ミザちゅわぁ~んとは、イケてないミザエルの事である。
作戦立案こそ苦手だが、バリアン七皇の中でも高い実力を持つとされる銀河眼厨ミザエル。
ストーリーの都合上デュエルが中断される事も多かった彼だが、ナッシュとメラグの復活により遂に人間世界への侵攻が本格化。バリアンイエローとして勝手に真の銀河眼使いを名乗りバリアンジャーの口上も述べられいよいよ彼のデュエルが見られると期待された。
この時、遊馬を助けるべくデュエリスト達がバリアンの足止めにかかったが、ミザエルはエスパー・ロビン及び神月アンナのコンビと対戦。
2対1と不利ながら(途中省略であったが)終始デュエルを優位に進めていたらしく、最後はナッシュによってもたらされた「RUM-七皇の剣」により嫁カード「No.107 銀河眼の時空竜」が進化、遂に「CNo.107 超銀河眼の時空龍」をお披露目しフィニッシュを決めて見せた。
ちなみにここで説明しておくと、「RUM-七皇の剣」は元のモンスターがフィールドに居ようが墓地で死んでようがまだ出してない状態でエクストラデッキに眠ってようが、構わずランクアップさせてしまう結構なチートカードである。
さて、こうして(相手が強者であった事もあるが)ギラグやブックス!ことドルベ、アリトらが苦戦する中さらっと勝利してみせたミザエルには「やはりミザエルは強かった」「ネオタキオンはどんだけ強いんだ……」「どうせOCG化はコンマイだろう」などと視聴者は反応していた。
だが……
そして、遊馬とカイトを追尾するにあたり、時間稼ぎ&Ⅳの仇を討つべく立ち塞がったはたらくⅤ兄様とⅢに対してまたも余裕の不利デュエルを挑むミザエル。
ロビンとアンナを破った勢いそのままにタキオンで「No.9 ダイソン・スフィア」を撃破するミザエル。ここまでは良かった。
その後、反撃とばかりに繰り出されたⅢきゅんの「カオス・アトランタル」によって、タキオンドラゴンがⅢの「カオス・アトランタル」の装備カードにされてしまう(ここ重要)。
某社長の如く怒りをあらわにしたミザちゃんは、バリアン式チートドロー能力を発動、見事七皇の剣を引き当てそのままタキオンドラゴンをランクアップしようとする。
ミザエル「私が引いたカードは「RUM-七皇の剣」だ!これでいつでも超時空龍を呼ぶことができ…ハッ!?」
ベクター「あららら… ミザちゅわ~ん 、ちょっとイケてないんじゃなーい?」
と、いうところで発せられたベクターのセリフがこれである。またお前か。
この時の状況とセリフのイントネーションが凄まじく笑いを誘い、ネタとして定着した。
そう、いくら七皇の剣でも相手フィールド上で敵モンスターの装備カードになってる(アニメ的に言うと吸収されてる)カードまではランクアップなんて出来るはずがなかったのである。
ちなみにⅣのデュエルを解析したらしいはたらくⅤ兄様とⅢはこの事実を知っており、何と使用者のミザエルの方がテキストを理解してなかったという衝撃の真実が明かされたのだった。ジャンジャジャ~ン☆
また、ミザエルが1人で喋っている間ⅤとⅢはまるで「何言ってんだこいつ……」とでも言いたげな眼差しで黙って眺めているというシュールな光景も展開されていた。
Ⅴの作戦で一緒に閉じ込められていたドルベとメラグが一緒に驚いていてくれたのは救いであろう。
ミザちゅわぁ~ん「これ程の屈辱を味わったのは初めてだ。(ビキビキ」
視聴者「いやお前が勝手に自滅したんだよ」
ドルベ「やめろミザエル……」
そんなわけでミザエルにまた新しいネタが増えてしまったという話であるが、 この後ミザエルは怒涛のデュエルタクティクスにてトロン一家を圧倒、タキオンも取り戻して見事勝利しバリアン七皇の貫禄を見せ付けたのだった。
余談だが、台本でも「ミザちゃーん」というセリフはあったが、「ミザちゅわ~んwwwwww」という素晴らしいイントネーションにして見せたのは声優・日野ちゃまの絶妙なアドリブの賜物だという噂。
その後、「RUM-七皇の剣」はOCG化された。その効果は以下のとおりである。
通常魔法
自分のドローフェイズ時に通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、
そのターンのメインフェイズ1の開始時に発動できる。
「CNo.」以外の「No.101」~「No.107」のいずれかをカード名に含むモンスター1体を、
自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ
「CNo.」と名のついたモンスターをその特殊召喚したモンスターの上に重ねて
エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
「RUM-七皇の剣」の効果はデュエル中に1度しか適用できない。
なんと「通常のドローで引いた時に、メインフェイズ1まで公開し続けないと発動できない」という発動条件が追加された。つまりこのカードを使いたいときは、いちいち「私が引いたカードは「RUM-七皇の剣」だ!」と(言う必要はないが)公開しなければならないことになってしまった。つまり、このカードを引いて公開した途端、相手に手札破壊効果のカードで潰される可能性がある。KONMAIちゅわぁ~ん、ちょっとイケてないんじゃな~い?
