マリリン・ストラザーン(1941~)とは、20世紀末から21世紀にかけて活動している哲学者・人類学者である。
ケンブリッジ大学名誉教授。マンチェスター大学教授、ケンブリッジ大学ウィリアム・ワイズ社会人類学教授を歴任する。人類学の存在論的転回に属する。
イギリスのウェールズに生まれ、ケントで育った。大学では人類学に進み、ケンブリッジやオーストラリアなどで働いていく。そして今現職にある。
『贈与のジェンダー』において、メラネシアの民族誌を検討し、西洋的な二分法が当てはまらないことを指摘。これまでイニシエーション儀礼を通して独立した個人としての若者を、社会的存在に作り替えると分析されてきたのを、メラネシアにおいては人格は分割不可能な個人としてとらえることはできない、とマリリン・ストラザーンは主張したのである。つまりメラネシアにおいて人格とは「分割可能な人格」なのである。
また『部分的つながり』では、異なったカテゴリーに属する事物同士が、メラネシアの人々においては越境的に接続されていると主張したのである。
しかし、ストラザーンの書物は極めて難解であり、なかなか一通りに解釈できるものではないようだ。
掲示板
1 ななしのよっしん
2020/03/31(火) 06:55:57 ID: W1AXULoXt2
作成ありがとうございます
マイナー人名記事大好きです
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最終更新:2024/04/19(金) 17:00
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