ミニットマン 単語

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ミニットマン

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ミニットマンとは、

  1. アメリカ独立戦争時の民兵。ボストンあたりに存在したシステムで、半鐘が鳴ると、働いていた農民たちが1分でに戻り、を持って集合する。1分間で集まるのでミニットマンと呼ばれた。[1]
  2. ミニットマン3…アメリカ空軍が管理するICBM陸上配備大陸間弾道ミサイル)。
  3. ゲームFallout4」には、「ミニツメン」と呼ばれる組織が登場する。→ Fallout4

2.の概要

アメリカ合衆国戦略核兵器の3本柱(トライアド)は潜水艦から発射するSLBM、地上から発射するICBM戦略爆撃機誘導爆弾ALCM)で成り立っているが、このうちのICBMがミニットマン3である。

露間の条約により、今は450基しか保有していない。射程は13000km。発射管制施設は一箇所で10基のミサイルサイロを握しており、もし敵の核攻撃でその発射管制施設が機を停止しても、生き残った別の発射管制施設が機を代行できるようになっている。発射管制施設が一つしかなければそこを狙われて終わりだが、複数の施設をミサイル以上に分散させることで生残性を高めている。発射将校は、毎8回、24時間勤務でこの地下カプセルに籠もっている。冷戦中は1基あたり3個の水爆弾頭を搭載していたが、1992年以後は単弾頭に変更した。露間が緊した時、ロシア人に「く手持ちのICBMを全部発射してしまわないとこちらのサイロが全滅させられてしまう」という短気を起こさせないための措置である。[2]

ミニットマン3は老朽化しているため、これを置き換えるミサイルとして「センチネル(番兵)」の開発ノースロップ・グラマンによって開始されており、予定では2029年に配備されることになっている。

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関連項目

脚注

  1. *アメリカ行動原理」橋爪三郎 PHP 2005 p.67
  2. *「兵頭二十八の防衛白書 2016」兵頭二十八 思社 2016 pp.309-310
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最終更新:2024/04/24(水) 09:00

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