メジロマックイーン(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「メジロマックイーン」をモチーフとするウマ娘である。CV:大西沙織
誕生日:4月3日 身長:159cm 体重:微増(現在必死に調整中!)
スリーサイズ:B71・W54・H76名門メジロ家に生まれたお嬢様。優雅ながら思い上がらない性格と品格は、他のウマ娘の羨望の的である。長距離走者としての才覚は一級で、メジロ家にとって特別なレース『天皇賞』の勝利を第一に目指している。休日は同家の者でアフタヌーンティーを楽しむ。
気品あふれる正統派お嬢様で、勉強やトレーニング、立ち居振る舞いにも余念がない努力のウマ娘。
実際には「メジロの名に恥じないように」と多少無理しているようで、大好きなスイーツや野球のことになるとボロが出ることがある。しかし、そのことがむしろシリアスからギャグまで広く演じられる「名優」ぶりを発揮しているといえ、アニメ・ゲームともに、主役でも脇役でも存在感を発揮している。
年下のトウカイテイオーから一方的にライバル視されているが、基本的にスルーしている。そして、ゴールドシップとはなにか特別な縁を感じている。
普段はストイックに振る舞っているが、趣味も豊富。むしろ、どんなことにでも真面目に挑戦しようという心意気がいろんな方向に発揮された結果でもある。
メジロ家のウマ娘は、自分の名前の元ネタである趣味を持つことが多いが、マックイーンもそれにならって映画鑑賞が趣味である。しかし、それが判明するのが「なまけ癖」がつくことのあるイベントで、しかもトレーニングをサボって『来襲!スペース野球ゾンビ』なるB級映画を見に行くものであることから、クソ映画ハンター疑惑を持たれている。これは、名前の元ネタであるスティーブ・マックイーンが、無名時代に『マックイーン最大の危機(The Blob)』というB級SF映画に出演していたことのパロディと思われる。
別のイベントでは『大脱獄』『5時間インフェルノ』のどちらかを見に行くが、こちらもマックイーンの主演映画のパロディ。こちらはトレーナーも選んでいるので、マックイーンだけが特にクソ映画ハンターと断言はできない。どちらのイベントでも映画自体は普通に楽しんでいる。
メジロライアンに連れて行ってもらってから野球観戦(本人は「スポーツ観戦」と少しぼかしている)が趣味になったが、名前の元ネタであるライアン以上にのめり込んでおり、会話イベントではライアンの側が少し引いている。 →やきうのお馬さん
他のウマ娘にも増してスイーツに目がないが、太りやすい体質であるため我慢している。しかしときたま我慢できなくなり、そのことで失敗することも多い。その裏返しからかダイエットにいいと聞いた食べ物にも目の色を変えることがあり、ホヤを食べようとするが見た目で躊躇するエピソードがあるなど、マックイーンのギャグ面はその多くが食べ物ネタである。
料理は素の状態では全くできないが、「おばあさま」に作ってもらった白いお汁粉を再現しようとトレーナーと奮闘したこともある。このお汁粉は、旧メジロ牧場(現レイクヴィラファーム)と同じ洞爺湖町に実在する土産物店が発祥である。しかし、このメニューが登場したのは2005年と、現実のマックイーンの最晩年である(翌年死去)。
トレセン学園に編入してきたスペシャルウィークをトウカイテイオーが学園内を案内する過程で登場。図書室で静かにするように2人を注意した。
その後、チーム選びをする最中にライバル視されているトウカイテイオーから「スピカ」へ勧誘されるが、その背景には何が気に入られたのか度々彼女にちょっかいをかけていたゴールドシップからの要望であった。
最終的にはゴールドシップの人参役者の前に屈する形で「スピカ」に加入した。入部当初はゴールドシップ始めとするスピカの面々に振り回されるも、次第に心を通わせる様になる。
そのせいか、トレーナーをシバく際にプロレス技を出して来るが、その技はプロレス技どころか、何故か『キン肉マン』に出て来る技ばかりでゴルシよりエグい。具体的にはコチラ。
そして、第2期ではトウカイテイオーと並ぶ主役格に抜擢されている。
育成ウマ娘:エレガンス・ライン
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育成ウマ娘:エンド・オブ・スカイ
