マイクロフト・ホームズ

マイクロフト・ホームズ(Mycroft Holmes)とは、シャーロック・ホームズの兄である。

概要

　アーサー・コナン・ドイルの作品「シャーロック・ホームズシリーズ」の主人公、シャーロック・ホームズ（以下「ホームズ」と記載）の七つ上の兄。ホームズの家族では（原作の中では）唯一名前が判明している人物である。

人物像

　弟以上に卓越した知力を備えている設定。その記憶力、知識を生かしてイギリス政府の中でも重宝される存在になっている。ホームズがワトソン医師に対し、「政府そのものといっても良い」と語っているほどである。

　弟とは対照的に、あまり活動的な性格ではない。弟のホームズ以上の観察力、推理力を持っているが、事件の推理についてはあくまで道楽として考えているようである。ホームズは「もし探偵の仕事が安楽椅子で推理する事に終始するならば、彼は今までで最も偉大な探偵だったろう」と語っている。もしマイクロフトが探偵の仕事を選んでいたならば、安楽椅子探偵の大家になっていたかもしれない。

　作品の中では、弟に事件解決を依頼したりしている。また「最後の事件｣から「空き家の怪事」までホームズが世間から身を隠している間、金銭の面などでホームズを手助けしたりもしている。

登場作品

• ギリシャ語通訳（「シャーロック・ホームズの思い出」収録）
• 最後の事件（同上）
• 空き家の怪事（「シャーロック・ホームズの帰還」収録）
• ブルース・パティントン設計書（「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」収録）

なお、「最後の事件」では台詞なしでの登場、「空き家の怪事」ではホームズの説明の中だけで登場するのみである。

関連動画

さすがにマイクロフトがメインの動画は無いようである。もしあったらこの箇所を書き換えてください。

関連コミュニティ

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関連項目

• シャーロック・ホームズ