マウラ・アベラルドとはアニメ「シャドウバース」の登場人物である。担当声優は井口祐一。
後ろで束ねた緑の髪と首飾りをつけた糸目の少年。本作主要人物7人の中では最も登場が遅かった。実況からはプロフィールは謎に包まれていると言われていた。
第7話終盤から始まったシャドウバース全国大会に参加しており、予選を突破。決勝トーナメント8番の枠で1回戦では柳瀬ミホ、2回戦で伊集院カイに勝利し、第10話でヒイロの対戦相手として登場した。控室では知恵の輪をいじっていた。
使用クラスはビショップ。数ターン後に効果を発揮するアミュレットを多用したカウントビショップを使っている。切り札はゴッド・オブ・カース。
第10話のヒイロとの準決勝のバトルでは淡々とカウントダウンアミュレットでフォロワーを出し、突進を付与するスカイスピリットや進化でヒイロの場のフォロワーを処理し続け、6ターン目にゴッド・オブ・カースをプレイ。ヒイロはこれをイグニスドラゴンで破壊する。するとマウラは急に笑い出し「その笑顔が苦痛に歪むのかと思うと本当に面白い」と言い出した。
凶変したマウラの7ターン目にラストワードで進化したゴッド・オブ・カースが現れ、潜伏が付与されて攻撃対象にも効果対象にもできない状態になる。続けて神魔裁判所でイグニスドラゴンを破壊しターンエンド。ゴッド・オブ・カースの効果でヒイロのリーダー体力を5減らした。この光景に驚く控室のミモリとカズキ。控室に戻ってきたカイの説明では減らすのはリーダーの体力ではなくリーダーの最大体力であり、回復することはできないのである。
潜伏したゴッド・オブ・カースを破壊できないままターンを経過し、ヒイロはリーダーの最大体力を失い続けた。少しずつ絶望に染まっているであろうヒイロを高笑いして楽しむマウラ。マウラ9ターン目終了時にはヒイロのリーダー体力は5しかなく、場にはいまだに残り続けるゴッド・オブ・カース(進化後)、このターンにプレイしたカースメイデン、そのファンファーレで引いてきたゴッド・オブ・カース2体目、8ターン目に破壊されたドリームラビットのラストワードで出現したアミュレット、詠唱:夢想の白兎の4枚が並ぶ。仮に何かが起きてマウラの場が全滅しても、10ターン目には進化後のゴッド・オブ・カースが現れてターンを終えればヒイロのリーダーの最大体力が0になって勝利である。この状況からマウラからは3ターンの間のヒイロの行動は無駄なあがきでしかないと主張した。
しかし、ヒイロは進化後のゴッド・オブ・カースが現れてからの3ターン、わずかな可能性にかけて勝つための準備を仕込んでいた。能力上昇と疾走を付与できるスペルのドラコニックチャージに対してコストを2下げる騎竜兵の効果を使用。最後の猶予となった9ターン目開始時にハイドラをドロー。ヒイロはハイドラに温存していた最後の進化を与え、ドラコニックチャージを使用。攻撃力8で2回攻撃を持ち、疾走でこのターンのリーダーへの攻撃が可能になるスーパーフォロワーとなったハイドラでマウラを攻撃。マウラはリーダー体力16を1ターンの間に奪い取られ敗北した。
バトル終了後、マウラは「流石は竜ヶ崎エイジの息子」と発言。ヒイロはなぜ父親のことを知っているのかと聞くが「いつかは分かりますよ」と答えて去っていった。
第17話で勝てばゴールドランクに昇格できるバトルを行う。いつものように序盤からアミュレットを並べていき相手は余裕の態度を見せていたが、その後進化後のゴッド・オブ・カースの効果で体力を削りきってマウラが勝利。とどめを刺した対戦相手はなぜか空に浮かんでいた。
第19話でシャドウナイツが登場し、ヒイロがアインに勝った後に登場。マウラは手持ちの16ポイントすべてをかけてヒイロにバトルを仕掛け、ヒイロは勝ったら島で起きていることやヒイロの父のことについて話すよう要求した。
アミュレットを置いていき、天空の守護者・ガルラのファンファーレや詠唱:神鉄の翼の自分の場で進化が起きた時のカウントダウン減少で、カウントダウンが0になるようなタイミングを集中させることで1ターンに大量展開させることに成功。さらに体力4のフォロワーを多数並べてイグニンドラゴンの攻撃時効果に強い場づくりに成功。しかしこれは全体4ダメージの灼熱の嵐を使われて全滅する。ピンチを乗り越えたヒイロだったが、マウラは「きっとあなたは後悔するでしょうね。『あそこで終わっておけばよかった。いっそ負けておけばよかった。』と。」と発言。
マウラは7ターン目にゴッド・オブ・カースを場に出しターンエンド。それに対してヒイロはイグニンドラゴンを自動進化させて破壊しようとするが、進化後のゴッド・オブ・カースの体力最大値減少効果を脅威と見て攻撃せずターンエンド。全国大会準決勝の時のマウラのデッキには自分のフォロワーを破壊して同じフォロワーを出すウルズがいるため、次のターン絶対に破壊されないわけではないもののできる範囲でマウラが有利になる状況を避けた。
次のターン、マウラにゴッド・オブ・カースの破壊手段は来なかったが、このターン引いた暗黒の帳をゴッド・オブ・カースに使用。シャドウ化したシャドウゴッド・オブ・カースとなり、今までとは全く違った性質を持つようになった。すべての能力を失うのと引き換えに得た能力は
の4つ。フォロワーの同士の戦闘ではダメージによる破壊は狙えなくなり、守護でリーダーを守れず多少のフォロワー数の差も2回攻撃で補える。その上シャドウゴッド・オブ・カースを無視してリーダーの体力を減らして勝つことも不可能。あっさりと交戦ダメージ無効とフォロワーへの2回攻撃であっさりイグニスドラゴンを撃破。高笑いし、抵抗してさらに絶望するよう煽るマウラ。ヒイロはフォロワーを出してターンを返すしかなかった。