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育成ウマ娘:さざ波フェアレディ
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サービス開始時から育成ウマ娘として初期☆3[エレガンス・ライン]が実装されている。
習得可能スキルの内容からは完全に先行・長距離特化だが、適性は逃げB・中距離Aと最低限の流動性はある。固有スキル「貴顕の使命を果たすべく」が逃げ・先行ならほぼ確定発動と言える安定性があり、マックイーン自身との噛み合わせも完璧。
ただし、条件が緩いがゆえに「最終コーナーと終盤の開始が重なるレース」だと加速前の終盤初っ端で出ることになって無駄が生じる。チャンピオンズミーティングなどでの採用ではその点が重要になり、最適なのは発動が適度に遅れる長距離か、逆に中盤で最終コーナーが来る短めのレースとなる。
史実でダート経験があるのでダートもEとわずかに適性があるが、短距離~マイルに全く適性がないのでいくらチームのダート要員が不足していても代用には厳しい。
固有のランダムイベントとして、オグリキャップと並んで食べすぎ(太り気味)イベントが2種類ある。スペにもないのに……。1周年アップデートでは、選ぶと体力がさらに回復するのと引き換えに太り気味になるリスクも増える第3の選択肢「むしろお腹いっぱい食べよう!」まで追加された。
それ故か他の育成ストーリー及びメインストーリーでも登場の際に食べ物関連のイベントに事欠かない。でも、シリアスブレイカーはどうかと思うの「おしるこ!」。
また、アニメ2期の完結に合わせて、テイオーと共にアニメ2期で登場した新勝負服バージョンの☆3[エンド・オブ・スカイ]が実装された。
名称はテイオー共々、史実のTM対決の前に武豊が言った「あっちが地の果てなら、こっちは天まで昇りますよ」という発言が由来と思われる。
基本的な傾向は同じだが、成長率がスタミナからパワーに10%移動し、長距離用ばかりだった速度アップスキルが無条件の「ハヤテ一文字」になったり、初期版が「春ウマ娘○」なのに対して「秋ウマ娘○」を持っていたりと、秋の中距離G1で戦うことを意識した感のある内容。ただし回復スキルは長距離用なので、長距離向きには違いない。
こちらの固有スキル「最強の名を懸けて」は、「最終コーナー以降に『前め(3位以内)』で『力が尽きかけ(スタミナ35%以下)』『詰め寄られる(後ろが1馬身以内で追い抜く対象になってから1秒以上経過)』」と、一転して制限が多い内容。もっとも『力が尽きかけ』は文面ほど厳しい制限ではないようだが、『詰め寄られる』の達成が噛み合うかどうかにも依存するので総合的には不安定である。そういった評価[1]だったため1周年のバランス調整で(条件は据え置きだが)スタミナ45%以下に緩和、効果時間が5秒から6秒に強化された。
・・・が、それでも加速中に暴発したりと使い勝手の悪さは変わらず、2周年でのバランス調整にてスタミナ条件の撤廃、発動タイミングが終盤に絞りこまれた事で暴発の可能性が低くなった為に今までの評価が一変。一躍強力な固有に生まれ変わった。テイオー同様、発動時には「ユメヲカケル!」が流れる。
2022年7月末にはスペシャルウィークに続いて初の3種類目の育成ウマ娘として水着版[さざ波フェアレディ]が登場。
新規の「すごく」回復レアスキルを搭載し、固有では持久力を参照してロングスパートをかけるという、メジロブライトとよく似た性能になっている。
史実では秋の菊花賞まで重賞に出走しなかったため、序盤の目標にゆとりがあり、目標の総数も少なめ。史実通りの天皇賞(春)、そして史実では幻に終わった天皇賞(秋)の春秋制覇が肝となる。長距離に特化、とはいかない内容で、目標の合計が中距離4戦(実質5戦)・長距離2戦となるので、URAファイナルズを長距離に調整するのも何気にかなり難しい。
目標が少ないのは、目標外レースで体力を食いたくないアオハル杯では若干不利にも感じるところか。
シナリオはこの時期におけるライバルと言えるメジロライアンとの関係をクローズアップしている。一方でテイオーはこの時期までだと関わりがないので全然登場しない。
新勝負服版実装と同時にサトノダイヤモンドがサポートで実装されたのに合わせて、秋のシニア級三冠(天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念)を達成するとサトノダイヤモンドがお祝いに来る強力なメリットイベントが追加された。これは両バージョンで発生する。
