「マスクド・ライダー」とは以下の事柄を表す。
当記事では2について記述する。
『マスクド・ライダー』(Masked Rider)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ。日本の『スーパー戦隊シリーズ』をアメリカでリメイクした『パワーレンジャーシリーズ』のスピンオフ作品である。
1995年9月16日から1996年11月20日にかけてFOX放送内の「FOXキッズ」で放映。日本では放送されていない。
アンドロメダ銀河にある惑星エデノイ。この星は王族でありながら悪に走った反逆者、ドレゴン伯爵に支配されていた。そして、彼の次なる標的は地球。伯爵の甥であり星の王子、デックスは祖父からマスクド・ライダーの力を授かり、地球へとやって来た。
地球に降り立ったデックスはスチュワート家の人々出会い、その家の長男として地球での生活を始めることになる。
時を同じくして、ドレゴン伯爵の地球攻撃が始まり、デックスのマスクド・ライダーとしての戦いも始まった。
『仮面ライダーBLACK RX』をアメリカでリメイクした作品。『パワーレンジャー』の大ヒットにより同様の方式で製作された2作目のスピンオフ作品。
サバン側の要望により『仮面ライダーZO』と『仮面ライダーJ』の映像も使用されている。
アクション監督・マスクド・ライダー役は本作が米国デビューとなる大野剣友会出身の日本人、ミチ・ヤマトが担当。彼はオーディションでは背広姿で空中回転を披露したとされる。後にプロデューサーのロバート・ヒューズから「君の英語は全然わからなかったけど、何かやってくれそうだと感じたから雇った」といわれている。
本作の放送開始前に放送された『パワーレンジャー』第113 - 115話にライダーがゲストとして登場し、パワーレンジャーと共闘するなどのプロモーションが行われた。そのプロモーションの効果もあってか、放送開始時の視聴率は全米子供番組史上最高の数字を記録した。
しかし、その後の業績は良いとは言えず、当初の予定通りに全40話で終了した。
英語圏においては日本の仮面ライダーシリーズと区別するために「サバンのマスクド・ライダー」と呼ばれることが多い(正式名称でもあるが)。
デックス・スチュアート
本作の主人公でエデノイ星の王子。自分の考えを映像化するなどの超能力を持つ(エデノイ人は皆出来るらしい)。
叔父であるドレゴン伯爵の地球侵略を阻止する為に故郷からやって来た。
王族と言う出自からか、時代のかかった話し方をし、地球の常識にも疎い為、戦いのないときはテレビ番組を見て地球のことを学んでいる。
マスクド・ライダー
デックスが「Ectophase Activate!」と叫びながら右手を上げて、両手を振るポーズをとって変身した黒き戦士。
武器はエレクトロセイバーで、セイバーから発射する光弾が必殺技。とび蹴り「ライダーキック」なる必殺技も持つ。
巨大化能力を持ち、巨大モンスターとも戦う。スーツアクターのミチ・ヤマトによればアクション用のスーツは『RX』当時のオリジナルを使用し、アップ用のスーツは現地で新調したとのこと。
マスクド・ライダー・スーパーゴールド
ダニアスがエデノイ星からもたらしたクリスタルの力によって変身する。
パワーに優れる。レーザー銃、エクトレイが武器。
マスクド・ライダー・スーパーブルー
前述のクリスタルの力を引き出したことによって変身可能になった姿。液状化するなどの力を持つ。
コンバット・チョッパー
デックスが超能力で生み出した昆虫型の生命体。バイクに変身する。
スーパーチョッパー
ライダーがスーパーゴールドに変身するのに合わせてコンバット・チョッパーが変異した姿。
ウルトラチョッパー
ライダーがスーパーブルーに変身するのに合わせてコンバット・チョッパーが変異した姿。
マグノ
コンバット・チョッパー同様にデックスが生み出した昆虫型の生命体。赤い車に変身する。人格は女性。
ハル・スチュアート
一家の主で白人の発明家。毛皮アレルギー。
モーリー・スチュアート
