マイザー(バーチャロン)とは、電脳戦機バーチャロン フォースに登場する人型可変機動兵器、バーチャロイドである。
第三世代型バーチャロイドに分類され、型番はYZR-8000。
電脳歴.9d年……初代バーチャロンの騒乱、オペレーションムーンゲートの3年前、アイザーマン博士は火星でマーズクリスタルの鉱滓、ブラックベリーと遭遇。現地先住開拓民、マージナルとの関係を築いた。
その後、第6プラント、サッチェルマウスの研究・開発主任に就いた博士は自身の研究テーマを『可変型機動兵器』と旧DN社時代の第0プラントが目標にして成しえなかった「定位リバース・コンバート」(いわいるワープ技術)の成立に定めた。ライバル視するプラジナー博士を超えるという野望が顕れた結果と言えるだろう。
そのために自由な研究環境を欲した博士は、FR-08の目が光る地球圏を避け、火星との友好関係を高めながらそれを進めて行く。
バイパーをベースにした改造機から研究がはじまり、バーチャロイド単体でワープし、飛行し、必要とあれば人型形態で攻撃ができるまさに全領域なバーチャロイドの完成に邁進する。
その成果の一つとして生まれたYZR-3900は民間使用も想定された機体ながら、可変機能と定位リバース・コンバート機能を両立した画期的なものであり、火星のマージナルにのみ供給された。M(マージナル)とYZR(アイザーマン)の友好の証としてMYZR(マイザー)という名もつけられたのもこのタイミング。
戦闘機形態「モーター・スラッシャー」は在来の軍用飛行機はもちろんのこと、他のバーチャロイドとは隔世的とも言える巡航能力を発揮。前身にあたるバイパーⅡから継承したS.L.Cダイブによる体当たり機能にも対応している。
その後、定位リバース・コンバート機能を除外し、戦闘向けに洗練され、地球圏の限定戦争レギュレーションに合わせたYZR-4200はサイファーと名を改め、劇的とも言える戦果を伴ってRNAに採用されることとなった。
(つまりバーチャロン劇中ではフォースが初出のマイザーは実はオラタンのサイファーのお兄さんだったのである。)
その後も改良が続けられ、VC.a7年…第三世代型VRとして開発されたYZR-8000型が変形・ワープの両機能を兼ねた艦載機として、木星圏への打撃艦隊『フォース』に配備される形で一般兵へと支給されるようになった。 それが本機である。
すなわち本機は初代バーチャロンから続くアイザーマン博士の研究成果といえるだろう。
かつてほどの極端な紙装甲ではないがチーム戦では無視できない程度に装甲の甘い紙飛行機シリーズ。
RWとLWでまとわりつく敵機を追い払いながらCWを打撃力とする一撃離脱を旨とした戦術基盤はそのまま。
とはいえオラタンのような二段ジャンプや着地硬直の少なさが失われたため、優秀な空中機動力をどう生かすかという点についてはかなり難解になった。また、地上機動力は総合的にはそれなりで速いとは言えない。
とはいえCWの誘導や威力、高い自衛力から軽量級の中で運用法がわかりやすく人気の高い機種である。
アイザーマン博士がコンセプトを純粋に追求した機体。
RWのバルカン、LWのビームダガー、CWのホーミングビームを持つバイパーⅡからの伝統装備。
最大の特徴は様々な状況から放てる3種類のS.L.Cダイブであり、
空中前ダッシュCWから滑空する「PHASE P」、
しゃがみターボCWから地上を滑走する「PHASE G」、
ジャンプ上昇中に前CWにより急降下する「PHASE V」がある。
この「PHASE V」をジャンプ中に敵機を見失い、敵機方向へカメラが追従する最中に入力することで、本来誘導性のないS.L.Cダイブを敵機の体にまとわりつくようにホーミングさせる「真S.L.C」という技術により3モデル屈指の奇襲攻撃力を得ている。
本体性能自体はやや地形に弱い他のバーチャロイドに近い特性なので、まさにS.L.Cダイブ職人のための機体といえよう。