固有二つ名は「名優」。「マックイーン」という名前は俳優のスティーブ・マックイーンが由来で、それに掛けてそのように称されたものである。
菊花賞と天皇賞(春)を勝利、スタミナ1200以上、ファン数320000(=レジェンド)が条件。実質的にはスタミナをカンストさせるかどうかだけが課題であり、育成方針に著しく左右される。
特殊実況は、菊花賞勝利直前に史実通りのものが聞ける。しかしゴール手前で出る都合上、他にも細かい条件があるようで(詳しくは不明)、聞けない場合もある。
また、初期実装の「メインストーリー」第1章はマックイーンが主役である。
こちらではチーム・シリウスの一員であり、ラストランを終えたチームのエース・オグリキャップの後を継ぎ、同時に正トレーナーを任された新米トレーナー(プレイヤー)と共に奮闘する。第1章を最後まで閲覧すると、マックイーンのSSRサポートカード[『エース』として]も入手できる。
第2章も第1章から地続きで「シリウスに加入したライスシャワー」の物語となっているため、引き続き出番が多い。第3章以降ではレース的な関わりのない立場になりながらもゴルシと同列の賑やかし要員として出番が多い。
「デビュー戦後はファン数(3000人)稼ぎの目標で始まるのだが、期間はジュニア級いっぱい(12月後半までの12ターン)」
「マイル適性のないマックイーンがジュニア級で出られる唯一のG1であるホープフルSは12月後半」
「G2以下でも中距離の重賞はG3京都ジュニアステークスのみで、OPやPre-OPも少数(長距離は皆無)」
「レースに出るメリットはレースのグレードに比例するため、できるだけG1を中心に出走すべきである(URAファイナルズを長距離にしたい場合はさらに「中距離への出走数を極力絞る」という動機も加わる)」
という要素を踏まえ、効率的なプレイを理解したがゆえに「G2以下に出たくないしホープフルに直行しよう」と考えてしまうと、(当然、G1なので相手も比較的強い)ホープフルSで運悪く惨敗してしまいファン数がろくに増えず、2戦1勝(メイクデビュー分)・目標未達成で終了という事故がたまに起こってしまう。
他にもファン数目標から始まるウマ娘は初期でも(条件が緩いものも含めて)数人、追加でも時々見られるが、マックイーンはその中でも屈指の厳しい条件であり(後述)、マックイーンならではのあるあるとして定着することとなった。
序盤ゆえにやり直しは容易いので割り切って突っ込むのも手だが、序盤の動きが上手く行っていたり、継承ウマ娘のレンタルを行っている時などは素直に下位のレースで目標達成しておきたい。
無難なのは前述のG3京都ジュニアステークス(11月前半)だが、残り体力によっては12月前半の1ターンを回復に費やすことになる上、年明けは体力回復イベントもあり無駄になりやすいのでOPレースにはなるがジュニア級中距離レースの初戦となる芙蓉ステークスでさっさと目標クリアしておくのも手である。
「Make a new track!!」だと目標レースの概念がないため、マックEーンとは無縁である。
なお、「デビュー戦だけではサポートボーナス込みでも目標のファン3000人を達成できない」「未達成だと12月後半で育成終了」なのを逆手にとってデビュー戦をクリアしたらあとは適当に育成し、未達成のまま育成を終了させてデイリーミッションの「育成でレースに勝利しよう」「育成を1回完了しよう」の2つを素早く達成することができる、というある種のメリットもある。ハルウララ金策程では無いがウマ娘達のキャラクター性を無視したドライなプレイであるので道義的には良いことではないのだが、そうは言ってもそこそこ時間のかかる育成を毎日1回以上回すのは決して容易なことではなく、また毎日1回でも間に合わない期間限定ミッションやイベントミッションの「育成を○回完了」系をこなす為には致し方ないというプレイヤーも結構いるだろう。特別移籍が毎週開催されるようになった現在では、そのために移籍させるウマ娘を手早く用意する手段としても有用である。
実は奇妙な仕様があり、通常なら統一されている所持スキルがR版とそれ以外(SSR版)で全然違う。
SSR:京都レース場○、道悪○、雨の日○、コーナー巧者○、直線巧者、スタミナキープ、抜け出し準備、深呼吸、内弁慶、別腹タンク(10種)
