マッスル坂井とは、日本のプロレスラー、現金型屋のゴミ専務である。本名は坂井良宏。二つ名は「模倣の天才」。
ここでは両者の関連は不明だが、何故か共通項が多いプロレスラー『スーパー・ササダンゴ・マシン』についても記述する。
出身は新潟県新潟市。高校時代は剣道部に所属しつつ、漫画家に憧れビッグコミックスピリッツに投稿し努力賞を受賞したりしていた。
その後早稲田大学に進学し、「シネマ研究会」に所属。ここでプロレスのドキュメンタリー映画を撮るためにアニマル浜口ジムに練習生として参加、2002年にはDDTプロレスリングにも練習生として参加したことで、彼の運命は大きく動き始めた。
その後、DDTでは練習生として正式デビューもしないまま通算で200試合以上をこなし、大学中退した2004年に正式デビューを果たす。
そして同年、DDT内の別ブランドとして「マッスル」が発足。高木三四郎社長の狙いとしては、
があったようで、実際にDDTのメインイベンターに成長したアントーニオ本多、現在DDTのGMである鶴見亜門、今やDDT内の一ブランドである「新北京プロレス」を任されている趙雲子龍などを発掘したが、諸々の事情でマッスル坂井に興行の内容を全て任せた「マッスル」は、その後高木社長の想像もしない方向に進むこととなる。
「マッスル3」では、DDT映像班の藤岡典一が会場である千葉BlieField(現REINAアリーナ)の破壊をもくろむ「地底王子メガーネ」として登場。そしてメインイベントの8人タッグマッチ(マッスル坂井、アントーニオ本多、趙雲子龍、ペドロ高石 vs DJニラ、上越たく、石川はじめ、稲松三郎組)の試合中には突如音楽が流れ、全ての動きがスローモーションになるなど、今までのプロレスでは絶対にありえなかった演出を平気で連発(進行役を務めた男色ディーノも共犯だった模様)。
次の「マッスル4」では、舞台俳優・今林久弥氏が演じる「鶴見亜門」が登場。日本プロレス界では大きなタブーであった「演出」を堂々と口にし、それを全面に押し出して興行を展開する。
その後も3~4ヶ月に1回というペースで、事前に出場選手もカードも発表されない状況であるにも関わらず、後楽園ホールでの興行もチケット即日完売という人気を博した。マッスルは「今一番チケットが取りにくいプロレス」とまで言われるほどの人気の高まりを見せ、「日本武道館での興行を目標とする」と宣言するまでに成長する。
また、マッスル以外ではDDT内ではエクストリーム級選手権試合でNOSAWA論外と数多くの名(迷?)勝負を繰り広げたり、そのNOSAWA論外の自主興行や故・森谷俊之氏主催の夏祭りプロレスでは菊タローとタッグを組み、鈴木みのる、高山善廣と対戦した。2005年には自身の弟の坂井ヨシヒコを「ヨシヒコ」としてデビューさせる。
その後はプロレスラーとして表舞台に上がったり、裏方に専念したりを繰り返す。DDTの社内ではDDTの映像部門である有限会社DDTテックの代表取締役に就任した。また、2009年には自身がマッスルの元ネタとしたはずのハッスルに練習生として参加。TAJIRIとのシングルマッチでハッスルにデビューしたが、直後にハッスル自体が崩壊してしまった。(余談だが、ハッスル参加にあたって坂田亘と飲んだ際には「お前に女優が抱けんのか。」と凄まれたそうである。)
プロレス興行以外でも「マッスル」は存在感を見せ、2007年にはテレビ埼玉で「マッスル牧場classic」というマッスルレギュラー陣を起用したバラエティー番組を作成した。シネ研の経験が生きてますね。
また、フジテレビの『めちゃ×2イケてるッ!』の色取り忍者で徳川綱引役として出演。お笑いイベントにも多数出演し、本業のお笑い芸人に対してお笑いで勝利するなど多才っぷりも見せつけていた。
しかし2010年8月、家業を継ぐために突如引退を表明。その後DDTがCEO制からGM制に移行するためのGM決定ランブルに優勝し、マッスルで関わりの深かった鶴見亜門氏をGMに指名。そして同年10月の「マッスルハウス10~負けるから即引退させてくれSP~」にて、ガチンコスパーリングとしてアントーニオ本多→ヤス・ウラノ→ペドロ高石→”黒天使“沼澤邪鬼→趙雲子龍→男色ディーノと連続で対戦し、最後は鈴木みのると対戦してゴッチ式パイルドライバーで敗れる(鈴木みのる戦の最中には入籍と夫人の妊娠も発表された。)。そして次回「マッスルハウス11」を20年後に自分たちの子供をプロレスラーに育てて参加させると宣言し、マッスルハウス11の招待券を無料で入場者に配布。現役を引退した。
その後は完全にプロレス界からは身を引いた…と思われたが、2012年2月19日のDDT後楽園大会で「マッスルの亡霊」が登場。その場で同年8月18日に日本武道館で行われるDDT興行「武道館ピーターパン」のダークマッチとしてマッスル提供試合が行われることが発表され、「マッスルハウス10.5」が念願であった日本武道館で開催された。
