Microvision(マイクロビジョン)とは、世界初のカートリッジ交換式携帯型ゲーム機である。
1979年にMilton Bradley Company社(のちのハズブロ社)より発売。前述の通り、世界初のカートリッジ交換式携帯型ゲーム機である。アメリカとヨーロッパのみで販売され、日本には輸入されなかった。
本体は縦長の構造をしており、液晶画面とパドル、12個のボタンを備えている。
カートリッジは本体に覆いかぶせるカバーのようなものと一体になっており、装着すると操作には使わないボタンを覆い隠すというアイディア設計である。
特筆すべきは液晶画面の小ささで、解像度は16×16ドットしかない。ファミコンのスプライトが8×8ドットなので、たった4枚で埋まってしまう寸法だ。チビマリオの体が縦横ぴっちり収まるサイズと書けば、そのマイクロさがお分かりいただけるだろうか。
本体にCPUは搭載されておらず、カセットビジョンのようにカートリッジに搭載されている。そのマイクロすぎるスペックからソフトはLSIゲーム級に原始的なものだったが、81年までに13本発売された。
海外の有志によりWindows上で再現されたものがいくつか遊べるので、内容に興味を持った方はどうぞ。
当時はそこそこ売れたものの、作りがモロく壊れやすかったため現在では完動品を見ることは稀である。
ちなみに設計者は、のちに光速船ことVectrexを設計するジェイ・スミス。
↓7:12から登場。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 18:00
最終更新:2024/04/20(土) 18:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。