西暦2046年
「機械少女」に「模型の武装」を施し戦わせるバトルホビーが始まる。
使用機体はプレイヤー自ら組み立て、完成させなければならない。
Mechanical Girls × Armament of Miniture
頭文字をとって機体は「MEGAMI(メガミ)」と呼ばれる。
組み立て式のキャラクターモデルの一つ。漢字表記はそのまま"女神装置"と書く。
コトブキヤが展開する美少女系プラモではフレームアームズ・ガール(以下FA:Gと略称する)が代表的であるが、あちらがフレームアームズ(以下FAと略称する)のスピンオフであるのに対しこちらは完全オリジナルコンテンツである。
FA:GはFAを再現するためにデザインや可動などに制限がかかりがちだったが、メガミデバイスは完全に独立しているためか可動にこだわった構造をとっており、プラモデルとしてもフィギュアとしても非常に広い可動域を持つ。
これは浅井真紀氏が武装神姫時代に手掛けたMMS素体を更に発展させた「マシニーカ素体」と呼ばれる素体構造のお陰であり、武装神姫のMMS素体と比較しても格段に可動域が広がっている。
装甲や武器を減らすことで可動範囲を向上させるコンセプトとしてはFA:G マテリアなど近いが、メガミデバイスは頭や手足を交換することで装甲の脱着と可動との両立を実現している。どれくらい動くかというとエビぞりができたり、おっぱい隠すような感じで胸の前で腕が組めたりする。
冒頭にあるようにサイズは14cm。HG 1/144と同サイズくらい。FA:Gより少し小さい。ホビーサイズかロボットサイズか等身大かのサイズ判断はユーザーに任せていたFA:Gと異なり、冒頭の説明の通りホビーサイズだと規定している。武装神姫やエンジェリックレイヤーに似た設定と考えていいだろう。
作成難易度も難しくない。反面、ABSを多用しているため塗装する場合は注意が必要。
価格帯は5000円ほど。
他のコトブキヤキット同様、各所3mm穴が開いているのでモデリングサポートグッズなどと互換性がある。FA:Gとはフェイスの互換性はないものの、ヘッドの交換が可能。
簡単なレビューもあるので購入や改造の参考にしてほしい。*付きはイベントなどの限定品。価格は税抜。再販時に値上がりした場合はその価格も記載する。また、メガミM.S.G.を購入する際の参考として各商品ごとのスキンカラーを記載している。
第1シリーズ。
名称は「Woman's Imperial Space Marines(帝国婦人宇宙海兵隊)」の頭文字をとったもの。
商品名にソルジャーとあるように軍隊・特殊部隊らしいデザインであり、キャラクター性を押し出した以降のシリーズから見るとむしろ異端と言えるシンプルな造形だが、これはフミカネ氏が「派手なものから出したら地味なものを後から出しても売れない」と判断した為。それ故に成型色でも色分け率が高いので初心者にも勧めやすい。
最初のタイトルという事もあり初期ロットでは存在しなかったPOM製股関節が追加されるなど、再生産に伴いアップデートが行われている。
第2シリーズ。
WISMとは打って変わりキャラクター性が強調され、現在に至るまでのメガミの方向性の雛形となり、人気シリーズとして歩む起点となった。
名称は「Sonic Operation Lady」の頭文字を取ったもので、ソニックの名の通り高機動が武装コンセプトになっている。このシリーズからPOM製パーツが標準採用されるようになった。
第3シリーズ。SFメカ要素と同時に和風モチーフを取り入れている。
兎に角いろんな意味でデカァァァァァいッ説明不要!!なデザインでメガミの人気を盤石にした屈指の人気シリーズで、予約瞬殺が相次いだ。
その人気っぷりからメガハウスのデスクトップアーミーや自称業界初の2/1スケールフィギュアにもなっており、プラモよりもボリュームが増量している。どこがとは敢えて言わないが。
通称カオプリ。メガミ世界に存在する同名の企業が展開しているという設定の第4シリーズ。
本業が女児向けアパレルブランドメーカーという事もあってファンシーさを前面に押し出している…筈なのだが、何でしょうねそのファンシーのフの字もない殺意マシマシな武装は。
西洋風デザインの第5シリーズ。
HMMゴジュラスキャノン以上の長さを誇るバカデカ武装という豪快なコンセプト。まあエクエクでは廃止されたのだが…
