ミュージック・リボルバーとは (ミュージックリボルバーとは) [単語記事]

ミュージック・リボルバーとは、音楽ゲーム「ミュージックガンガン！2」「太鼓の達人」「GROOVE COASTER」に収録されている曲である。

概要

なのだがミュージックガンガンの知名度の少なさと後に太鼓の達人に移植されたこと、そしてその裏譜面の難易度の高さから太鼓の達人初出の曲と勘違いする人も少なくないようだ。

作曲者は世阿弥ことTatsh。当時はまだ世阿弥＝Tatshであることを発表していなかったが、特徴的なピアノトランスだからかよくXepherやreunionとの類似性を指摘されていた。

TAITOの社員が何人も来て強迫熱心な説得をされたために引き受けることにしたそうだ。

太鼓の達人

曲名	ミュージック・リボルバー
曲ID	不明
アーティスト	世阿弥（Tatsh）
譜面制作者	エトウ
収録作品	新筐体（無印～）
BPM	168
表譜面	かんたん	ふつう	むずかしい	おに
難易度	★x3	★x3	★x3	★x4
コンボ数	153	222	283	443
裏譜面	かんたん	ふつう	むずかしい	おに
難易度	------	------	------	★x10
コンボ数	------	------	------	777

新筐体で2012年 4月17日のアップデートで同じくミュージックガンガン初出のExtreme MGG★★★とともに収録された。

おにの表譜面はミュージックガンガンのVERYH ARD譜面を再現した譜面となっている。ちなみにそのVERYH ARD譜面は作曲者の世阿弥が作った譜面でもある。
16分音符こそ無いものの8分を複合で打たせる部分が多く、ラストは133連打させられるのでここをスムーズに打てるかどうかが鍵となる。
ちなみに443 コンボはおに★x4の中で最高コンボ数である。

デバイスの違うゲームの譜面を再現した表譜面とは違い、裏譜面は容赦の無い譜面となっている。
まず1打目にBPM 1008相当の速さで大音符が流れてくる。リズムを取るのが困難なので目押しで取るのが無難。
表譜面を順当に進化させたような長めの複合いくつも流れてくる。序盤が終わるところで24分を含めた105連打が入り、その後もまともな休憩なしに長めの複合が入り終盤では旋風ノ舞【天】以上に複雑な長複合を連続で叩くことになる。
そしてラストにも1打目と同じように高速で大音符が流れてくる。こちらはリズムをとれる分ある程度楽かもしれない。

★x10の割に少ないコンボ数とリカバリーしにくい複合譜面によって1つのミスが痛い構成になっている。
そのためか公式で実力をはかる場面でもよく使われている。
ソライロの段位道場では8段3曲目、モモイロでは8段1曲目に設定されていた。
合格に魂ゲージやコンボ数が関わってくる関係上、ソフランを伴うこの曲は多くの挑戦者を苦しませた。
また公式オンライン大会第2回ドンだー祭り陽春の陣の課題曲にも選ばれた。

GROOVE COASTER

アーティスト	世阿弥（Tatsh）
BPM	168
DIFFICU LTY(AC)	SIMPLE	NORMAL	HARD	EXTRA
DIFFICU LTY(AC)	5	7	8	10

アーケード稼働開始から解禁曲として存在していた。
必要なミュージックプレートの枚数は16枚と多め。緩和された現在なら最短6回のプレイで解禁できる。

HARD 譜面の難易度はGROOVE COASTER 3で8に降格。9でも難しい方の分類に入っていたので明らかに詐称である。
後に次々と難易度9・10の曲が追加されていったため、ボス曲として一定の位置にあった前2作に比べると片手落ちといった印象が強かった。

しかしEXTRA 譜面が追加されたことでこの評価は一気に変わった。
序盤中盤終盤全てに16分でクリティカルとヒットが交互に置かれているところがある。これはつまり片手でBPM 168の16分を、もう片手でBPM 168の8分を打たせるという今まででもっとも操作速度が要求される譜面だった。
また中盤の斜め連は16分ヒットと16分交互スライドを半小節ごとにさせられ、後半のX譜面はただのローテーションだったHARD 譜面と異なり、そのときそのとき違う順番でX を描かなればならなくなった。
そして最後の発狂は中盤に16分ヒットスライドが8小節の間続くという作中でトップレベルの密度のノーツを長時間さばく必要のあるものだった。