複数の楽曲を編集して複合し、1つの曲にする音楽の手法をマッシュアップという。言葉そのものは「混ぜ合わせる」という意味がある。すでにあるものを混ぜ合わせる・組み合わせるという性質上、MADと近い関係がある。
リミックスとは、意味が若干異なる。例えるならば、「味付け変えて食うのがRemix。混ぜて食うのがマッシュアップ」
塩ヤキソバがRemixで、ソバメシがマッシュアップ。
まったく違う2曲を同期再生するのが基本だが、あくまで基本であり、ある1曲をベースに何曲もの楽曲をマッシュアップするケースもある。マッシュアップに際しては、素材同士の「テンポ(BPM)」「キー」「構成(小節数など)」を合わせる必要があるが、この3要素がたまたま一致する楽曲同士であれば、本当にただ頭から同時に流すだけでマッシュアップとして成立してしまったりもする。むしろそういう「たまたま同じキーと構成でテンポも近い2曲」を見出し、合成した作品のほうが「奇跡のシンクロ率」として高い評価を得るのがマッシュアップの世界。名バラードのオケに名ラップを乗せたり、ギャップが大きいほどインパクトがある。
マッシュアップにもいろいろ種類があるので一概には言えないが、ニコ動で最初に強烈なインパクトを与えたマッシュアップは、β時代に投稿された「陰陽師は大変なものを盗んでいきました」「魔理沙は大変なきしめんを盗んでいきました」といった、IOSYS「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」系作品である(マッシュアップという名は、当時使われていなかった)。
これらは、ニュースサイトに取り上げられるほどの人気となった。
その後、ニコ動には上の動画のようなマッシュアップの動画が投稿された(このようなタイプを、仮にニコニコ的マッシュアップと名付けてみる)。
現在でもマッシュアップのような動画は投稿されているが、マッシュアップというよりもリミックスやMADに近い形の動画が多い。例:IKZO(再構成しすぎなのでRemixやMAD扱い)
また、ニコニコメドレーシリーズではマッシュアップのような手法を使い、曲を繋いでいる事例が多くみられており、こちらもニコ的マッシュアップの一種とも言える。
近年、初めからマッシュアップすることを意図して作成される曲が増えてきている。
具体的にこれを表すような名詞はないが、よく「○○方式」というような表現がされている。(例:ルパパト方式、ザババ方式)
初めから意図して作られてる為、二つが一つになった時に新たな意味のある歌詞が生まれたり
同じ発音の言葉を同タイミングで発声するなど、細かなギミックが仕込まれてることが多い。
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最終更新:2025/03/22(土) 17:00
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