新潟に帰郷後は父の経営する新潟の金型工場「坂井精機」に専務として入社。経営に携わる一方で新潟大学の大学院へ進学し、経営を学んでいる。他にも新潟総合テレビ(NST)のローカル番組「八千代コースター」に出演するなど、ローカルタレントとしても活動を開始しているようだ。
が、2014年の夏以降は、お盆休み前を含めた平日に連続で会社を休んでいる事が発覚し、ニコ生で『ゴミ専務』の愛称が与えられた。
2014年7月には盟友であった男色ディーノからの指名を受け、団体最大のビッグマッチである両国ピーターパンでDDT EXTREAM級選手権試合の挑戦者となる事が発表された。
試合形式はインポータントサムシング時限爆破デスマッチ。お互いの大事なものとして立会人として会場に来ていた山里亮太さんの肛門を賭けて闘われたこの試合は直前に男色ディーノが体調を崩すと言うアクシデントに襲われたものの、山里亮太さんが男色ディーノの変わり身となり大喜利対決をこなして時間を繋いで何とか場をつないだ。その後山里亮太さんの肛門は無残に爆破されてしまった上、最後はスローモーションからお家芸の煽りパワーポイントを「回想パワーポイント」と言う形でぱくられた上に最後はスローモーションで敗れた。
なお、この試合について肛門を爆破された山里亮太さんは物凄く感動し、ラジオなどのメディアで「この興行はDVD化されるから是非買って内容を確認してくれ!」と繰り返していたが、山里亮太さんの肖像権のためにDVDからこの試合だけカットされると言うオチがついた。
また、この興行では「プロレスキャノンボール2014」と言う映画を監督として撮り、公開されることが発表された。彼にとって映画監督になることは前述の通り大学生時代からの夢であったが、このことに関しては「諦めても夢は叶う。」との名言を残した。
映画の撮影は2014年の10月に行われたが、出演陣が撮影やそれに関する交渉の模様を逐一ツイッターで報告しながら撮影を進める(ただし当然報告されないサプライズもあり)と言うスタイルで撮影の段階から大きな盛り上がりを見せた。この盛り上がりは映画公開の段階まで持続し、当初公開は都内の1映画館で1週間の連続レイトショーのみの予定であったが、全てのチケットが前売り段階で完売した。これを受け、その後都内だけでなく札幌・仙台・さいたま・新潟・名古屋・大阪・福岡・沖縄等様々な都市で公開され、ついには2015年8月の両国ピーターパンでDVDが発売された後も劇場公開が続くと言う異例のロングヒット作となった。
そしてその2015年の両国ピーターパンでは映画第2弾として『山田孝之の東京都北区赤羽』などで知られる映画監督の松江哲明氏とタッグを組み、2015年のDDTの1年を追ったドキュメンタリー映画『俺たち文化系プロレスDDT(仮)』と言う映画を撮影の上公開することが発表された。
2019年には『マッスルマニアin両国〜俺たちのセカンドキャリア〜』を両国国技館で開催。マッスルの功労者・ペドロ高石の引退試合以外の対戦カードや参戦選手を発表していなかったにも関わらず、当日は4115人と満員を記録。
事の発端は2013年6月。同年7月に開催が決定していたDDT新潟市・鳥屋野総合体育館大会に「怪覆面MS」なるレスラーの参戦が発表されたことである。ユニオンプロレスに参戦している謎覆面軍団を彷彿とさせるネーミングセンスだが、謎覆面軍団との関連はないらしい。
事前に発表されたわずかな情報によると、 1977年11月5日生まれで金型工場の跡取り息子だということだけはDDT側も掴んだようだ(後述する煽りパワーポイントの中では新潟県新潟市東区在住である事も明かされた。)。ちなみにこのパーソナルデータはマッスル坂井のものと一致するが、この大会でタッグパートナーを務めたDJニラ曰く
との発言もあったので、ただの偶然であろう。「MS」もマッスル坂井のイニシャルと一致するが、これもただの偶然と思われる。
その後、DJニラに対し鶴見亜門GMがしつこく怪覆面MSの正体を探ろうとしたためDJニラがキレてしまい、GMに対してサソリ固めを仕掛ける暴挙に出る。すると、会場にレッド・ツェッペリンの移民の歌が流れ、全身緑色のマスクマンが登場。サソリ固めで苦しむGMに対してさらにキャメルクラッチを仕掛け救出(因みに鶴見亜門GMは後に「このとき本気で背中がバキバキ言った」と話している。) 。ここで怪覆面MSの正体がローカルプロレス団体新潟プロレス所属のレスラー「スーパー・ササダンゴ・マシン」であることが明かされる。
ここでの試合内容はDDTが発売したDVD「これが21世紀のバカプロレスだ!」 (購入はこちら)に収録されているので割愛するが、高木三四郎・飯伏幸太組という超強敵を相手にしながらも、偶然にもマッスル坂井と同じ必殺技であるバーディクトで勝利。ちなみにマスクマンでありながら、勝利に対するあまりの喜びからか、コーナーポストに登ってマスクを取ってしまう。その顔はマッスル坂井氏そっくりであったが、ただの偶然であろう。世の中3人は自分に似てる顔がいるって言うし。