頭部BJ受けが深くなり、引き出しによって首の可動範囲を調節できるようになった。シリーズ共通の脚部装甲は保持が不安定なのでこちらも接着を推奨。
第6シリーズ。
朱羅の後継というコンセプトで立ち上がったシリーズであり、デザイナーも朱羅のNidy-2D-氏が続投している。
名称の由来は四肢のフレーム「Accel Unleashed Vanguard (アクセル・アンリーシュド・ヴァンガード)」の頭文字をとったもの。状況に応じて多彩な形態を使い分けることができる。
2021年のコトコレで発表された第7シリーズ。長らくXシリーズという仮称だったが、2023年8月19日の公式配信で正式名称が決定した。パーツのシンプル化で生産数を上げる狙いがある模様。
完全新規の素体「BLOCK2-M」を採用している。より可動面を強化しており、脚部は左右独立した上下引き出しによりプラ製のスカートをはいても十分に広い可動範囲を確保することが出来る。首の構造は大幅に変わり0.5mm刻みで長さの違う多彩なボールジョイントが付属。胸部と脚部にもフレームが追加されており、別商品間での外装交換による自由自在な組み合わせを楽しめるほか、太腿の1パーツ成型の実現に成功している。説明書はBLOCK2素体と各メガミ専用パーツの2つに分けられ、シリーズ初のホチキスレスとなっている。
非武装モードは従来の素体モードと学生服風のコスモード、武装モードはインナーアーマーとアウターアーマーの二重構造に分かれた「レイヤードアーマーシステム」を採用しており、フレーム部分のインナーアーマーのみのライトアーマー、そこにアウターアーマーを取り付けたフルアーマーのそれぞれ2段階に分かれている。これまでのメガミと比べ3mm穴がかなり多く存在しており、よりカスタマイズを意識したシリーズとなっている。
頭部パーツの構造も今までと異なり、フェイスパーツと素体用・武装用の2種類が用意された頭部コアパーツの接続は3mm軸・穴を採用した方式。30MSや30MMアチェルビーなどで見られるアレである。今後リリースされるメガミの多くに互換が設けられる予定。また、別売りのデカール用にタンポ印刷のないフェイスパーツが3個付属している。
台座は大幅にリニューアルし、可動式の支柱+六角形のベースとなった。さらば先っちょ丸い棒
ランナー構成も大きな見直しが行われ、部位ごとに各パーツが集中して配置されるようになり組み立てやすさも大きく向上した。
パッケージはキャラメル箱形式の構造となり、輸送や保管のコストが軽減された。本体とメカ部分でデザイナーが異なる為か、このシリーズでは専用イラストが存在しない。
第8シリーズ。メガミデバイス6周年トークライブにてBLADEデザイン新メガミデバイス(仮称)として発表され、7周年トークライブで正式に公開された。
BLADE特有のロリ体型を再現する為にバスタードールで導入したBlock2の低身長版「Block2-S」を採用しており、入念な調整により可動域を損ねることなくダウンサイジングに成長した。形態は素体モード、コスモード、武装モードの3段階。カラフルな色分けを考慮しつつ気軽に作れるようパーツバランスが吟味されている。
コロプラが配信中のスマートフォン向けゲーム『アリス・ギア・アイギス』とのコラボシリーズ。
同作の商品化はfigmaでも展開されており、それぞれで担当キャラクターを分担しておりメーカーの枠を超えた相互互換が存在する。ちなみにfigmaでは比良坂夜露(無印/【勇躍】)、小鳥遊怜(無印/【蒼穹】)、四谷ゆみ、百科文嘉が商品化している。
01 | アサルト/スカウト | 01.1 | アサルト/スカウト REAL TYPE |
---|---|---|---|
02 | スナイプ/グラップル | 02.1 | スナイプ/グラップル REAL TYPE |
03 | ホーネット | 03.1 | ホーネット LOW VISIBILITY |
03.2 | ホーネット CRAFTMANSHIP Ver. | ||
04 | ロードランナー | 04.1 | ロードランナー LOW VISIBILITY |
05 | 忍者 | 05.1 | 忍者 蒼衣 |
05.2 | 忍者 影衣 | ||
06 | 弓兵 | 06.1 | 弓兵 蒼衣 |
06.2 | 弓兵 影衣 | 06.3 | 弓兵 桜鬼 |
