メガコロニー単語

メガコロニー

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メガコロニーとは、TCGカードファイト!! ヴァンガードクラン(組織)の1つである。

概要

昆虫怪人」で構成される犯罪結社。人に近い者が割と多く、中には人間から改造手術を受けて怪人になった者も。おそらく元ネタショッカー
怪人は基となった昆虫の特徴を色濃く反映した者から人間にしか見えない者まで様々。

その特徴は、相手ユニットスタンドを封じ、次のターンアタックに使用できなくさせる「パラライズ
ただし、この通称が登場しているのはアニメでも4期「レギオンメイト編」、本格的な普及が確認できたのが5期「カードファイト!! ヴァンガードG」という非常に遅いタイミングである。
ただし、リアガードに使用された場合上書きやコストへの使用、スキルトリガーによるスタンドで対処できる。そのため拘束としてはリンクジョーカーの持つ後発の「呪縛」に大きく後れを取ってしまう。
そのため、3期以降はヴァンガードスタンドを封じる」「スタンド封じの効果が加わったユニットが相手のエンドフェイズにレスト状態ならドローできる」といった様々な形で差別化を試みている。
このうち、ヴァンガードスタンドを封じる効果が極めて厄介。再ライドでスタンド状態にすることでアタックできるようにはなるが、都合よく手札にグレード3を保持しているかといわれればそんな状態が毎度訪れるわけはなく、ヴァンガードスタンド封じが加わると対処が極めて面倒なのである。
そして、処理できなければドライブチェックで増えるはずの手札2枚が増えなくなってしまう。これは時に致命傷になりうる枚数であり、次のターンの猛攻で手札が切れやすくなってしまう。
何より、越したGユニットヴァンガードレストした状態で越してもGユニットレスト状態=アタックできないという裁定のため、デリートで通用した対処法が通用しないのだ。

総じて扱いは難しいものの強な効果を多数持った侮れないクランであるといえよう。
ただし、カウンターコスト回復手段に乏しいため、効果の使いは間違えないようにしたい。

固有キーワードは「暗躍」。同じ縦列に存在するユニットが全てレストしている場合有効な効果であり、特にメガコロニーであれば自然と流れで達成できる、条件の緩めな効果。

アニメでは単発キャラの使用する機会が非常に多いクラン
レギュラーキャラ矢作キョウアジアサーキット編で使用したものの1回きりであり、その後元のクランに戻しているため、メガコロニー使いと言われれば実質岸田オサムの独壇場であったが、彼自体もファイト描写は少ない。
G3期においては本クランを使用する強敵・若水ソウスケが登場した。

各期におけるメガコロニー

1期

初登場。単独デッキ構築ができるようになったのは第4弾「虚蝕」以降であり、同パックの特徴により連携ライドを所持する。
この頃は効果自体は悪くないものの、スタンド封じ以外にできることは少なく、どうしてもアドバンテージのとれる相手には劣ってしまう。
エクストラブースターにて、漫画で初登場した名称「マシニング」が明確な名称となって登場した。

2期

エクストラブースター鋼の戦騎」にのみ登場。
辛うじてリミットブレイクが収録されているが、収録数はやはり少なく、カードパワーに差をつけられている。
マシニング」はこの頃からメガコロニー定番の名称として浸透している。

3期

遅れに遅れて第15弾「無限転生」にて遂に収録。それまで非常に少ないカードプール(それも大半が明期の1期のカード)で戦ってきたと思うと、漸くまともに追いつけたといったところ。
3期中盤から登場したリンクジョーカーの持つ「呪縛」がスタンド封じの上位互換であり、メガコロニー自体がそもそも不安視されていたところでの収録である。
結果、差別化のためブレイクライドスキル相手ヴァンガードスタンドを封じるというとんでもないスキルとなって登場した。
ヴァンガードスタンドを封じるということは、次のターン相手が与えてくる圧減し、手札も補充させないというとんでもない行為であり、驚愕を以て迎え入れられた。
ちなみに、ケロケロAにおいて募集されたデザイン企画オリジナルユニットコンテスト」の最優秀賞怪人 アベェクトロゼウスも同時期にカード化され、強ヴァンガードとして扱われている。(なお、受賞時の名称は「無敵怪人~」だった)

4期

一般収録なし。辛うじて収録されたのはマシニング・ウォーシックルと、マシニング・タランチュラ mkII》《マシニング・ホーネット mkII双闘程度。
収録カードの性自体は高いが、他のパーツが4期のインフレに追いついていけていない現状であった。

