ボルティーとは、スズキが製造・販売を行っていたオートバイである。
ボルティー(Volty)とは、スズキが製造販売していたオートバイである。
1994年から2004年にかけて製造・販売されていた。後継車種はST250であり、こちらもロングセラーモデルとなり、現在もST250 Etypeとして製造・販売されている。
ネイキッドタイプのストリート系スタンダードモデルとして、クラシカルなフォルムが特徴的のバイク。エンジンは249cc空冷単気筒4サイクル・SOHC4バルブを搭載し、マローダー250、グラストラッカー/ビッグボーイ(前期型 4バルブモデル)と共通する。これらは兄弟車種にあたる。
ボルティーという名前の語源は馬術用語のVOLTE(ボルト)というをもじりライダーの意思を忠実に伝えることができるバイクを目指したことから命名された。キャッチコピーは、「極上の普通」となっており、決して、峠を攻めに行ったりするバイクではないが、当時のSSブームから隔絶し新しい顧客層を狙っていくバイクであった。メッキ部分が多かったため、雨などで濡れたまま放置しているとすぐ錆びるため錆びやすいボルティーをボロティーと揶揄されることもしばしば。
1994年11月より全国販売された。クラシカルな外観を持ったネイキッドタイプの250ccロードモデルであり、メッキを多用した曲線部分の多い車体デザインは童夢が担当した。当時の250ccモデルの新車価格相場を10万円以上も下回る29万8,000円(ボルティー Type I)で販売され「バイクの価格破壊」と話題になった。1982年に発売されたGN250Eというオートバイ部品の大半を流用し開発費を極限まで抑え価格を実現した。
エンジンは、DR250S(J401型)/GN250E(J403型)をルーツにした249cc空冷単気筒4サイクル・SOHC4バルブ(J424型)を搭載する。最高出力は20ps/7,500rpm、SOHCながら4バルブ、STDCC(2ドーム型燃焼室)を備えている。スズキの4ストロークエンジンとしては空冷単気筒と最もシンプルな構造のエンジンとなるが、安価に造れて信頼性も高く壊れにくいタフなエンジンとして定評があった。
発売開始当初、Type Iが29万8,000円と安価に販売されたこともあって、他社同系統モデルと比べて安物・不人気車と言われることもあるが、発売から2004年まで10年間もマイナーチェンジを続けながら生産されたこと(後継モデルST250も含めると今なお生産されていること)を勘案すると、その人気と需要は堅調であったことが伺える。
クラシカルでレトロ調の洒落た(可愛らしい)デザインをしており、同クラスの車種としては軽量かつ小柄でシート高750mmと足付きも良く、取り回しが楽な事から女性にも好評であった。燃費特性が良く、価格も高くなく、耐久性の高い堅牢なエンジンを搭載していたこともあってビギナーライダーにも需要があった。
掲示板
5 ななしのよっしん
2014/02/06(木) 00:32:15 ID: 8QJcloqkpa
6 ななしのよっしん
2015/03/13(金) 00:19:50 ID: 6KZyXUpZfp
街乗り中心のバイクだけど、強力なエンジンブレーキと軽量な車体のおかげで、意外とワインディングも快適に走れる。トルクのあるエンジンのおかげで、エンストも滅多にしない。
信号の少ない道では40km/Lなんて燃費たたき出すし、12Lの燃料タンクと相まってツーリング中にガス欠したことは無いな。
難点は、軽量ゆえに風と高速道路に弱いことと、始動性の悪いキャブ。本当に良いバイクだよ
7 ななしのよっしん
2015/04/01(水) 01:19:57 ID: WEYFsBvB4b
最初に乗った250ccだったけど、フロントブレーキが効き過ぎて転倒&廃車にしたなぁ~
後々、バイク屋に聞いたら「試乗したバイク屋がフロント効き過ぎ」と口を揃えて言うほどだったとか…
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 19:00
最終更新:2024/04/25(木) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。