ボクと魔王とは、2001年にソニーコンピューターエンターテイメントから発売されたPS2のRPGである。
他のRPGから少しずれたような奇妙な世界観と、一見取るに足らない物や人物にさえ周到にしくまれた伏線がプレイした者を魅了し、ヒットこそしなかったものの、未だに世界中で根強いファンを持つ隠れた名作である。
一方でシステム面ではPS2初期の作品であるためか未完成感が否めず、戦闘のテンポはイマイチ、ダンジョンは特定の敵を倒すだけのほぼ作業、シンボルエンカウント方式であるにもかかわらず、避け切れないほど大量のシンボルが発生する、カメラがオブジェクトに引っかかりまくる等の問題点も多い。
何処にでもいる平凡な少年ルカは、ある日ひょんな事から復活した魔王スタンに自分の影を乗っ取られてしまう。スタンの手下にされてしまったルカは、嫌々ながらもしかたなく彼の力を取り戻す旅に同行させられることになる。スタン曰く、今世界には魔王の力を手に入れて魔王の名を語る偽魔王が大量に存在するらしい。そんな彼らを倒して力を奪い返そうというのだ。
事の重大さを全く理解していない家族たちに見送られ、少年と魔王の奇妙な物語が始まった。
序盤から中盤にかけては、個性の強すぎる仲間たちのせいで存在すらおざなりにされがちな可愛そうな主人公である。しかしそんな彼も、中盤の「とある重大なイベント」を境にして、立派に成長していくことになる。
力を失ってしまったため影の姿でしか存在できず、やむなくルカに取り付き力を取り戻す旅に無理矢理連れ出す。
世界征服を企む正真正銘の大魔王だが、性格はお人よしなようで、よくルカの口車に乗せられ、人助けをしてしまう。
スタンと戦った事があるらしいレイピアを得物とする女勇者。数年前にスタンにとある呪いをかけられ、隙を見てスタンを倒すために仲間となる。スタンと彼女は正に犬猿の仲であり、度々小学生レベルの口喧嘩が始まる。
戦闘では、魔法と物理攻撃共に安定しており、頼れるアタッカーである。
この世界ではそれなりに有名らしいお化けを研究する科学者。ルカたちに付いて行けばより多くのお化けを研究できるという理由で仲間になる。
仲間の中で数少ない常識人で、鋭い考査や知的な発言が多い。ただ、どうやら性格はスケベな様で、よくイベントの背景とかでロザリー等にはっ倒されている。
シナリオが評価されているだけあってコメントにネタバレ、伏線バレ、裏話、推理が非常に多いです。
初見でシナリオに沿って見たい方は注意したほうが良いでしょう。
(※サントラはアマゾンなどでは値段が高騰していますが、作曲を担当した「Peak A Soul+」のサイトに行けば、定価で買うことが出来ます。)
掲示板
117 ななしのよっしん
2022/07/04(月) 04:18:34 ID: j4VDZQSGWQ
今思うとたまに来ちゃうって自分のこめんとじゃんか
118 ななしのよっしん
2023/07/31(月) 16:33:51 ID: 5CbOPdHNaB
ボクと魔王、現行機での移植希望の署名活動中です
興味ある人はHP見たり、署名していただけるとありがたいです
各種SNS(Twitterメインだけど、インスタ、Threads、タイッツーも一応ある)もアカウント作ってます
是非他の人にも宣伝して下さい
https://
119 ななしのよっしん
2023/10/07(土) 13:14:04 ID: WcJa49yY8y
ほんと名作だったなあ
PS3以降のソニーハードも全部持ってるからリメイクされるか期待してたけどそんなことはなかった・・・悲しい
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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