試合後、戦いに敗れた高木三四郎大社長が、翌月に控えた両国ピーターパンの初日にライブを行う純烈のPVをマッスル坂井に作ってくれという伝言をスーパー・ササダンゴ・マシンに託した。この試合は休憩前の前半戦最後の試合だったため、スーパー・ササダンゴ・マシンが偶然にもマッスル坂井と同じ〆ポーズ「マッスル!マッスル!」でこの興行の前半戦を〆た。
その後、DDTにはわずか1回しか参戦していないにもかかわらず、2013年DDT48総選挙に49人目の選手としてエントリー。極端に露出が少ないにもかかわらず、中間発表では23票を集め7位。最終的には9位に入り、選抜メンバーとして興行に出場。アントーニオ本多の所持していたDDT EXTREME級のベルトにドントスリープデスマッチで挑戦するなど、その人気の高さを示した。
「スーパー・ササダンゴ・マシン」の活躍は新潟プロレスとDDTにとどまらず、2013年10月に新潟県新発田市・サンビレッジしばたで行われた大日本プロレスの興行にも“黒天使”沼澤邪鬼とのタッグで出場した。因みにこの“黒天使”沼澤邪鬼もかつてマッスルに出場した、偶然にもマッスル坂井とかかわりのあるレスラーである。
2014年に入ってもその勢いは衰えず、年明け早々に行われたDDTの興行ではHARASHIMAの所持していたDDT EXTREME級のベルトに再び挑戦。3月にはKO-D王者へのいつでもどこでも挑戦権を獲得すると、6月の興行で挑戦権を使用。煽りVならぬ煽りパワーポイントでKO-D王者への対策や意気込みを表明してから王者HARASHIMAへ挑戦するという斬新な手法を見せ付けた。
また、2015年にはDDT最大のビッグマッチで男色ディーノ・大家健と組み石井慧介・入江茂弘・高尾蒼馬のチームドリフが所持するKO-D6人タッグのベルトに挑戦。この試合には敗れるものの、敗退直後にこの男色ディーノ・大家健・スーパーササダンゴマシンの3人で『#大家帝国』を結成の上でリマッチを要求。そこでは負けた挑戦者がリマッチを要求すると言う非常識な事態にチームドリフも「お断りします!」したものの、しつこくリマッチを要求した結果リマッチが認められ、その試合で大家健が入江茂弘からフォールを奪い、念願であったKO-D6人タッグのベルトを獲得した。
また、それと前後して開催されたDDTドラマチック総選挙2015では個人の他にユニット部門でも#大家帝国としてエントリー。政見放送では公約として「もし#大家帝国がユニット部門で1位になった場合は、1位のご褒美として与えられる主催興行をこっそりマッスルにする。」と発言。偶然にもマッスルと言えばマッスル坂井が行っていたDDTのブランド興行である。
そして選挙の結果は#大家帝国が2位のユニットに900票もの差をつけ圧勝。するとスーパー・ササダンゴ・マシンはリングの上でこの興行を前述の映画「俺たち文化系プロレスDDT(仮)」のメインに据えた上で、大家健と両国ピーターパン2015で対戦した棚橋弘至のどうとでも取れるあいまいな発言で振り回されたHARASHIMAをメインにした上で、その棚橋との対戦を実現させてくれと鶴見亜門GMに直訴。その結果、『#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~』でHARASHIMA&大家健vs棚橋弘至&小松洋平と言うカードが行われることが発表された。
以上のように、マッスル坂井氏と「スーパー・ササダンゴ・マシン」には多くの共通点が見受けられるが、今後の謎の解明が待たれるところである。
ご清聴ありがとうございました!
掲示板
14 ヤマイモやん
2019/06/18(火) 14:54:23 ID: o3iTFxznrm
大阪メトロのサカイマッスルの事件でマッスル坂井が別のところから注目されてる
15 ななしのよっしん
2019/07/26(金) 23:02:46 ID: QQBcBfmDPT
>>13
人それぞれに地元ってものがあるし、そもそも早稲田は中退だからねこの人
世の中偏差値だけが全てじゃないってことだよ
16 ななしのよっしん
2022/10/27(木) 23:44:46 ID: voE4zlYuHR
[MV]シューティングスターレディオ feat.宇多丸,スーパー・ササダンゴ・マシン/Shooting Star Radio feat.utamaru,Super Sasadango Mashine
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最終更新:2025/01/19(日) 15:00
最終更新:2025/01/19(日) 15:00
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