ただし、これほどのチート効果のカードがOCG化されることなど考えられず、されたとしても某ヲーのように弱体化を喰らうと考えられていた中、発動条件こそ厳しくなったが効果自体はアニメの効果をほぼ完全再現しており、むしろ良くやってくれた、という声も多く聞かれる。ネタ度も大幅増強されたが
通常ドローでドローした際、「相手に公開するかどうか」・「メインフェイズ1開始時に発動するかどうか」は任意効果である。
但し相手に公開しなかった場合・メインフェイズ1開始時に発動しなかった場合は当然そのドローした「RUM-七皇の剣」は発動不可能となる。
また遊戯王では任意効果の空撃ちが出来ない(そしてこの手の効果は「自分のデッキ内容は全て把握しているもの」という前提でルールも組まれている)ため、
「エクストラデッキ・墓地に特殊召喚できるカードが揃っていない場合」はそもそも特殊召喚効果の発動ができない。(公開は可能)。
気付かず公開してしまった場合、発動する前に「これでいつでも○○(カオスオーバーハンドレッドナンバーズ名)を呼ぶことができ…ハッ!?」と踏みとどまっておかなければ禁止行為を犯したとしてジャッジの判断を仰ぐことになるので気を付けよう。
もっとも、公開とは情報アドバンテージの損失であり、発動出来ないということは相手に死に札があることを教える事(そしてそれが演技でなければ特殊召喚先がいないのもバレる)になるので、もっと早く気付く様に心がけたいところである。
だが、コナミカードゲームセンターで毎月開催されている「テーマデッキフリー対戦会」では・・・
「コンセプトデュエル」という大会で使用されるルールの説明からさせて頂く必要があるが、これは要するに「原作・アニメキャラクター風のデッキでデュエルを楽しもう」というものである。
各コンセプトから一つを選び、その条件(【不動遊星】なら「『ジャンク』『シンクロン』『ウォリアー』と名のつくカードをメインデッキで15種類以上使用」など)に合ったデッキを構築してデュエルを行う。
コナミカードゲームセンターでも毎月これに似た「テーマデッキフリー対戦会」が開催されており、コンセプトデュエルより多くのキャラのコンセプトで参加できるだけでなく、アニメと同じ展開を再現したプレイヤーに景品がプレゼントされる。
景品の条件は大会によって多少差異があるが、アニメの名シーンを再現したものやネタに溢れるものも存在する。
以上の説明で大体理解してしまった人も少なくないと思うが、コンセプト【ミザエル】(「限界竜シュヴァルツシルト」「星間竜パーセク」「半月竜ラディウス」「防覇龍ヘリオスフィア」をメインデッキで合計10枚以上使用かつ、エクストラデッキは『No.101』~『No.107』のいずれかの名がつくカードのみ使用)ではなんと
というとんでもない条件で景品が貰える。
ミザちゅわ~ん 、景品狙いなんてちょっとイケてないんじゃなーい?
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最終更新:2023/09/25(月) 03:00
最終更新:2023/09/25(月) 03:00
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