5期

Gブースターパック第4弾「討撃」にて遂に収録。・・・それ以前にファイターズコレクションで登場した《甲殻怪 マシニング・デストロイヤーが極めて強であったが。
スタンド封じにドロー効果が加わったギガパラライズにより替の強要が強まっており、拒否すればドローできるようになったことでアドバンテージを得ることができるようになっている。
元々環境ヴァンガードスタンド封じは相性がよく、《暴 スタンビートルに至っては次のターンノーマルライドまで封じるため、より圧が高まっている。

6期

テクニカルブースター第2弾「The GENIUS STRATEGY」にて収録。
本弾において、同じ縦列にスタンドしているリアガードがいない場合に効果を得る「暗躍」が追加される。

玉となるのはG4の2種《暴虐怪 ダークフェイス法怪 オブティランドス》
ダークフェイス」は対ユニットを相手が対に取ることができなくなるため、対定したスタンドトリガー付与、効果のコストによる処理などの全てを封じるため、動きがとりづらくなる。
オブティランドス」は相手のコール・スペリオルコールの手段の一切を次の相手ターンまで封じる為、相手の手を止めやすく、スペリオルコールしいクランに対してメタとなる。
これら二種により、今まで手の届かなかったシャドウパラディンギアクロニクルなどに対してメタることができ、大きく躍進。特にシャドウパラディンは両方のメタカードに引っかかる為、相性よく戦えるデッキになる。
他にも「ダークフェイス」や「マシニング」の強化など、様々なところに手が入った結果、相手の手を止めることに長けたクランに成長し、ファイターズロード2016においては大会準優勝に食い込むという成果を上げた。

デッキの基本軸

ギラファ

フルバ連携ライド。特筆すべき特徴として、グレード2エリート怪人 ギラファ》ヴァンガードへのヒット時にパラライズ効果を持ち、継続してガード強要の高いアタックを試みることができる。
グレード3《邪甲将軍 ギラファ》は、コストこそ重いが2:2交換で相手のリアガードを退却させることができるため、較的危険なユニットを対処しやすい。
グレード3の性こそ微妙だったが、グレード2までへの安定したライドギミックがテクニカルブースターの強化でさらに磨きがかかり、今までの立場を跳ね返せるか期待がかかる。

マシニング

1期から登場し、定番怪人の座を手に入れた名称。双闘対応。
非名称や連携ライド軸とは異なり、ソウル活用する効果が多め。
1期で登場したマシニング・スタービートルソウルマシニングをレスト状態ながら2枚コールできるため、アドバンテージを稼ぐ手段として未だに重宝されている。
3期以降は相手ヴァンガードスタンドを封じる効果が多く、《甲殻怪 マシニング・デストロイヤーは極めて強な「パラライズ」を行うことができる。

ダークフェイス

5期以降に登場したユニットは、スタンドを封じた上で「そのユニットが相手のエンド時にレスト状態ならドローできる」追加効果を持ったギガパラライズが登場。アドバンテージを稼ぎ、より強な効果でガシガシ攻めていける。
その効果を中心に扱った《威圧怪人 ダークフェイスを中心に構成されたのがこの「ダークフェイスデッキである。
名称化は「The GENIUS STRATEGY」からであり、同弾のダークフェイスサポートギガパラライズに加えリアガードの処理をさらに困難にさせるまで備えており、拘束が飛躍的に高まっている。特にリアガードを駆使するデッキに対しては非常に大きな拘束を揮うことができるデッキである。
アニメでは名称前はモブキャラが使用していたが、「ダークフェイス」名称デッキを使用する若水ソウスケの登場により彼のデッキとしての印が強くなっている。

非名称軸

3期以降のヴァンガードは単独で強カードが多く、名称に拘らずとも強デッキを構築することができる。
たとえば無双 サイクロマトゥース》ヴァンガードも含めた相手全ユニットをパラライズさせる強ブレイクライドユニット
怪人 アベェクトロゼウスが強いがグレード1以下の全ユニットを退却させる、単体で強ユニットである。
非名称のGユニットも強なものが多い。

関連動画

メガコロニーは少なからず存在。彼等が布教解説の為に作った動画ニコニコ動画にも存在する。

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最終更新:2024/03/29(金) 15:00

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最終更新:2024/03/29(金) 15:00

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