メイプルストーリー2とは (メイプルストーリーツーとは) [単語記事]

メイプルストーリー2（maplestory2)とはNEXON KOREAにより運営されているMMORPGである。

正式サービス開始！

概要

NSquareにより開発され、NEXON KOREAにてα テスト、β テストを経て2015年 7月7日に正式サービスが開始された。

その後、テンセント運営にて中国版が2017年 9月24日、ネクソン運営にてグローバル版が2018年 10月10日にスタートした。

日本サービスは2019年 5月29日 15時～6月3日の10時までオープン β テストが行われ、2019年 6月5日の13時に正式サービス開始した。

某クラフトゲームのようにフィールドがブロック単位で構成されている他、『メイプルストーリー』で特徴的だった２Ｄの視点でなく３Ｄの視点でプレイできる。難易度やゲームデザインや原作の2D視点での特徴を考慮した結果、クォータービューとなっている。

ゲーム内アイテムを使用する、もしくは特定のマップに入る・特定のモンスターとの戦闘に入る場合、２Ｄ視点（サイドビュー）になる。

本作においてはブロック単位で構成されているという点からも様々な新コンテンツが導入されている。

しかし、2020年 3月18日に2020年 5月27日正午でサービスが終了となると発表され、正式サービスから1年足らずでサービス終了となる。

ゲーム内容

MMORPGでメイプルストーリーを冠しているが、内容としては『メイプルストーリー』とは明確に差別化されたゲームとして開発されている。そのため、現代のMMORPGのデザインに近く、基本的にひたすらレベル上げに時間費やすタイプのゲームデザインではない。
基本的にはメインストーリーを進めていけば一定のレベルまで一定のレベルまで上がり、そこから段々ステータスの伸びが少なくなっていくようになっている。

本作では数多のＩＤ（インスタンスダンジョン）やカオスレイドが実装されており、メインストーリーを終えた後はそれらで待ち構えているボスを倒して良い装備品を狙っていくのが基本となる。とは言っても広大なマップも用意されており、収集等の要素も楽しむことも出来る。

戦闘

基本ゲームシステムもアクションとしての要素がより強くなっている。

キャラクターのスキルや装備を鍛えるのが前提条件の中、キャラクター操作によって攻撃を避ける・当てるという要素が色強い。

また、ほぼ全ての回復薬にCTが設定され、『メイプルストーリー』のMPにあたる本作のSPはアイテムで回復は出来ない。SPは全ての職で100に固定されており、職業によって回復方法や回復効率が異なっている。

このため、全ての職が複数スキルを上手く組み合わせてローテーションするものが基本となっている。

ストーリー

ストーリーの内容はサービス当初は『メイプルストーリー』の過去の話を描いていたが、リニューアルされた場合に設定が変更になり、パラレルワールドに近い別世界の物語となっている。そのため一部１に登場していたキャラも別人として再登場することもある。

職業

現在メイプルストーリー２では次の４タイプ　戦士　射手　魔法使い　悪党　に分かれる８職業が実装されている。1と同じく全ての職業がボス級の強敵に対してもダメージディーラーの役割を持てる。二次職はまだ日本未実装。

タ　イ　プ	職業
戦士	ナイト(Knight)
	バーサーカー(Berserker)
	ルーンブレイダー(Lune Blader)（日本未実装）
魔法使い	プリースト(Prie st)
魔法使い	ウィザード(Wizard)
射手	レンジャー(Ranger)
射手	ヘビーガンナー(Heavy Gunner)
悪党	シーフ(Thief)
悪党	アサシン(Assassin)
武闘家	ストライカー(Striker)（日本未実装）
武闘家	ソウルバインダー(Soul Binder)（日本未実装）

ナイト Knight

1次：ナイト
2次：セインツナイト

1のミハエルに相当する職で剣と盾を武器とする。

敵の攻撃に合わせて防御スキルを発動することでほぼ全ての攻撃を無視出来、盾を装備することで一定確率の完全防御等、生存能力の高さを誇る。また、味方を防御面で補助することも出来る。

バーサーカー Berserker

1次：バーサーカー
2次：ブラッディバーサーカー

初期から中盤までは最もオーソドックスな戦闘スタイルで、大剣を武器とする。

操作も非常に簡単で、剣撃の威力は高く攻撃範囲は広い。そこそこ頑丈。スキルが揃うと、火力出そうとすればするほど自らのＨＰを減らしたり、薬によるＨＰ回復が不可能だったりリスキーな側面も併せ持つ。

ルーンブレイダー Lune Blader

1次：ルーンブレイダー
2次：アーケインルーンブレイダー

物理と魔法両方を扱えるため、多くの環境に柔軟に対応出来て機動力が非常に高い魔法剣士的な職。武器は刀。

また、クリティカルダメージを上げる補助を行うことも可能。戦士の中では防御力が低い上に、直線的なスキルも多いため脳死狩りのようなこともあまりできない。また、消費ＳＰが多いという弱点も持つ。