ハルの娘である白人の少女。リーウッド高校ではチアリーダーをしている。
レキシアン王
デックスの祖父でドレゴンの父親。エデノイ星からデックスをサポートする。
『パワーレンジャー』に登場するアルファ5の開発者。
ファーバス
デックスのペット。デックスを追って地球に来た。表向きには犬ということになっている。
ダニアス
エデノイ星のレジスタンスの1人。デックスの親友。王の命を受けて何度か地球にやってくる。
ドレゴン伯爵の地球総攻撃に対抗する為、レキシアン王が召集した戦士たち。
日本版における名前を踏襲している者も多いが、ZX(より英語的なズィークロスという発音になっている)を除き外見と名前が一致していない。
これらが『ストリートファイター』(ベガ、バルログ、バイソン)のように意図的なものなのか、単なるミスなのかは不明。
本作での名前 | 原作における名前 |
ウォーリアー・リーダー | 仮面ライダー1号 |
ウォーリアー・コマンダー | 仮面ライダーV3 |
V3 | 仮面ライダーX |
ライダーマン | 仮面ライダーアマゾン |
X | 仮面ライダーストロンガー |
アマゾン | スカイライダー |
ストロングマン | 仮面ライダースーパー1 |
ZX | 仮面ライダーZX |
名称不明 | 仮面ライダー2号 |
ライダーマン |
パッツリー・カーバンクル
スチュアート家の隣家の娘。
自己中心的な性格でスチュアート一家を宇宙人だと誤解している。
ハービー
パッツリーと行動を共にする少年。アメリカにおける典型的なナードキャラ。
ヘンリー・チャーマーズ
デックスとモーリーが通うリーウッド高校の校長。
ムルダー先生
リーウッド高校の教師。デックスとモーリーのクラスの担任。
ドレゴン伯爵
エデノイ星を支配する独裁者。デックスの叔父。顔にある傷を隠す為に黄金のマスクをしている。
『パワーレンジャー』に登場するロード・ゼッドとは古くからの宿敵とされる。
ダブルフェイス
ドレゴンの部下である剣士。その名のとおり2つの顔を持つ。
サイクロプター
専用バイク、キャノン・ウィールズを使った戦法を得意とする。
ゴーク
小柄で臆病な性格。他の幹部からあまり好かれていない。
過去に星を追放されたディス・キーと言う兄がいる。
コマンドイド
戦闘員。コスチュームは黒、グレイ、ベージュの3種類ある。
役名 | 俳優 |
デックス・スチュアート | T.J.・ロバーツ |
ファーバス(声) | ポール・ピストーレ |
コンバット・チョッパー(声) | ジェイソン・ナーヴィー |
マグノ(声) | ウェンディー・リー |
ハル・スチュアート | デヴィッド・ステンストローム |
バーバラ・スチュアート | キャンディス・キタ |
モーリー・スチュアート | リアノン・J・シュルヴ |
アルビー・スチュアート | アシュトン・マカラン |
レキシアン王 | ラルフ・ヴォトリアン |
ダニアス | ウィストン・ストーリー |
ドレゴン伯爵 | ケン・メルクス |
ネファリア | ジェニファー・タン |
ダブルフェイス(声) | マイケル・ソリッチ |
サイクロプター(声) | スティーブ・クレイマー |
ゴーク(声) | マイケル・マコノヒー |
ファクト(声) | ジュリー・マッダレーナ |
パッツリー・カーバンクル | リディ・リットロー |
ハービー | マシュー・ベイツ |
ヘンリー・チャーマーズ | ドン・ヤーナン |
ムルダー先生 | ロン・バーネオン |
ムーン・デュード | トム・エアーズ |
役名(登場話数) | 俳優 |
フェアリア(1) | ピーター・シンコダ |
ゼニアス(1) | トレーシー・ベルーシ |
Mr.リ(3) | ビリー・マツダ |
ジョージ(13) | アレックス・ドッド |
マスクド・ライダー・ウォリアー・リーダー(声)(40) | キム・ストラウス (クレジット無し) |
ウォーリアー・コマンダー(声)(40) | マイク・レイノルズ (クレジット無し) |
