マクドナルド理論とは、以下のどちらかを指す。
内容が異なるため1と2を別記事とし、当記事では2を述べる。
A「ランチどこ行こうか?」
B「うーん…どこでもいいよ」
C「どこでもいいかな」
A「じゃあマクドナルドはどう?」
B「うーん…だったら近くに最近できたカフェがあるからそっちにしない?」
C「そこにしようか」
A「OK!」
デザイナー・教師であるジョン・ベルが2013年ごろに発案した理論。「複数人で意見が出ないとき、最低ラインのアイデア(ここではマクドナルド)を出すことで周囲がよりよい案を出すようになる」とする考え方。
マクドナルドには失礼な内容ではあるが、あくまでマクドナルドは事例とされている。実際この理論が言われた2013年前後のマクドナルドの業績は芳しくなかったようだ。
A「ランチどこ行こうか?」
B「うーん…どこでもいいよ」
C「どこでもいいかな」
A「じゃあマクドナルドはどう?」
B「別にいいよ」
C「うん、じゃあそこで(ちょうど行きたかったし)」
メンバーが「別にマクドナルドでもいい」、または「マクドナルドの方がいい」と思っていた場合、結局マクドナルドに行くことになってしまう。そもそも「マクドナルドが最低ラインである」という共通認識がなければ成立しないので、実際には最低ライン(と思ったもの)を提案したらそのまま決定することもある。
2020年代の日本ではマクドナルドもそこそこ美味しく、楽しく会話できるという意見もあるため、この理論の字面通りにマクドナルドを提案したら結局マクドナルドというパターンになることも多いようだ。
その結果マクドナルドに行っても楽しいのであれば何の問題もないが、よりよいアイデアを出したいなら「最低ライン」として出す案をよく見極めるか、マクドナルド理論以外の別の方法を考えたほうがいいかもしれない。
また、意見が出たとしても結局まとまらないこともあるほか、悪い案を出した発案者が過剰に批判されたり印象が下がったりする場合もある。この方法だけで成功するわけではなく、その後の意見の取りまとめ・調整が必要になってくることもある。
掲示板
68 ななしのよっしん
2025/02/24(月) 08:20:26 ID: 1Zaf8wh7To
たまたま一言目が出ないだけで、気兼ね無く意見を交換できる関係であることが前提とも言い換えられるか
知り合って間もなく遠慮もあるような集団でやると、
「じゃあマクドナルドはどうです?」
「「「「「「(こいつマジかよ……)そうですねマックにしましょう」」」」」」
「(こいつらマジかよ……)」
というコントになる
まあ前にも言われている通り、この結果は(「舅」の動機がやや特殊な)アビリーンのパラドックスだね
69 ななしのよっしん
2025/02/25(火) 11:19:07 ID: ILzrgaHG9i
「マックは世界一売れてるから世界一美味い食べ物」理論の事かと思った
70 ななしのよっしん
2025/03/17(月) 01:00:12 ID: F1zflxe2kJ
>>68 これは逆にマックが一番安牌という考えが全体で通ってるから発生する状況
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/25(火) 21:00
最終更新:2025/03/25(火) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。