ボーナス(bonus)とは、
「いつもより多い報酬」「賞与」「慰労金」「特別配当株」「おまけ」「景品」「労いの品」などを意味する英単語である。
比喩的にご褒美・プレゼント・サービスなどを「特別ボーナス」と呼称する場合もある。
日本において「ボーナスを貰った」と言えば「賞与を貰った」などの意味を指すことが多い。あらかじめ雇用契約書でボーナス金額は給与3か月分など決まっている場合もあれば、臨時ボーナスなど、会社の業績や個人の成績によって与えられる場合もある。
ブラック企業などではボーナス自体が出ないか、休日出勤や夜遅く徹夜までパワハラ&サービス残業だらけの薄給激務に対して場違いな金額しか出ない。さっさとまともな職場に転職しよう。些細な失敗で大幅減額されたり、退職を申し出たらボーナス取り消し&給料減額で脅迫される場合もあるため、不当な待遇には黙って従わず記録して訴えるのも手である。(労働基準法違反は犯罪である)
眉毛の繋がった葛飾区のおまわりさんはボーナス争奪戦が恒例行事となっている。
バブル景気時代においては、ボーナスを入れた給与袋が立つこともあったらしい。[1]
テレビゲームなどにおいて、得点や経験値が多くもらえるものを指しやすい。(後述)
音楽用語では「ボーナストラック」を指す場合が多く、これは「通常よりも一曲多い」「追加曲」「おまけ曲」「豪華な追加曲」などの意味を持つ。
また、コンピューターゲームにおいては得点が通常より多く貰えることなどを指す。コンピューターゲーム黎明期(1980~)から、「ボーナスステージ」「ボーナス特典」などの単語でよく使われている。
華麗なコンボを決めた際の高得点追加から、仲間を助けた際のちょっとしたボーナスまで様々。
※ゲームによって、得点・経験値・通貨などの差がある。
近年はログインボーナスとして、毎日プレイしてくれた利用者への特典として用いられる場合も多い。
クリア時の残り時間×100点など、得点を乗算するパターンも多い。
ゲーム中に加算されるものや、試合終了後・ステージクリア後に計算されるものもある。
反面、緊張感を演出するため残機が減ったりコンテニューからの復帰時にペナルティとして得点・ボーナスが全没収されたり減額されてしまう場合もある。
語源を引けばラテン語「bonus」(男性形。女性形はbona)であり、「良い」を意味する。
2018年5月現在、各種日本語ウェブサイトなどで「「bonus」の由来はローマ神話の収穫と成功の神様「Bonus Eventus」にある」という説がある程度広まっている。
「Bonus Eventus」の名前はラテン語で「よい出来事」「よい結果」という意味になる。他にもbonusの女性形である「bona」の名を持つ女神が「Bona Dea」など複数存在する。
この神がボーナスの由来だという説は書籍にも掲載されており、例えば2006年に発行された雑学知識に関する文庫本「世界はじめて物語 最初は誰?」にもこの説が記載されている。
しかし知名度のある英語のオンライン辞書(Oxford DictionariesやMerriam-Webster)には英単語「bonus」については「ラテン語に由来する」とあるのみで、神「Bonus Eventus」については全く言及がない。
wikiサイトであるため信憑性は落ちるが、語源について詳しいWiktionaryでも、「bonus」の記事の英語版・ラテン語版・日本語版のいずれにおいても2018年5月現在時点では「bonus」の語源が「Bonus Eventus」といった内容は全く記載されていない。
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のための検索サービス「レファレンス協同データベース」には、
「ボーナス」の語源は何か。 インターネット情報によれば、英語の「Bonus」の語源はラテン語の「Bonus」であり、ラテン語のそれはローマ神話の神「Bonus Eventus」に由来するとされているようだが、いかがか。
という質問およびそれに対する回答がレファレンスとして2009年に作成・2010年に登録されている。しかしそこでも、「bonus」が「Bonus Eventus」に由来するという根拠は見つけられなかったという趣旨の回答がなされている。
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最終更新:2024/10/06(日) 10:00
最終更新:2024/10/06(日) 09:00
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