V3(声)(40) | リチャード・エプカー (クレジット無し) |
ストロングマン(声)(40) | マイク・レイノルズ (クレジット無し) |
ジ・クロス(声)(40) | リチャード・エプカー (クレジット無し) |
役名 | 俳優 |
マスクド・ライダー | ミチ・ヤマト、ルーク・ラフォンティーヌ |
ファーバス | ヴァーン・トロイヤー |
ロボライダー | リック・ターネ |
ハイドラセクト | ベリンダ・イングリッシュ |
プラグパトロール | リック・ターネ、B・ラゾー、ビリー・マツダ |
マゴット | リック・ターネ、B・ラゾー、ビリー・マツダ、他 |
製作総指揮 | ハイム・サバン、シュキ・レヴィ |
プロデューサー | ロバート・ヒューズ |
スーパーバイジング・プロデューサー | トニー・オリバー(第27話まで) スコット・ページ=パグター マイケル・モントゴメリー |
共同プロデューサー | アン・オースティン |
音楽 | シュキ・レヴィ、クッサマーチ |
撮影監督 | ジェームズ・マイケルズ |
セカンドユニット監督 | ミチ・ヤマト(第27話まで) ルーク・ラフォンティーヌ(第28話以降) |
セカンドユニット撮影監督 | エリック・ロイ・アンダーソン |
ADRディレクター | デヴィッド・ウォルシュ |
プロダクション・デザイナー | ユダ・アッコ |
スタント・コーディネーター | ミチ・ヤマト(第27話まで) |
編集 | テリー・シアップ、アディ・エル=アド |
製作総責任者 | ロニー・ヘイダー |
原作 | 石ノ森章太郎 |
制作 | ルネサンス・アトランティック・フィルム 東映、バグボーイ・プロダクション |
製作 | サバン・エンターテイメント |
配給 | サバン・エンターテイメント(アメリカ) サバン・インターナショナル(全世界) |
タイトル | メディア | 収録内容 | 備考 |
Escape From Edenoi | VHS | 第1、2話を編集して収録 | |
Super Gold | VHS | 第7、8話を編集して収録 | |
Escape From Edenoi | DVD | 第1話から第3話まで収録 | 英国のみ |
掲示板
19 ななしのよっしん
2018/04/25(水) 05:09:54 ID: oRA4oZd8ug
20 orbdcd
2018/05/11(金) 16:06:46 ID: 5yqR9wK1Mv
>>19
そう。十人ライダーの自己紹介の際に2号とライダーマンの紹介だけされなかったため、下のようにずれていった。
1号「俺はマスクド・ライダー・ウォーリアのリーダーだ。」(これはまだ良い。ただの名称変更。)
V3「俺はウォーリアのコマンダーだ。」(ここから11つずれる。これ本来なら2号が言うはずだった思うんだが?)
X「俺はV3。」(また1つずれる。あんたはダブルVだろ…)
アマゾン「俺はライダーマン。」(……)
ストロンガー「俺はマスクド・ライダー・X。」(何がXじゃあ!Sって書いてあるだろうが…)
スカイライダー「I AM AMAZON!!」(そんな野太くでかい声で言われても……海外でもネタにされてる)
スーパー1「俺はストロングマン!」(これはもう完全に酷い…)
ZX「俺はズィークロス(ZX)。」(これは良かった…って何でここにきてZXだけ合ってるんだよ?!)
21 ななしのよっしん
2019/04/20(土) 08:40:21 ID: l74dlAImIX
>>sm12649586
これか。吹替担当者はZXだけ知ってたのかなw
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 10:00
最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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