ミュンヘンとは (ミュンヘンとは) [単語記事]

ミュンヘン（Münc hen）とは、ドイツ南部の大都市である。ブンデスリーガ1部のサッカーチーム「バイエルン・ミュンヘン」の本拠地としても知られる。

概要

ミュンヘンは、ドイツ連邦共和国の南東部バイエルン州の州都である。人口は約139万人で、ドイツではベルリン、ハンブルクに次ぐ第3位。バイエルン州自体、ドイツでも有数の大きな州であるため、その州都の地位はドイツ全体で見てもかなり高い。

ドイツ語の発音を考慮し、カタカナ転写に際して「ミュンヒェン」と綴る場合もあるが、「ミュンヘン」が一般的。ちなみに、英語では Munich (ミューニック)となるので、飛行機の行き先案内などを読む際には注意を要する。

ドイツ国内では、住宅価格などが高いことで知られる反面、暮らしやすい町としてもランキング入りする。

かつてはバイエルン王国の首都であった。このため、歴代のバイエルン王の趣味を反映した建造物が多く残されている。

日本からはミュンヘン空港への直行便も出ており、観光客が多く集まっている。バイエルン州各地への観光の拠点として利用することも可能。

ブンデスリーガ1部の「バイエルン・ミュンヘン」は、他都市のサッカーチームと異なり、単に都市名の「ミュンヘン」と呼ばれることはない。これはブンデスリーガ2部の「TS V1860ミュンヘン」との区別を明らかにするためである。ニコニコ動画では、前者関係には「バイエルン・ミュンヘン」、後者関係には「1860ミュンヘン」のタグが付いている例が多いようである。