マホロアとは (マホロアとは) [単語記事]

うんうん！概要を教えてくれるんダネェ。ありがトウ！

星のカービィWiiで登場したシリーズ定番の一頭身キャラクター。プロローグで天かける船「ローア」と共にポップスターに不時着する。

不時着する過程で船のパーツがバラバラに飛び散ってしまい、途方に暮れていた所、カービィたちの善意によって船のパーツを集めてもらうことに。

基本的にカービィたちのサポートに回り、宇宙船内では、SDXにも登場するコピーの部屋の完備、集まったパーツの数などを教えてくれる。かわいい。

ポップスターの遥か彼方にある星「ハルカンドラ」の住民で、その星に住むドラゴン「ランディア」から命からがら逃げてきたらしく、故郷に帰るのを心待ちにしている。

また、夢の泉の物語に登場するスターロッドや、SDXに登場するノヴァを作った者の存在を知っているらしく、スフィアパーツをすべて集めると、カービィファンにとってはにやつくような裏設定を聞ける。（ただし通常モードをクリアした後に出るエクストラモードで）
その中で、マルクをほのめかすような人物の話を聞けるが・・・

マホロアの情報が出た当初は「なんかFFに出そうな見た目」「ラスボス戦はカービィたちとの共闘か」「マホロアは俺の許婚」など様々な憶測が飛び交い一部のサイトで話題になった。

ココから先はネタバレダヨ。

この項目は、『星のカービィWii』のネタバレ成分を多く含んでいるんダ。
続きを読みたいヒトは青い部分を押してネェ。

マホロアの真の目的は惑星ハルカンドラの守り神「ランディア」が所持する王冠「マスタークラウン」を手に入れること。

ハルカンドラに存在する宇宙船「ロ－ア」に目をつけ、ランディアに戦いを挑むが返り討ちにあい、ポップスターに逃げ込む。そこで偶然（かあるいは計算づくか）カービィたちと出会い、カービィたちに船の修理及びランディアを討伐してもらうことを画策する。

計画通りに事が進み、宇宙船の修復を完了させランディアをカービィたちに倒させた後に、その本性を現す。(最初は物腰が柔らかいが、レベル3からパーツ集めを急かすような言動が目立ち始める。)

本性を現し、マスタークラウンを手に入れた後はその無限の力を使い、全宇宙を支配しようと目論む。手始めにポップスターを侵略しようと、ワームホールを使い侵攻するが、ランディアの協力を得たカービィたちによって阻止される。
最終決戦では、激戦の末にカービィの「ウルトラソード」によるめった切りにより窮地に立たされる。が、マスタークラウンの力を制御しきれず、その力に飲み込まれたことで異形の様相となり、再びカービィに襲いかかる。

初戦ではマホロアの姿がまだ垣間見えるが、第2形態ではすでに出会った当初のマホロアの原型を留めておらず、ドラゴンのような翼と、口からのぞき見る不気味な眼、おぞましい叫び声など、マルクソウルを彷彿とさせるような様相をしている。エクストラモードではマホロアソウルと名を変えてグロテスク描写に拍車がかかり、もはやマホロアとはなんだったのか状態となっている。キモいグロい怖い。

時折口からのぞかせる奇妙な目玉が、カービィシリーズに登場するダークマター一族を思わせるが関連性は不明。(また、マルクとの関連性も疑われることから某サイトでは時折議論の種となっている。)

その強さは他のシリーズと比較しても一線を画すようなチート能力を有しており、カービィシリーズラスボス最強格の一人といっても過言ではない。
★「こいよマホロア！マスタークラウンなんて捨ててかかってこい！」

第1形態では、誘導エネルギー弾や☆型の異空間から展開する多彩な攻撃でプレイヤーの体力をどんどん奪う。基本的にいやらしい攻撃ばかりで、ここまで進めたプレイヤーにとっても避けにくい攻撃が多い。