艦載機ということから、ドッグファイトよりも拠点攻撃力を重視して改装されたモデル。
RWはライフル、LWはミサイル、CWは大型化したプラズマビームといった重火力仕様となった。
ダメージレースに極めて強くなっているが、LWの相殺性能が落ちたため、カッター等の手軽に弾を消せるタイプの武器を持つ機体が苦手となっており、性能というよりもキャラ相性でやや割りを食っている機体。
特殊攻撃は「S.L.Cダイブ」に代わり「G.M.Dチャージ」と言われる変形爆撃だが、爆撃HIT前に本体に当たると仰け反りとその無敵時間が発生してノーダメージという悩ましい事態となってしまう。
一応、「町○特攻」と呼ばれるテクニックで本体に近接攻撃の判定を纏わせることができるが、その有用性を考えると色々な意味で習熟難易度の高い機体となっている。
火星のマージナル側から供与されたYZR-3900の改造機をSM-06が回収し、参考にしたモデル。
この機体を回収したのがマージナルを掃討しようとする部隊だったというのだから皮肉である。
RWは小型のビームライフル、LWは手裏剣、CWは4方向に拡散するショルダースパインによるトレースビーム(通称フォースビーム)を持つ。
搭載している大型ランチャーはTRWの時に発射前に盾になるといったギミックが豊富な機体。
障害物を越え、「動くと当たる」という援護向けなCWや、スタン効果のあるLW、マシンガンよりも威力のあるRW、発生・判定に優れた近接など、チーム戦はもちろんタイマン能力に優れた機体。
軽量級最強の呼び声も高い機体であり、愛用者も多い。
なお、「S.L.Cダイブ」は「phase G」に限定されている。
Γという名称はYZR-3900改造機のパイロットに因み、掃討部隊の司令部に着地した時の一礼モーションは完全勝利時に反映されており、アイザーマン博士の火星LOVEぶりがうかがえる機体といえる。
偵察機のみならず、強襲攻撃機としての性質を兼ねるマイザー系列は特殊部隊向けの性能といえよう。
RNAのオーナー、TSCドランメンの首魁、アンベルⅣ世(フォース)の懐刀として活躍する女性3人組の機体。様々な汚れ仕事を請け負うとされ、そのため、様々な場所へ急行・離脱できるバイパーⅡ、その後継機マイザーはうってつけの機種であったといえよう。
3人の名前から「毒蛇三姉妹」の通り名が付けられているが本人達の前で言うとキレるのでご注意を
機体色は赤・桜色を基調としたまさに薔薇の花弁を彷彿とさせるもので、アクセントカラーが各々で異なる。
機体名はそのまま、世代ごとにアップデートされている。
以前は各種媒体に断片的に登場していたのだが、MARZに敵として登場。
MARZでのモーション担当によりハッター軍曹から大いに開き直った結果、キャットウォークや”しな”のある動きがつけられ、細身のシルエットとあいまって女性的な印象を与えることとなった。
ちょっとぉ、私を差し置いてヒロインとかどういうことよ! ムキー!
MARZ登場時にはΔベースで指揮官型頭部を搭載。型番は YZR-8000Δ Ⅳ type R FB。
「S.L.Cダイヴ」時、RWとLWがへらない仕様となっている。
また、TCWがΓのようなトレースビームになっているため、Δよりも火力面で強化されているといえる。
MARZ登場時にはΔベース。型番は YZR-8000Δ Ⅳ EV。
「S.L.Cダイヴ」時、RWがへらない仕様となっている。
MARZ登場時にはΔベース。型番は YZR-8000Δ Ⅳ CL。
「S.L.Cダイヴ」時、LWがへらない仕様となっている。
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最終更新:2025/12/09(火) 20:00
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