マジックヨーヨー

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マジックヨーヨー(MagicYoYo)とは、以下の意味である。

曖昧さ回避

1. 「スリープするヨーヨー」の、1950年代-1980年代における日本での呼び方。
   1. (株)光洋の競技ヨーヨーブランド。1970年代のヨーヨーブームを起こした。
   2. (株)石川玩具が、当時輸入販売していたRussell Promotionsのヨーヨーに対してつけた呼び方。
   3. (株)ツクダ(ツクダオリジナルの元親会社)の競技ヨーヨーブランド。
2. 深圳市天能达电子有限公司 - 中国・広東省深圳市のヨーヨーメーカー。本記事で解説する。

概要

2004年設立。
他メーカーへのOEM生産を主力とする企業。
他メーカーが低価格フルメタル機種を出す場合、中国メーカーのOEMから始める場合も多い。そのような生産を手がけるメーカーは中国にいくつか存在するが、マジックヨーヨーははその中でも最大級である。
中国のヨーヨーメーカーでは、総合玩具メーカーのAULDEYに次ぐ。

自社ブランドも多数手がけるが、OEM先への広告という側面が強い。
そのため、他社のフルメタル機種がマジックヨーヨーのOEMというのはよくあることである。
たとえば、「スピンタスティクス・ブレイド」は、「マジックヨーヨー・T8」のOEMである。

自社ブランドは、世界最高レベルのコストパフォーマンスを誇る。
安ければ3000円から、という超低価格でフルメタル機種を販売している。
上記の理由で工作精度もある程度の信頼性があることから、初めてフルメタル機種を買うならば真っ先に候補に挙がるメーカーである。

本メーカーの特徴として、「塗装の一部をリング状に露出させ、バイメタルっぽい見た目にする」ものがある。
「マジックヨーヨー・カープフィン」や「マジックヨーヨー・N8」などはバイメタルではないので注意。
もちろん、「マジックヨーヨー・ステルス」など、本物のバイメタル機も販売している。

2016年には、ラフトヴァークとのコラボレーションで「マジックヨーヨー・スカイヴァ」を発売。
プラスティックモデルとは思えない高性能と、トップオントリックのやりやすさから、一躍人気機種となった。

商品

OEM先も階層を下げて記述する。その際、元の機種と若干仕様が変更されていることがある。

機種名は基本的にアルファベットと番号で表されるが、これとは別にペットネームが存在する。
ペットネームがない機種や、途中で変更された機種も存在する。

Mシリーズ

• M001 サイレンサー
• M002 エイプリル
• M003 プロフェット
• M04 ステルス
• M05 マジカル
• M06 カタナ (スピンギアとのコラボレーション)
• カープフィン
• M09 ヴォルフガング

Nシリーズ

• N5 デスペラード
• N6 マジックストレート
• N8 デアトゥドゥ/D世代
• N9 浮雲
• N10 青花瓷
• N11 ウェイトリング
• N12 シャークオナー

Tシリーズ

• T1 キャプテン
• T5 オーバーロード
• T6 レインボー
  • スピンギア・メタルウイング
• T8 シャドー
  • スピンタスティクス・ブレイド
• T9 ダークエンジェル
• T10 ダークエンジェル2

Yシリーズ

• Y01 ノード

Kシリーズ

• K1 スピン
• K3 ライトニング
• K5 ナイトエンジェル
• K6 ブロンズセインツ
• K7
• K8 レオパルド
• K9 キング
• K10

Dシリーズ

• D1 ギガヘルツ
• D5 ダークスプライト

その他

• スカイヴァ (ラフトヴァークとのコラボレーション)
  • メタルスカイヴァ
  • デルリンスカイヴァ
  • 7075スカイヴァ
• ワンサード

所属プレイヤー

中国 帳新宇 高軼凡 陳小斌 日本 コガ ヨシミ マレーシア Alif Izawan フィリピン Jaued Cervas John Eric Galicha インドネシア Elke Michele

アメリカ合衆国 Dylan Kowalski ハンガリー Miklos Pardy ドイツ Alexander Schmidt

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関連項目

• ヨーヨー
• ヨーヨーメーカー・ショップ一覧