マルコム・ゲドーとは、森川ジョージのボクシング漫画『はじめの一歩』の登場人物である
戦歴は一歩と戦うまでは33戦22勝15KO7敗4分と平凡。日本の下位ランカーにすら判定負けをするなど一見すると実力は低い。しかしその実は、高いカネと引き換えに相手に勝利をプレゼントする八百長ボクサーである。金額によって判定コースとKOコースがある。
本編では主人公幕の内一歩とノンタイトルマッチを行った。八百長をするからと執拗に金銭を求めるゲドーに一歩はボクシングを侮辱されたように感じ怒り心頭。総額300万を賭けたWINNER TAKES ALL MATCH(勝った方がファイトマネーを総取りする試合)を承諾してしまう。
試合前の下馬評では、日本下位ランカーに負けたゲドーと世界シングル(一桁)ランカーの一歩では相手のならないというものだったが、いざ試合が始まると評価は一転。八百長をしないゲドーが本来の実力を発揮し、一歩をKO間近のところまで追いつめる。しかし一歩のハートブレイクショットによりプレッシャーをかけられ、ボディーを打たれて足を止められる。最終的には打ち合いにいつもの様に持ち込まれKO負けを喫する。
本来なら世界を狙える実力者であったのだが、後に宮田一郎と闘うことになるランディーボーイジュニアに敗れ本物の才能を知り夢を諦めたという過去を持つ。
一歩を手玉に取る多様な小技と抜群に上手いデフェンスで相手を翻弄する変則スタイル。特筆すべきは相手の距離感を失わせる左ジャブである。その正体はグローブの紐を緩め拳を握り込まずにリーチを伸ばす反則技である。その予備動作として左手をブラブラさせて遊びを作る。
離れれば距離感を狂わすジャブ、近づけば強力な右アッパー。加えて治安の悪い地域に生まれ銃で撃たれた経験から来る、どんな強打にも怯まない精神力の強さもゲドーの実力の一つである。
掲示板
10 ななしのよっしん
2022/06/25(土) 20:12:13 ID: UjSvTFyfhB
ボクサーじゃないから距離感が狂うってどんな感覚なのかわからんな
アウトボクサーならともかく一歩なら首振ってインステップすれば距離感なんか関係ないだろ
アッパーが来ることわかってるんだからブロックしろよ
11 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 13:15:53 ID: k2jtRhF/MC
イチャモンつけるならせめて漫画を読め…
一歩はイノシシだがやみくもに距離を詰めるのではなく丁寧に距離を測ってから飛び込む位置を決める精密機械だというのは作中で語られたろ
あとあの距離感のマジックは脚も使ってる複合テクって言ってたろ だから足が止まったらそれこそただの手打ちジャブで安々入られるようになった
12 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 13:26:34 ID: f76PRY95Nm
>>11
試合終盤で足が止まった要因の一歩のパンチは、銃ありの命の奪い合いが普通の社会で生き延びてきたゲドーにとっても「ふざけんな」な威力だったな……
それをダース単位でもらって立っていられた点で、ゲドーは一定以上のレベルの耐久力と精神力を持ったボクサーではある
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最終更新:2024/04/19(金) 17:00
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