日本未実装。

プリースト Priest

1次：プリースト
2次：ハイプリースト

わかりやすいヒーラーなので、常に人権。

SPの回復量も多く管理が楽なためスキルは回しやすくなっている。ただし、攻撃スキルがどちらかと言うと近距離寄りになっており、遠距離からの安全攻撃手段は少ない。近接職の回復手段が作りやすいという意味では長所になるか。

二次職で、攻撃特化・防御特化にスキルが追加され、攻撃側では光の剣も出せるようになっている。

ウィザード Wizard

1次：ウィザード
2次：マジカルウィザード

炎・水・雷の3属性を扱う、１のアークメイジ2職の良いところどりのような職。

広範囲スキル持ちで、手数よりも一発の火力を重視しているため、他の遠距離職とは一線を画す処理能力とボス適正がある。攻撃力アップの支援スキルもある。

二次職で、１と同じく氷雷/火に分かれることになる。

レンジャー Ranger

1次：レンジャー
2次：シャープレンジャー

弓を扱う職。

アクションが苦手なプレイヤーでもすぐに扱えるスキル構成も持ち、弓の攻撃スキルは基本的に直前型9mを誇るため安全に攻撃出来る。また、全ての職に喜ばれるクリティカルや命中のバフを行うことが出来る。ただし、相応に防御力が低く、火力の伸びはあまり良いとは言えない。腕を上げて火力を上げるにはもっと複雑になる。

ヘビーガンナー Heavy Gunner

1次：ヘビーガンナー
2次：ハイパーヘビーガンナー

重い銃身を担いで戦う遠距離職なため、攻撃発動が遅くCTも長い傾向にある。

爆発、ミサイル、ビット等の特性や効果範囲の違うスキルを複数持ち、様々な局面の処理に対応できる。その反面、同じタイプのスキルが数多くはないため、同じ距離から同じような攻撃を続けるのは難しい職でもある。

SP回復をする手段が初期スキルのリロードとなっており、手動で回復させることになる。

シーフ Thief

1次：シーフ
2次：ファントムシーフ

公式紹介で唯一、育成難易度ＭＡＸの難職で短剣2本で戦う近距離盗賊。（1の同じポジションの職の初期と同じ宿命を持っている。）

短いディレイの各攻撃スキルや突進・回避効果の組み合わせでヒットアンドウェイを細かく行うことを得意とし、さらに毒を利用したスキルも用意されている。
二次職のファントムシーフでは、シーフの欠点を緩和するスキルの毒特化にテクニカルなスキルが更に増える影特化が登場し、共通スキルに乗り攻撃を習得している。

防御力が非常に低く、扱う難易度が非常に高い。そのため、火力がプレイヤースキルに大きく左右される。「ＳＰ！！ＳＰぃ！！！！」

アサシン Assassin

1次：アサシン
2次：シャドウアサシン

様々な遠距離攻撃と高い機動力を持ち、2本の手裏剣を扱う遠距離盗賊。サービス開始当初は1の反動と言われるような不遇さだったが、改変後には対ボスアタッカーとなる。

スキル回しも難解ではなく、範囲スキル等も完備しており、ディレイも短くヒットアンドアウェイも特異とする・17秒間クリティカル率100%に出来るスキルまで揃っている。ただし、遠距離が故の苦難もあるどころかワーストクラスの装甲である。

ストライカー Striker

ソウルバインダー　Soul Binder

その他各種コンテンツについて

メインのコンテンツ以外にもさまざまなコンテンツが用意されている。

ハウジングシステム

1の初期段階にあった構想がようやく実現したシステム。

プレイヤー自らが家、土地を買うことで部屋の装飾、改造などができるシステムである。

自由度がとても高く、トリガーエディターによってプログラミングまで出来る。

どのプレイヤーもアカウント単位でマップにはない一定の土地と素材を所有しており、同じアカウントのキャラクターで共有される。新しくマップ上の土地を所有することで、別荘を建てたりダンジョンやミニゲームの製作に当てることが出来る。

デフォルトルームは最大高さ15、面積25ｘ25まで拡張することが出来る。

デザインシステム

プレイヤー自らがゲーム内にあるデザイン用アイテム（※有料）を使うことにより自由に服や家具の模様や柄をデザインできるというもの。もちろん勝手に画像を拾って丸々ペーストすることも、ちょっとアレな画像で作ることも可能・・・であるがゆえに利用規約に触れ垢BANをくらう人も少なくないらしい。

「メイプルワールド」の色んなところにも画像を挿入できるオブジェクトが存在しており、そちらにも有料で画像を表示させておくことも出来る。

装備のデザインにも適応出来、更に楽譜を自作することが可能で、楽器アイテムを用いて演奏することが出来る。

上記にもあったように利用規約には気を付けよう

ダンジョン作成（未実装）

公式がまだ構想段階にあるとつぶやいていたコンテンツ。もしかしたら近いうちに実装されるかもしれない。

プレイ動画	世界観

コンテンツ #1	コンテンツ #2

メイプルストーリー2 単語

概要