ボンバーマンクエスト

ボンバーマンクエストとは、1998年にハドソンから発売されたゲームボーイ（カラー対応）作品である。

ストーリー

捕獲してきた凶暴なモンスター達を護送中、4つの謎の光源にボンバーシャトルのエンジンを奪われ、そのまま惑星に墜落してしまう。捕獲してきたモンスター達も脱走してしまい、街中は大パニックに。

ボンバーマンは4つのエンジンの奪回と、脱走した全てのモンスターたちを捕獲するために旅に出るのであった。

ゲームシステム

A・Bボタンにセットした武器アイテムや、装備アイテムを使って物語を進めていく。状況に合わせて武器を使い分けたり、特定のアイテムを使ってダンジョンの謎を解いたりと、2D版ゼルダの伝説シリーズに近いものがある。

従来のボンバーマンシリーズとは異なり、ボンバーマンヒーローや爆ボンバーマン2のように体力ゲージが表示されている。

アイテム

このゲームは様々な種類のアイテムが存在し、それらは3つのタイプ（武器・装備・アイテム）に分類される。これらのアイテムは基本的に敵がドロップしたり（後述）、ダンジョンの宝箱を開けることで入手できる。また、スコップを使って地面を掘り起こすとで出てくる場合もある。

アイテムの中には「合成素材」なるものが存在し、それを街の合成屋に持っていくと、ボムの強化や新ボムの生成をする事が出来る。

ちなみに最初から持っているアイテムは、シリーズお馴染みの十字に爆発するノーマルボム。

マップ

マップは、草原・森林・水辺・砂漠の4つのゾーンと中央にある平和な町（ピースタウン）、の計5つのエリアで成り立つ。

ゲームの大まかな流れは、ピースタウンから4つのゾーンへ出向き → そこにいるモンスター達を捕獲ながら → 最奥部にいるボスを倒してエンジンを奪い返す というものである。

ピースタウンではデータのセーブや、お店でアイテムの合成等を行うことが出来る。セーブはゲーム開始地点のすぐ右にいる謎のゆるキャラ（？）に話しかければ行える。セーブはここでしか出来ないが、「オカエリナ」というただのオカリナアイテムを使えば、どこからでも一瞬でゲーム開始地点までワープすることが出来る。（次回ゲームを開始した時も、毎度そこから始まる）

敵キャラ

敵モンスターに遭遇すると独特の戦闘BGMが流れ、モンスターとの会話が始まる。

モンスターを倒したらアイテムをドロップするが、それを回収しないと捕獲したことにならないので注意。また、倒した後に一度ゾーン外に出て、再びそのモンスターがいた場所まで戻ると復活している。（しかし、そのモンスターを以前捕獲している場合は、戦闘BGMが流れない。さらに2回目以降にドロップするアイテムは必ず回復ハートである。）

ボス

ボスは4つの各ゾーンの最奥部で待ちかまえている。ボスを倒すとエンジンを回収する他に、体力の限界値が一つ増える。

• ウォーターコマンダー（草原）
• エレキコマンダー（森林）
• ハリケーンコマンダー（水辺）
• バーニングコマンダー（砂漠）

↓↓隠し要素、ネタバレ注意↓↓

また砂漠ゾーンを除く3つのゾーンの最奥部では、ボス撃破後に特定のタイミングで行くと隠しボスが登場する。

カオスボンバー

シャトルも修復し、ようやくボンバー星へ帰れる。そう思っていたボンバーマンの目の前に、黒い影が立ちはだかる・・・。その正体は、4人のコマンダーを陰から操っていた全ての黒幕「カオスボンバー」であった。

出現条件は、全エンジンの回収と全モンスターの捕獲後、ボンバーシャトルで星を発つこと。真のエンディングを迎えるためには、こいつを倒さなければならない。

関連動画

関連商品

関連項目

• ハドソン
• ボンバーマン
• ゲームボーイ
• ゲームボーイカラー