体力が減ってくると、バリアを展開し、攻撃を全く受け付けなくなる。ダメージを与えるにはスーパー能力を駆使する必要があるが、一定のダメージを与えると、スーパー能力を強制解除する回避不能の攻撃を放つ。(通称：凍てつく波動)

バリアを解除させた後に、最後の一撃を放つとマホロアとのせめぎ合いとなる。一撃を加えたことに安心してそのまま放置すると手痛いダメージを食らうので注意。せめぎ合いに勝つことでようやくマホロアを倒すことができる。

が、ここでマスタークラウンが暴走(したと思われる)し、第2形態との戦いへ。通常形態を体力ギリギリで倒して安心したプレイヤーを絶望に叩き落とす瞬間でもある。エクストラ初見でブラホ即死余裕でしたって人は多いはず。

マルクのブラックホール、ダークマインドのリバースワールド、ドロシアソウルのワープ攻撃に酷似した技を駆使し、さらにプレイヤーを追い詰める。体力が減ってくるとマホロア版スーパー能力とも言うべき特殊な攻撃で大ダメージを狙ってくる。どの攻撃も下手に防御すれば、ガード中でも連続で体力を削られ、一撃食らうよりも高いダメージを受けてしまうことが多いので回避推奨。

ちなみにマルクのブラックホール攻撃はストーンやタックのガードを使えば回避できたが、マホロアのそれはストーンや、タックの防御代用であるリーフのガードでも吸い込まれる上、範囲が広く、吸い込みもつく三重苦となっている。まさにチート返し。

基本的に初見殺しの攻撃が多い上に体力が高く、さらに第2形態もあるため、前情報なしで初めて戦う際は非常に苦戦を強いられる。何度やってもどうしても勝てないという方はスパークがおススメ。が、一気にぬるゲーと化してしまうので他の能力の方が戦りがいがある。

マホロアソウルのエクストラの説明をみるに、彼にも複雑な事情があり、無限の力を得ようとしていたようだ。
強大過ぎる力を手にしてまで成し遂げようとした野望、そこまでするに至るほどの憎悪と執念は何がきっかけで生まれたものなのか・・・・カービィシリーズもすでに黒い任天堂の殿堂入りを果たしていると言えるのかもしれない。

上記の経緯を経て、『仲間だと思っていたら裏切ってラスボスになった』というキャラクターだったマホロアのせいで、後輩キャラクターにも「こいつマホロアみたいに裏切るんじゃ…」という疑念を抱かせるきっかけになってしまった。

そんなわけでマホロアの今後の活躍が期待されるところである。

20周年カァ・・・ボクもこんなコトになっちゃうナンテ、トホホだヨォ・・・。

上記のようなネタバレがあるにも関わらず、マホロアはなんと「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」の「もっとチャレンジ」にて、ステージプププランドで片隅で設計したテーマパーク（チャレンジステージ）の案内をローアで説明していた。

あまりにこんなにやさしいマホロアを見て
「今までのはそっくりな偽者が化けていたんじゃないか？」
「外伝作だから正史の生死関係なしに登場できたのでは？」
等、後述のWii以後の出演作品も含めて憶測を呼んでいる。
海外版限定だが、そちらでの説明によると「罪を償ってテーマパークを作った」と記されている。

各ステージのてっぺんにあるボスステージでは、カービィと競争するが急加速や壁抜けによるショートカットをしたり、ザコキャラや巨大歯車の召喚、魔法弾による攻撃でカービィを妨害してくる。
負けてしょんぼりするマホロアかわいいよ。

トリプルデラックスにもボクが出ているヨォ。

ステージに隠されているレアキーホルダーの柄として登場する。このドット絵の初出はニンテンドー3DSにデフォルトで入っているソフト「すれちがいMii広場」内のゲーム「ピース集めの旅」である。「星のカービィ 20周年」のパネルを完成させると、動くドット絵の彼を見れる。必要枚数は40枚と集めるのに苦労するが、マホロアの他にも様々なキャラを見れるので集める価値は多いにある。3DSを持っている人は是非完成させてみよう！

