ミスト（ルーンファクトリー）とは (カブガミサマとは) [単語記事]

ミスト(ルーンファクトリー)とは、マーべラスが発売したゲーム、ルーンファクトリーシリーズ（以下RF）に登場する
ヒロインの一人である。RFシリーズに関しては当該項目参照。

概要

天然気味な言動で周囲を驚かせたりするが、本人はいたって真面目なつもりであり、いわゆるマイペースなキャラである。
前述の通り自分のペースで事を為すため頼りなく見られがちであるが、芯はしっかりした子でラグナ（彼女が助けた行き倒れであり、初代主人公）の事をいつも信じている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_{^{という設定。}}

因みに某スーパーロボット大戦の主人公とは特に関係はない。（ファンからしばしばネタにされるが）

愛称はミストさん（ｒｙという呼び方が定着している。

作中のミストさん

概要が示す通りマイペースな天然キャラという触れ込みだったのだが、実際にゲームをプレイしてみると、ゲーム開始直後、行き倒れのラグナを介抱するミストさん。彼が数日間飲まず食わずで…と説明すると何故かクワを渡し、うろたえるラグナがとりあえず水を、というと如雨露を渡すというアイレムゲーかと思わせるような出会いでラグナ（とプレイヤー）の度肝を抜いてくれる。因みに理由はラグナにあまりにクワや如雨露が似合いそうだったからつい、らしい。天然というより電波と言った方が正しい気がする。
その後ラグナにちゃんと食事を与えた後、彼の記憶や行くあてがないという話を聞くと、彼女が持つ家と牧場を貸そうという話となり、ラグナも最初は遠慮していたがちょっとしたイザコザの後、牧場と住居を借りることとなる。

と、初っ端からハイレベルな電波を飛ばしてくるのだが当然これで終わりではない。
彼女にまつわる作中の印象的な話をまとめると、

村にあいさつに行くと、村人から｢あなたもミストに騙されたの？｣と言われる｡あなた『も』？
農場で働いてるのは自分しか居ない｡他の人は何処に…？農場の隅に不自然なオブジェ（どう見ても墓石）が林立。
常に監視されてる気がする｡ほぼ毎日昼過ぎになると畑を監視しに来る。
雨の日はラグナの家に勝手に上がり込む。結婚して嫁がいようがお構いなし。正直お邪魔です
町の幼女が行方不明に｡一般人は立ち入りが禁じられている危険なダンジョンの奥地で無事発見｡｢よかった､探しましたよ｣と図ったように現れるミスト様｡ここダンジョンなんですけど｡
ミスト様の家だけ、町から隔離されたところに建っている｡
町の人々がミスト様の話題を出来るだけ避けている気がする｡
ミスト農場の周辺の川だけ魚が捕れない｡
ミスト様の愛情度だけ何故か勝手にガンガン上昇していく。
結婚後に毎朝渡してくれる弁当のラインナップが「イワシ（生）」「トマトの種」「小麦粉」「天ぷらうどん」。

など、どう考えても天然という範疇に収まるレベルではない。（というか性格云々以前に色々おかしい）このほかにも彼女にまつわるエピソードは沢山あるのだが、箇条書きでも書ききれないので実際に自分でプレイして確かめて欲しい。

このように作中の破天荒な言動と設定とのギャップ、更に生のカブが好き（調理した酢漬けは嫌い）という設定からファンにネタ…もとい神格化され、今となってはカブ様、カブ神様、カブ姫などと呼ばれることが増え、シリーズを通して絶大な人気を誇る事となった。彼女を信奉する者達は自らをカブ奴隷と称し、日夜彼女にカブを貢ぎ続けている…
更に、公式も半ば認めているようなフシがあり、初代のリメイク版ともいえるフロンティアでは彼女の言動にカブ分が大幅に＋されていた。君もハロウィンではかぼちゃではなくカブを被ろう！