ムラサキとは、フリーゲームサークル カタテマの製作したパズル+シューティングゲームである。
作者サイトでは「シンプルで楽しい爆発パズル物理アクションゲーム」と銘打たれている。
Vectorでダウンロードできるフリーゲーム版と、英語化やクラウドセーブ等に対応したSteam版(ムラサキとムラサキ劍
)がある。
敵や弾幕を爆発する「ブロック」を使い気持ちよく消していく弾幕シューティングゲーム。
自身の弾をブロックに当てると起動し、しばらくすると起動したブロックが爆発する。このとき、同色のブロックに触れるとそれらを巻き込んだ大爆発が発生する。画面いっぱいの爆発を起こせば大量の雑魚敵や弾幕を気持ちよく一掃できるだろう。ボス戦では自身の弾とブロックの爆発だけではなく爆発に巻き込まれた弾もボスへのダメージになる。
弾幕は自身の弾でも消せるが、画面上に1発しか出せない制限があるのでブロックや回数に制限のある「必殺」(ボム)を使わないと非常に厳しい。
また、カタテマ作品らしく、マゾプレイヤー向けやりこみ要素も用意されている。
各キャラクターの詳細やストーリーについては、ゲーム内の「コレクション」から読むことができる。最初はほとんど伏せられているがクリア回数などの条件を満たすと順次開放されていくシステム。
同様に、一度聞いた音楽も「コレクション」から楽しむことができる。
音楽を担当しているのは「いりす症候群!」でもおなじみwatson氏。
公式サントラも販売されているので、気に入ったらぜひ購入をオススメする。
青い方の主人公。射程が長く遠くの敵やブロックまで対処できるほか、弾の跳ね返りを利用して自身より後ろのブロックにも対応できる。反面、連射が効かず周囲の弾幕への対処がしづらい。
必殺は一定時間周囲の弾幕を吸収し、吸収した量に応じて弾を放出する。広範囲に有効だがブロックまで消してしまうのが難点。「ムラサキ劍」では弾の吸収に加えて「必殺を当てたブロックを複製する」効果が追加された。
女と勘違いするプレイヤーもいるが、れっきとした男。
赤い方の主人公。射程は短いがある程度連射が効く。耐久力のあるザコ敵も弾幕を張られる前に倒すことも不可能ではない。高い機動力で弾幕を避けつつ消しつつ、如何にブロックをうまく起動できるかが鍵となる。
必殺では十字の方向に大きめの弾を飛ばす。ブロックに当てるとしばらくの間弾幕を消してくれるバリアになる。「ムラサキ劍」では必殺を当てたブロックからも十字の弾が発射されるようになった。
なお、わかりにくいが海浬と沙月は(片方しか操作してなくても)ゲーム上では一緒に行動してる扱いの様子。
2018年3月18日、続編「ムラサキ劍」が公開された。前作に引き続きキャラクターデザイン・グラフィックを蓬餅氏、音楽をwatson氏が担当している。
もちろん前作未プレーでも楽しめるが、所々に前作との繋がりのあるキャラクターや要素が登場するので二作合わせてプレーするのがおすすめ。
システム面での変更点として、
……と、プレーヤーに不利な要素が減っている。
また「必殺」の効果も強化されており、全体的に「前回より海浬・沙月側に有利」となっている。とはいえ敵の攻撃も激しくなっており歯応えのある応酬が楽しめる。
動画の中にはネタバレを多く含むものもあるため、視聴の際は留意すること。
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最終更新:2025/03/21(金) 18:00
最終更新:2025/03/21(金) 18:00
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