07 | マジカルガール | 07.1 | マジカルガール DARKNESS |
08 | ウィッチ | 08.1 | ウィッチ DARKNESS |
09 | ラプター | 09.1 | ストライクラプター |
10 | ランチャー | 10.1 | ランチャー HELL BLAZE |
11 | ランサー | 11.1 | ランサー HELL BLAZE |
12 | 九尾 | 12.1 | 九尾 火舞羅 |
13 | エクスキューショナー | 13.1 | エクスキューショナー BRIDE |
14 | エクソシスト | 14.1 | エクソシスト WIDOW |
15 | 玉藻ノ前 | 15.1 | 玉藻ノ前 白面金毛 |
16 | スサノヲ | 16.1 | スサノヲ 蒼炎 |
16.2 | スサノヲ レガリア | 16.3 | スサノヲ 紅蓮 |
17 | 赤ずきん | 18 | アリス |
19 | アマテラス レガリア | 20 | グランマ |
21 | クイーン・オブ・ハート | 22 | ガンナー |
23 | ナイト | 24 | タンク |
25 | パラディン | 26 | 忍者枢 |
27 | 弓兵絆 | 28 | マオ |
? | トゥ | ? | 九尾 祭 |
? | 玉藻ノ前 宴 |
A1 | 吾妻楓 | A1.1 | 吾妻楓【皆伝】 |
---|---|---|---|
A2 | 兼志谷シタラ Ver.カルバチョート | A2.1 | 兼志谷シタラ Ver.ガネーシャ |
A2.2 | ギアユニット Ver.ガネーシャ | A2.3 | 兼志谷シタラ Ver.カルバチョート【天機】 |
A2.4 | 兼志谷シタラ Ver.ガネーシャ【天機】 | ||
A3 | 相河愛花 | A3.1 | 相河愛花【仁愛】 |
A4 | 一条綾香 | A4.1 | 一条綾香【英俊】 |
A5 | 金潟すぐみ | A5.1 | 金潟すぐみ【臥薪】 |
A6 | 小芦睦海 | A6.1 | 小芦睦海【剛毅】 |
A7 | 高幡のどか | ||
F1 | バーゼラルド | F1.1 | マジカルバーゼラルド |
B1 | エーデルワイス | ||
B2 | アーンヴァル | B2.1 | アーンヴァル リペイントカラーバージョン |
B2.2 | アーンヴァル トランシェ2 | ||
B3 | ストラーフ | B3.1 | ストラーフ リペイントカラーバージョン |
ファン活動の範囲における二次創作が認められており、個人で製作したカスタムパーツなどをワンフェスなどのイベントで販売することが可能である。自作や複製を嗜んでいる上級者にはぜひとも盛り上げて戴きたい。
ホビー誌でも特集が組まれ、世界観にのっとったものやウェザリングを施したもの、モデリングサポートグッズでカスタムしたもの、サポートメカを作製したもの、花嫁衣装に身を包むというドール的な作例、ジオラマなど多種多様な作例が記載された。メガミガンプラは自由だ!
掲示板
566 ななしのよっしん
2024/04/05(金) 07:53:12 ID: kCqsBF8B09
初期の頃から体型がちょっと奇形(特に胴体)入ってたのが気になりポイントだったけど
バスタードールの新型ボディになって一気に改善されたね
567 ななしのよっしん
2024/04/09(火) 09:14:13 ID: YgIe1FCerj
今更ながらガンナー組んだが、新世代メガミって感じだけど。一つ気になるとすれば
若干太ってるような・・。あと素体モードが明らかに下着という。プニモフもそうだが明らかに下着っぽい素体が主流になるのか?今後は
値段抑えたから武器の安っぽさは仕方ないな肉抜きとというかぼこぼこデザイン
568 ななしのよっしん
2024/04/09(火) 18:35:17 ID: vFEvHOYLNs
素体は文字通りBLOCK2の「素体」だから
むしろ「なんで全裸じゃないんだ」って話なんだけども
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最終更新:2024/04/20(土) 06:00
最終更新:2024/04/20(土) 06:00
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