ポケモンタワー

ポケモンタワーとは、トラウマである。

……タチサレ！……ガイヨウ　カラ　タチサレ……

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する塔。

カントー地方のシオンタウンに存在する。死んだポケモンを供養するためにフジ老人の手によって建てられた。

シオンタウン同様、物悲しいBGMが特徴。このBGMは四天王キクコの部屋のBGMにも使われている。

各階の特徴

一階では死んだポケモンを思い出して嘆く人々がいる。

二階ではライバルが待ち構えている。ここのライバルは今までのように突然出現するというわけではないのであらかじめ戦闘準備をしてから戦う事ができる。
ちなみにメンバーからラッタ（ピカチュウバージョンでは進化していないのでコラッタ）がリストラされている。正直、この時点でメンバーが6体になるとめんどくさいしピジョンとノーマルタイプがかぶってるし、仕方ない。まあピカチュウバージョンでは後にオニドリルがシルフカンパニーでリストラされるけど場所が場所なのでラッタ死亡説も生まれてしまった。

三階からは祈祷師のトレーナーと野生ポケモンが出現するようになる。この祈祷師たちは幽霊（ゴース、ゴースト）に取り憑かれており、倒すことで幽霊を成仏させる事が出来る。五階には結界が張ってあり休むことができる。

七階ではロケット団が待ち構えている。ピカチュウバージョンではムサシとコジロウに似たあのロケット団員だけ。ここではアーボックとマタドガスに進化している。
倒してフジ老人を救出すると「ポケモンのふえ」を入手できる。ひそかに他の階よりゴーストが出現しやすい階だったり。

ゆうれい

ここに出現するポケモンは「シルフスコープ」がなければすべて「ゆうれい」として出現する。

この「ゆうれい」は初代では「白目に黒い手を垂らしており身体の周りに霧のようなものがかかっている」という姿で当時のプレイヤーに恐怖とトラウマを植え付けた。

リメイクである『ファイアレッド・リーフグリーン』では「手は無くなり紫色の霧のようなもの」になり、ポケモンの鳴き声もあるので初代と比べると恐怖度は下がった。

「ゆうれい」についてさらに詳しい事は「ゆうれい(ポケモン)」を参照。

ガラガラ

六階では悪霊と化したガラガラが出現する。このガラガラは逃げる途中でロケット団に殺されてしまった。元々は優しい母親であったらしい。残された子供のカラカラはシオンタウンの民家に引き取られている。

「……　タチサレ！
 ……　ココカラ　タチサレ……」

レベルは30で固定されており、性別の概念があるリメイク版では必ず♀になっている。幽霊なので絶対に捕獲できない。「ピッピにんぎょう」を使うと倒した時と同じ展開になるがなんともいえない成仏に……。

……タチサレ！……カンレン　ドウガ　カラ　タチサレ……

……タチサレ！　……カンレン　コウモク　カラ　タチサレ……

• ポケモンの関連項目一覧
• シオンタウン
• ゆうれい(ポケモン)
• ゴース / ゴースト(ポケモン) / カラカラ(ポケモン) / ガラガラ(ポケモン)
• もりのようかん
• 本当は怖い?ポケモン
• ラッタ死亡説
• ピッピにんぎょう

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