マックス・レーガー(1873~1916)とは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したドイツの作曲家である。
ヴァイデンに育ち1886年には教会のオルガン奏者となっていた。1890年にはミュンヘンとヴィースバーデンでハインリヒ・ライマンの指導の下、音楽への勉強を開始する。1899年には兵役を終え心身ともに虚脱状態に陥るが、作曲に関しては上向きになり、1905年にはミュンヘン王立音楽院の、1907年にはライプツィヒ音楽院の作曲家教授となった。以後終生をそこで過ごす。
作風としてはバッハ風の対位法やブラームスを発展させた和声法を用いており、「ブラームスとシェーンベルクをつなぐ"失われた環"」とみなすこともできる。しかし難解な対位法や転調の多用などから聴衆の支持を得ず、似たような作風のフェルッチョ・ブゾーニなど音楽家からは尊敬を集め、死後しばらくまではドイツの中心的な音楽家として扱われていたが、やがて忘れられ、近年ようやく再評価されるようになった作曲家である。
気難しい性格で質素な暮らしではあったものの、大酒のみで食欲旺盛なことでも有名で、それが早死にの要因となっているとも言われる。
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最終更新:2025/12/09(火) 23:00
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