また、とあるステージの背景には彼の肖像画が飾られていたり、
コピー能力「ストーン」や「サーカス」で彼の像や風船が出来上がることがある。

ハンターズのミンナ、ジェムリンゴも買ってネェ！

「みんなで！カービィハンターズ」ではよろずやを経営する店主マホロアとして登場。色は通常のマホロアと違い白と緑を基調としたものになっている。なおよろずやに売っている装備を全て購入するとおなじみの格好に戻る。

店主が店主なだけにあまりにも胡散臭すぎる店と思われるかもしれないが、売っているものは武器や防具などの装備、そしてリアルマネーを使って購入するジェムリンゴと意外とまとも。さらに公式サイトやツイッターではジェムリンゴやレアなかけらをゲットできるあいことばをお知らせするプレゼンターとしても活躍している。

ベストフレンズの力、見せツケテヤルヨォ！

ブラボーブラボー、と「星のカービィ Wii」から
キュートなきょげんのまじゅつしがやってきた！
フレンズと言えばトモダチ。トモダチと言えば
そう、ベストフレンズ。つまりボクの出番だネ！
さぁミンナ、サッサと宇宙ヲ支配しにイックヨォ！

「星のカービィスターアライズ」では「ドリームフレンズ」という名称で過去作に登場したキャラクターやボスが操作キャラクターとして参戦する。さらにドリームフレンズは無料アップデートを通じて発売後も追加されることが予告された。マホロアもその人気からかドリームフレンズとして参戦を予想する声が多く上がっていたが、なかなか参戦が発表されることがなくファンは焦らされた。あまりにも焦らされたからか、他の参戦キャラクターの予告シルエット画像も無理矢理マホロアにかこつけるネタが一部で流行した。「洗濯されたマホロア」「氷漬けにされたマホロア」などでググるといくつかファンアートが見つかるので気になる人は検索してみてネェ。

そして2018年 11月30日に配信された第三弾無料アップデートにてついにドリームフレンズとしてマホロアが参戦決定！ツイッターでレポーターを担当している三魔官からは「イカサマたまご」なるあだ名を頂戴した。略してイカたま。

そんなマホロアだが、肝心のドリームフレンズとしての性能は凄まじいものを秘めていた。

広範囲高威力多段ヒット無敵長持続のウルトラソード
吸い込める攻撃をシャットアウトできるブラックホール
とりあえず撒いておけば隙無しで起爆できるジェムリンゴボム
かのハートレス・ティアーズすらかわせたものとほぼ同じ性能のいくうかんバニシュ
ローアを呼び出しフレンズに乗せて突撃させるたまにドロッチェ親分に盗まれるトベマホローア

ネタと強さを兼ね備えたスペックを秘めており、同じく無料アップデートで実装されたアナザーディメンションヒーローズやTheアルティメットチョイスの最高難度などの高難度モードのクリアに役立つフレンズとなった。

なお、解説文からは全く反省をしていない様子が伺え、先に参戦していたマルクと並んで「ドノツラフレンズ」などとも呼ばれることもある。

デラックスで、はやくチカラをとりもどシたいナァ。

Nintendo Switchにて『星のカービィ Wii デラックス』としてリメイクが発表され、マホロアにも再び注目が集まった。なんせ初めて遊ぶ人向けに精一杯ネタバレを隠した上でマホロアを紹介しなければならないので、プレイ済みの身からしたらいろいろな意味で面白い紹介となっているのである。

リメイク版の追加要素として、多数のミニゲームが遊べるテーマパーク『わいわいマホロアランド』の追加が発表された。マホロアは支配人として登場する。ローアの修理は？

その後発売直前に更なる追加要素として、なぜか力を失ったマホロアが異空間からの脱出を目指すモード『マホロアエピローグ異空をかける旅人』が発表された。ちょっとのジャンプや弱弱しいエネルギー弾しか発射できないほど力を失ったマホロアが、敵を倒すと手に入る魔力ポイントを使ってパワーアップしていき、異空間から脱出を目指す。このモードはストーリーモードをクリアすると解禁されるという。