ミジンコとは、水中でプランクトンとして生活する、微小な甲殻類のこと。
ミジンコは、年代にもよるが、小学校の教科書等で少なくとも一度は目にする最も有名な微生物の一種。
体長は0.5~3mmと微生物というジャンルの中では極めて大きく、肉眼でもその姿を確かめることが出来る。また、種によっては最大3.5mmほどにも成長する。
ほとんどが淡水生であり、その辺のあまり綺麗ではない川や田んぼの水をすくっても捕獲することができる。捕獲したミジンコは、スライドグラスにのせて顕微鏡で観察するなり、水槽に移して繁殖させるなり、飼ってる魚のエサにするなりして楽しむと良い。
ミジンコは基本的にメスであり無性生殖で増えるが、環境の悪化などに際してオスの個体を作り、有性生殖をするとされている。
ちなみに意外かもしれないが遺伝子的には昆虫と近縁である。今から4億年以上昔、ミジンコと昆虫の中間にあたる生物がいてその中から陸上生活に適応したものが昆虫となり、水中に残ったグループがミジンコになったとされる。
この記事を開いた人で当時ミジンコにロマンを感じていた人は、これを機に飼育してみてはいかがだろうか。
なお横から見ると意外と愛らしい姿をしているが、単眼であり前から見るとキモい。
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最終更新:2025/03/28(金) 08:00
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