マウラが無敵の状況を作り上げたものの、序盤のアミュレット展開の間に攻められていてマウラのリーダー体力には余裕はなく、シャドウゴッド・オブ・カースはフォロワーへ交戦しないとダメージ無効化が働かない。その上リーダー攻撃時の体力を犠牲にした強化を使っても一撃でヒイロの体力を奪いきれず、ターンを返して突然何かしらの交戦以外のダメージとワイルドハントのコンボでシャドウゴッド・オブ・カースを破壊されてしまえば、放置したヒイロのフォロワーの総攻撃を浴びて負けてしまう。負けないすなわち勝ちではない状況である。
そのためマウラがここから勝つためにとった戦略は、リーダー体力を回復できるカードを使って体力に余裕を持たせて、ヒイロが抵抗できなくなるまでフォロワーの処理を続けて安全な状況になったら、シャドウゴッド・オブ・カースでリーダーを攻撃する安全策である。ヒイロもシャドウゴッド・オブ・カースへの攻撃は意味がなくてもそれ以外のマウラのフォロワーへは問題なく行えるため、これ以上のマウラの有利を許さないためにフォロワーを破壊。手札がなくなる状況で神龍の手札を1枚捨てて2枚引く効果をデメリットなく行い手札を整えた。
マウラは2ターンかけてリーダーの体力を16まで回復し、神魔裁判所で進化して攻撃力が高くなった神龍を破壊し、残ったプリズンドラゴンは攻撃不能なので安全が確保できたとしてシャドウゴッド・オブ・カースをリーダーへ攻撃させる。マウラのリーダー体力は6減ったが、シャドウゴッド・オブ・カースは攻撃力と体力を6増やしてヒイロの体力を12奪う。フォロワーへの攻撃をしなかったためシャドウゴッド・オブ・カースは今ダメージの無効化ができない状態だが、次のターンで決着がつくのだからとマウラは問題にしなかった。
マウラはヒイロもさすがに絶望しただろうと思っていたのだが、ヒイロはすごく強い相手とのギリギリのバトルを楽しんでおり、マウラを唖然とさせた。状況が分かっていないのだろう思っていたのか「負けたら(16ポイント賭けていて3ポイントしかもっていないヒイロは)失格になる」ことを指摘したのだが、シャドバが好きなヒイロはまったく気にしなかった。
シャドウゴッド・オブ・カースへダメージが通る隙をついて、ヒイロは前ターンで引いたドラゴンルインをプレイ。このバトルで破壊された最大コストのフォロワーを0コストで手札に加える効果でイグニスドラゴンが手札に加わり即座にプレイ。自動進化からマウラが直前のターンにリーダー体力回復で使ったレディアンスエンジェルへ攻撃。たった3ダメージ与えたところで何も解決しないことを笑うマウラだったが、そこにヒイロは竜の咆哮をプレイ。イグニスドラゴンの攻撃力10を参照してシャドウゴッド・オブ・カースに10ダメージを与えて破壊。まだ負けてないと思っているマウラだったが、ドラゴンルインの効果でスペルダメージが発生すると相手リーダーのも同じだけダメージを与える効果により、呆然としたマウラに10ダメージが入り敗北した。
バトルが終わった後マウラは立ち去ろうとするが、ヒイロから対戦前の要求を果たすよう言われ、シャドウナイツやヒイロの父について知りたければ中央タワーに向かうように教えた。
第21話でレオンのもとに帰り、第22話ではバトルを終えたヒイロとルシアを呼びに来た。その後起きている状況でヒイロから説明を求められ、「語り部としてはふさわしくない」ないとしてレオンに説明を回した。
最後の試練ではシャドウナイツのフンフとのバトルとなった。選ばれた同胞としてその後の運命について共感を寄せるフンフだが、マウラからは拒絶。「僕はね、あなたでは背負いきれないものを背負おうとしているんです。あなたでは、僕を理解することなんてできやしない」と言って突き放した。バトルはフンフが破壊したゴッド・オブ・カースでリーダー体力の最大値を0にして勝利した。その後ヒイロ対レオンのバトルに駆けつけ、レオンの敗北には残念な様子を見せた。
第8話から登場した全国大会決勝トーナメント1回戦のマウラの対戦相手の少女。決勝トーナメント7番の枠に入っていた。控室ではスマホをいじっていた。
第17話ではカイとのバトルを行い、刃の魔術師3体を倒して壮麗なる隼でカイのリーダー体力を8まで減らした。しかしカイがクロノウィッチの進化時効果を発動して再展開。再び刃の魔術師の攻撃を受けて敗北した。
カイがいなくなった後、何がよかったのか不明だが顔を赤らめた。
カード名 | カースメイデン |
クラス/レアリティ/タイプ | ビショップ/ゴールド |
コスト 攻撃力/体力 | 3 進化前:1/2 進化後:?/? |
効果 | (進化前) ファンファーレ 自分のアミュレットのカウントダウンを1進める。 ラストワードを持つカードを1枚、デッキから自分の手札に加える。 (進化後) (不明) |
※効果は劇中描写からの推定です。
アミュレットのカウントダウン進行とラストワードのついたカードのサーチを行う。ゴッド・オブ・カースを手札に引き込むために入れていたと思われるが、説明を聞く限りフォロワー限定ではないため、ラストワードでフォロワーを出すアミュレットもサーチ対象になりうる。そのため第10話で使った際は運よくゴッド・オブ・カースを引き込んだものと思われる。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/29(金) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。