はハリーより5つも下の18才。
ホークスのオフィシャルダンスチーム『ハニーズ』は彼女が名前の由来であり、いつもハニーズと一緒に踊っている。
ダイエー時代は水玉模様の服を着ていたが、ソフトバンクになってからはユニフォーム(スカートタイプ)にサンバイザーを着用している。背番号は082(ハニーの語呂合わせ。ハニーズのメンバーも共通)。
ハーキュリーホーク
ハリーのライバル。身長195cm、体重97kg、8月1日生まれ。年齢はハリーと同い年の23才。
ハリーとは大学時代からの仲で、卒業後一緒にホークスに入団。常に対抗心を燃やしているものの、練習嫌いなためなかなか活躍できずにいる。
COOL(ロッテ)やMr.カラスコ(楽天)に相当するちょい悪キャラだが、彼らと同様に根はいいやつ。ソフトバンクになってからは基本的にいつもビジターユニフォームを着用している。背番号は200。
ホンキーホーク
ハリーとホーマーの叔父。身長155cm、体重65kg、9月15日生まれ。年齢は57才で、正確な年齢が判明しているプロ野球マスコットの中では最高齢。
ホークスタウンの市長であり、市民が幸せに暮らせる町づくりに人生をかけている。クラシック音楽が好きだが、妻の御小言だけは苦手。ソフトバンクになってからは、ビジターユニフォームを前で止めずに着ていることが多い。
ホークスタウンの経営が忙しくなったのか、選手マスコットが増えた2013年はほとんど登場しなかった。
ヘレンホーク
ハリーとホーマーの叔母でホンキーの奥さん。身長165cm、体重48kg、9月15日生まれ。球界唯一の熟女キャラで年齢は55才。
ハイスクール時代にホンキーと恋に落ちるが、周囲に反対され駆け落ち。後に結婚を許されたものの結局子供に恵まれなかった、という苦労多き過去を持つ。流行のものが好きなハイカラおばさん。夫とは反対にクラシック音楽が嫌い。実際の服装は公式イラストと大きく異なり、近年ではホームユニフォームを前で結んで着ている。
ホンキー同様2013年はほとんど登場しなかった。
ハリーの甥っ子である三兄弟。勘違いされやすいが三つ子ではなく、2歳ずつ離れている。ズーちゃん(ロッテ)やキー太(阪神)に代表されるちびっ子マスコットの先駆け的存在。
親に関しては、ハリーの兄(あるいは姉)でホーマーの弟(あるいは妹)ということ以外判明していない。
ソフトバンクになってからはユニフォームを着用した姿にリニューアルされたが、帽子などはダイエー時代のカラーリングを踏襲している。選手マスコットが増えた現在では、基本的に土日の試合のみ登場。
ハックホーク
三兄弟の長男。身長120cm、体重28kg、5月5日生まれ。年齢は7才。
ツリ目が特徴。冒険好きなガキ大将だが弟思い。イメージカラーは赤。
リックホーク
三兄弟の次男。身長100cm、体重23kg、5月5日生まれ。年齢は5才。
頭脳派で眼鏡をかけており、敬語口調で話す。鷹なのに高所恐怖症。イメージカラーは青。
ホックホーク
三兄弟の末っ子。身長80cm、体重18kg、5月5日生まれ。年齢は3才。
タレ目が特徴。ファミリー最年少故にやんちゃであどけなく、素直な性格。イメージカラーは緑。
1989年から92年までの4年間、ダイエーホークスが平和台球場を本拠地としていた頃のマスコットキャラクター。ドームへの移転に伴い全員が引退、アメリカへ帰国した。このためハリー達と共演経験はない。
デザインは、ロサンゼルス五輪のマスコット『イーグル・サム』を手がけたことで知られるロバート・ムーアが担当。ハリー達に比べると頭身が低く、全員裸足である。
着ぐるみは羽毛がリアルだったが、現在の視点から見るとお世辞にもいい出来とは言えない。現存しているのかは不明。
ホーマーホーク
平和台時代のメインキャラクター。ハリーの長兄。
ちなみにダイエーホークスのペットマークに描かれていた顔は、ハリーではなくホーマーのものである。ソフトバンクになった現在も、若干色が変化したがそのまま使用されている。
ハーウィーホーク
ホーマーとハピーの息子。グラブを右手にはめている。
ヘーゼルホーク
ホーマーとハピーの娘。ぬいぐるみを持っている。
ホークI世
ハリーたちのご先祖様で、ホークスタウンの創始者。別名・中内功
HAWK歴1795年生まれ。1877年没。1827年、90日におよぶ航海の末新たな大地に辿り着き、ホークスタウンを築いた。福岡ドームには実際に彼の銅像があるが、経年劣化により右手に持っていたレイピアが失われている。
ウッチーくん、マッチくん、チョメちゃん、ポンちゃん、せっつくん
それぞれ内川聖一、松田宣浩、森福允彦、本多雄一、攝津正をモデルにした、ヤフオクドームのちょっとキモいスタジアムキャラ。2012年より順次登場した。
フィールドでのパフォーマンスやファンとのふれあいは勿論のこと、ラッキーセブンでは風船拾いを手伝うなど、けっこうマメに働いている。モデルとなった選手本人に絡むこともあり、着用しているユニフォームもモデルの選手と同じ。モデルの選手が怪我で戦列を離れている時でも一緒に休んだりはしない。
お父さん(白戸次郎)
TVCMでおなじみ、ソフトバンクの犬のお父さん。2009年より「応援隊長」として活動しており、ホークスビジョンの演出やローカルCMに出演している。背番号0103(お父さんの語呂合わせ)。
タカちゃん
南海ホークス時代、ペットマークなどに描かれていた緑色の鷹のキャラクター。
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最終更新:2024/04/24(水) 17:00
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