ここでは1.について記載する。
四角形の布の真ん中に穴があいたものが最も基本的な形。その穴に首を通して着用する。
ラテンアメリカの民族衣装が原型であるが、現在では日本を含む世界各国でも主にファッション性を重視した秋冬ものの衣類として広まっている。
ヨーロッパ由来の「ケープ」とは似ているが、ポンチョは基本形ではTシャツのように「穴に首を通して被る」方法で着用するもの、一方ケープは「開き」を持ちそこから「羽織ってどこかで留める」方法で着用するものが多く、本来の両者は似て非なるものである。
だが、上記のようにファッション性の高い衣料として広まる過程において、ポンチョはかなりデザインの方向性が多様化している。そんな中には着脱の利便性などのために前がボタン止めになっているタイプの「ポンチョ」もあったりと、ケープとの境界は非常にあいまい化している。中には「ケープポンチョ」といったような、両者の区別を断念したような商品名のものすらある。
生地を耐水素材に変えてレインコート(レインポンチョ)として着用されることもあり、19世紀中からはこのように防水性のある素材を利用した軍用ポンチョも使用が開始されている。これは現代にいたるまで改良・発展が重ねられ、その用途も多様化している。なお、このように「雨具や軍装として用いられる」という点は、やはりケープでも同様にみられる事例である。
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最終更新:2024/03/29(金) 10:00
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