マースク(Marske)とは、1750年生まれのイギリスの競走馬である。
父Squirt、母The Ruby Mare、母父Hutton's Blacklegsという血統。
父スクワートは当時のプレート競走やマッチレースを勝利して、種牡馬としても成功した。
母ルビーメアは日本語版ウィキペディアの三大始祖の記事ではサラブレッドの遺伝子プールの割合がゴドルフィンアラビアン・ダーレーアラビアンに次ぐ数値としているが外国のサイトには記述がなく詳細不明。
母父ハットンズブラックレッグスはノッティンガムなど北部を中心に走ったが詳細は不明。
マースクはヨークシャーのリッチモンドシャー、マースク村のマースクホールにてジョン・ハットンによって生産され、カンバーランド公爵によって栗毛のアラブ馬とトレードされた。
マースクは4歳時に40ギニーのレースで勝利を挙げると、5頭立てのジョッキークラブプレートでも勝利、さらに300ギニーのマッチレースでも勝利し3連勝を上げた。
しかし5歳時の3頭立てレースでは3着と敗れ、6歳時のSnapとの1000ギニーの高額マッチレースでは2連敗し、引退した。
種牡馬となったはいいがカンバーランド公はあまり期待していなかったようで、ある馬が登場するまでは殆ど目立たなかった。
本馬を目立たせた「ある馬」とは、伝説の名馬の一頭、Eclipseである。
1765年にカンバーランド公爵が死亡し、最終的にアビンドン伯爵のオックスフォードシャー、ライクロフトのロードシップスタッドで供用されたが、Eclipseが活躍すると種付け料が100ギニーまで上昇し、繁殖牝馬の質も上がった。それによってYoung Marske、Hephestion、Norcissus、Leviathan、Shark、Pontac、Masquerade、Desdemonaなどを輩出し、さらにマースクの孫の世代が初期のセントレジャーやダービーなどで活躍した。1775・1776年にはイギリスリーディングサイアーとなったが、これはマースクが25~26歳のときでかなり遅咲きといえる。
マースクは29歳まで長生きし、ライクロフトの地で亡くなった。
Squirt 1732 栗毛 |
Bartlet's Childers 1716 鹿毛 |
Darley Arabian | 不明 |
不明 | |||
Betty Leedes | Old Careless | ||
Cream Cheeks | |||
Sister to Old Country Wench 1713 黒鹿毛 |
Snake | Lister Turk | |
Hautboy Mare | |||
Grey Wilkes | Hautboy | ||
Miss Darcy's Pet Mare | |||
The Ruby Mare FNo.8 |
Hutton's Blacklegs 1725 鹿毛 |
Hutton's Bay Barb | 不明 |
不明 | |||
Coneyskins Mare | Rutlands Coneyskins | ||
Clubfoot | |||
Bay Bolton Mare 1728 |
Bay Bolton | Grey Hautboy | |
Makeless Mare | |||
Fox Cub Mare | Fox Cub | ||
Coneyskins Mare |
クロス:Hautboy 4×5×5×5(15.63%)、Lister Turk 4×5(9.38%)、Rutlands Coneyskins 4×5(9.38%)
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最終更新:2025/03/23(日) 04:00
最終更新:2025/03/23(日) 03:00
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