ポーラマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
完璧・無量大数軍の第二陣として登場した完璧超人であり、【完力】の称号を有している。白熊をモチーフにした獣人型の超人であり、超ヘビー級の恵まれた体格を持った巨漢。白熊の毛皮を羽織っており、この毛皮をムササビのように広げることでパラシュートとして使用することができる。顔と両手、両足は白熊のものになっているが、上半身と膝より上の下半身は筋骨隆々な人間の体になっている。
口癖は「パキャパキャ」。
作中一番最後に戦った完璧・無量大数軍だけあってかなりの強豪超人として描かれており、超人強度7200万パワーは完璧・無量大数軍の中でも最高値であり、完璧超人始祖を合わせてもポーラマンを上回るのはザ・マンの9999万パワーのみである。
見た目のとおり、圧倒的な怪力の持ち主であり、一撃を受けるたびにウォーズマンの装甲が凹んでいたことからも一発、一発がいかに重たいかが描写されている。恵まれた体格を活かしたパワーファイトに加え、鋭い爪による打撃攻撃を備えており、この両方が武器となっている。さらにボディの頑丈さも特筆すべきものがあり、ウォーズマンのスクリュードライバーが効かないほどである。同時に骨が折られても平然と攻撃を繰り出す驚異的なタフネスぶりも見せている。また、巨体でありながら機敏に動くこともでき、関節技を使いこなせるテクニックまで持ち合わせている。精神的な揺さぶりを仕掛けるなどインサイドワークにも長けており、どこかマンモスマンを彷彿とさせるファイトスタイルである。
完璧・無量大数軍の中では、ストロング・ザ・武道、グリムリパーと並んで古株らしく、ネメシスとは長い付き合いで「一番の盟友」「最大の友」と呼ばれるほど信頼されている。そのため、掟に従ってポーラマンの命を奪わなければならなくなったときネメシスは悲しそうな表情をしており、キン肉マンに敗れた後に自害に固執したのも友であるポーラマンの命を奪ってしまったことが尾を引いていたようである。一方でウォーズマンのようなロボ超人を「プログラム通りに戦うだけの存在」と見下していたが、同僚であるターボメンに対してもずっとそのような偏見を持っていたのだろうか?
ストロング・ザ・武道が魔雲天と共に谷底へと落下した直後、完璧・無量大数軍の第二陣として登場。掟を破って自害しようとしないピークア・ブーへの粛清を邪魔しようとしたキン肉マンとテリーマンをネメシスとのバスターズ・ドッキングで倒そうとするも、バッファローマンとスプリングマンのスプリングバズーカによって阻止される。戦いは鳥取砂丘サッカラ階段ピラミッドでの全面対抗戦第2ステージへと移り、最上階の第7ステップで対戦相手を待つがなかなか現れず。しばらくしてようやく姿を見せたのは、ジャック・チーの採掘による落盤のせいで到着が遅れてしまったウォーズマンだった。
直前の戦いで師匠であるロビンマスクが死んだことで冷静さを欠いていたウォーズマンをパワーで圧倒し、マッキンリー颪によってダウンを奪う。体がショートするほどのダメージを受けたウォーズマンは必殺のスクリュードライバーを繰り出すが、鋼のような肉体には通用せず、ポーラネイルによってベアクローをへし折ってしまう。機械超人を完全に見下した態度を取り、圧倒的なパワーの差を見せつけてウォーズマンに対してえげつない攻撃を繰り返し、一方的な試合展開にしてしまう。KO寸前となり、心まで折れそうになりながらロビンの幻影の励ましで四度立ち上がってきたウォーズマンはようやく自分を取り戻し、正面から受けずに体の各部位を少しずつ潰していく戦法に切り替えることで反撃に出る。だが、活動限界時間が迫り弱ってきたウォーズマンを熊嵐固めで痛めつけ、完全版の<完力>マッキンリー颪によってついにウォーズマンを活動停止にまで追い込む。
勝負あったかと思われたが、"スーパーユウジョウモード"を発動させ限界時間を5分伸ばしたウォーズマンが復活すると、ロビンの必殺技タワーブリッジネイキッドによって両腕と両脚にダメージを受け、この試合初めてダウンを奪われたうえに、パロ・スペシャルを極められる。自慢のパワーも逆に吸収され脱出が不可能となった中、ウォーズマンの仮面を剥がすことで精神的に揺さぶろうとする。しかし、覚醒したウォーズマンにそんな精神攻撃は通用せず、パロ・スペシャル ジ・エンドによって両腕をへし折られ、KO負けとなる。
試合後、両腕をへし折られたため自力での自害ができなくなったことから盟友であるネメシスに介錯を頼むこととなる。ウォーズマンはこれを止めようとするが、ネメシスはポーラネイルでポーラマンの体を貫くことによって自害をさせ、遺体を墓標として鳥取砂丘深くへと埋める。死に際に、ウォーズマンのことを認め、彼の持つ優しさに理解を示していた。
死後、プラネットマンの人面プラネットによって魂が召還され、人質にされる。その際、グリムリパーの正体が完璧超人始祖のサイコマンであることを知り、完璧・無量大数軍がサイコマンの正体を隠すための隠れ蓑であったことを悟る。だが、サイコマンの手によって消滅させられる。
掲示板
7 ななしのよっしん
2022/01/04(火) 09:01:56 ID: xM3tV5+jMN
ネメシス最強は動かない
(ネプキンを入れるならその次)
ターボメンとポーラマンが次に来るのは同意するが、ポーラマンの方が上だと思う
(ネプはここに入る)
後はほぼ横一線で、ダルメシマンが特別弱いという印象は無いなあ
負け犬の壁じゃなく、ゆで理論の犠牲者
「先週までXだった傷がIになっていた」が敗因の超人をどう責めろと言うのか
8 6
2022/01/05(水) 19:49:17 ID: R5tY5HKQqv
試合での戦いぶりだけでなく態度とかも考慮すると
アトランティスが底力を発揮したとはいえ
勝ったと浮かれるのが早すぎて「何故倒れない!?」
からの相討ちに持ち込まれネメシスと武道に非難された
マーリンマンとジャック・チーとは違い
至高のブラックホールに自慢の対策を破られ手なずけ
られた&「納得いかねぇウォンウォン」と未練ありそう
だったダルメシマンはやっぱり格下感は否めない。
あとマーリンとダルメシほどではないがラーメンマンに
割と舐めプ紛い(試合の片手間にブロッケンJrの手助け)
されてたマーベラスも若干格落ち感がある
9 ななしのよっしん
2023/06/10(土) 11:07:18 ID: pTFlsTbEyR
クラッシュマンが最弱じゃない。
アイツ、相性勝ちなだけでカーメンにも追い込まれてたし。
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最終更新:2024/04/19(金) 19:00
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