ポーランド記法(Polish Notation)とは、演算子を被演算子の前に書く記法である。
名前から中身を想像できないが、要は 1 + 2 を + 1 2 と記述することである(1と2の間は空白などで区切られている)。
名前はポーランド人の論理学者ヤン・ウカシェヴィチ (Jan Łukasiewicz)が考案したことに由来する。ポーランド人の小学生がこの記法で算数を勉強しているわけではない、と思うがはっきりと確認がとれなかったので知っている人がいたら教えてください。
(1 + 2) * 3 を * + 1 2 3と書けるので、当人はこれで括弧がいらなくなると思って考案したらしいが、皮肉なことに括弧の多さに定評のあるLispで採用されている。
1 + 2 を 1 2 + と書く方式も存在し、逆ポーランド記法(Reverse Polish Notation)と呼ばれる。ポーランド記法は前置記法(Prefix Notation)とも呼ばれるのに対し、逆ポーランド記法は後置記法(Postfix Notation)と呼ばれる。
1 と 2 を + (足す)という書き方は日本語の語順と似ている。
普通に 1 + 2 と書くのは中置記法(Infix Notation)と呼び、特別な名前はついていないようだ。
下記左の電卓で逆ポーランド記法が用いられたのは、括弧キーをつけなくてよかったからなのかもしれない。
掲示板
1 ななしのよっしん
2015/10/17(土) 13:48:07 ID: jYypHbikxG
逆ポーランド記法のいいところはA B +という書き方が
「AとBを足す」という言い方に沿っててわかりやすいところ。
2 ななしのよっしん
2015/11/29(日) 10:23:11 ID: Bqzrpbs+9J
LISP-1だと変数にオペレータを代入できて、括弧がないと関数適用かどうか区別できないからねえ。
3 ななしのよっしん
2019/05/08(水) 22:55:13 ID: DPDShv7BeD
個人的に気に入ってる点は
ポーランド記法に書き直してしまえば
カッコの内外を行ったり来たりする必要が無くなるので、
四則演算の脳トレもクソもなくなること
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最終更新:2025/12/10(水) 06:00
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