R:京都レース場○、春ウマ娘○、スタミナキープ、深呼吸、長距離コーナー○、リードキープ、栄養補給、かく乱(8種)
長距離・先行型という方向性自体は共通しているのだが、被りはわずか3つ。特筆すべき点としては、R版は育成[エレガンス・ライン]のスキル構成と被っているものが多い。
アオハル杯でもこの仕様が影響し、SSRを編成した場合とそれ以外での登場時にスキルが変わる。
また、プレシーズンの終盤で対戦相手として登場した時にやたら強い(高いステータスと噛み合うスキルで長距離に出てくるため、仲間任せだと大抵能力不利になる)のも語り草。
後に他のウマ娘でも所持スキルの違うサポカが登場するようになっていったが、ある意味先取りしていたと言えなくもない。
前述の通り、メインストーリー第1章の報酬。スタミナタイプ。
スタミナは初期実装SRが少ないため、初期にサークルptを稼ぐ大きな動機となった。
最大の比較対象となる第2章のライスシャワーと比べて友情トレーニング性能が高めで、それ以外はソツのない性能。
決定的な差としては、あちらのレアスキルがほぼ無価値なのに対して、こちらは発動タイミングによるムラがあるがまだ実用的な部類に入る「クールダウン」である。入手不確定だが。
ただしアオハル杯だとシナリオリンクによってライス編成時にも「クールダウン」が取れる[2]ため、この点は実質帳消しに近くなり、サポート効果での比較になる。
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1987年生まれ。父メジロティターン 母メジロオーロラ 母父リマンドという血統。半兄に菊花賞・有馬記念を勝利したメジロデュレンがいる。
メジロ牧場は日本ダービーと同等以上に天皇賞・春(距離3200m)の制覇を最大目標としており、特にメジロ牧場社長だった北野豊吉が「ティターンの子で天皇賞に勝て!」と遺言を残してからは、徹底して長距離的な配合をしていた。メジロマックイーンはその結晶だったと言って良い。
ウマ娘では絶壁華奢な印象の容姿(身長はそこそこ)になっているが、馬体重およそ500kg弱の立派な大型馬である。
大型馬にありがちな体質の弱さからデビューが現3歳(1990年)春シーズンまで遅れ、その間に台頭したメジロの同期筆頭株メジロライアンに対し、マックイーンは(天皇賞制覇の使命があるとはいえ)その次点のような立場であった。
しかもソエ(骨膜炎)の完治を待ったために本格始動は秋からとなり、この時期に主戦を務めた内田浩一の騎乗ミスもあって菊花賞には何とか滑り込む形となった。しかしそこで1番人気で出走していたメジロライアンを抑えて勝利。実況を担当した杉本清の「メジロでもマックイーンの方だ!」は名言の一つである。
そして91年は武豊を背に天皇賞(春)に1番人気で出走し、完勝。見事に祖父メジロアサマから続く親子三代制覇を果たす。天皇賞(秋)は圧勝したが、進路妨害で18着降着(なお、この降着で勝ち馬券144億円が紙屑になった)となり春秋制覇は逃すも、翌92年もトウカイテイオーを退け2連覇。3連覇を賭けた93年はライスシャワーに敗れるも、宝塚記念に勝ってG1・4勝目を挙げ、秋初戦の京都大賞典ではコースレコードで圧勝して健在ぶりを誇示。世界史上初の獲得賞金10億円超えを記録するも、繋靭帯炎を発症して秋のG1シーズンを走らず引退。
6歳(当時の表記では7歳)秋まで現役という息の長さでありながら、21戦中2着以内に入らなかったのはわずか3回(3着、4着、降着)という非常に安定した成績を残した。殊にスピードに関してはレコード勝利が示す通り、引退前まで成長し続けていたと言われる。あまりにも安定して強かったがゆえに、オグリキャップほどのアイドル的な人気を得るには至らなかったものの、タマモクロス・オグリキャップから続く「芦毛の最強馬」の座をオグリ引退後3年に渡って守り、スター騎手武豊とのコンビで中央競馬の主役として長期間活躍した。
その後は種牡馬入りし、4代天皇賞制覇が期待されたが、遂に直仔からはGI馬は出なかった。しかし、ブルードメアサイアー(母父)としては優秀な成績を収めており、ドリームジャーニー・オルフェーヴル・ゴールドシップ・タイセイレジェンドと4頭のGI馬を輩出した。特にゴールドシップは2015年に天皇賞(春)で勝利を挙げている。
詳細は当該記事へ→メジロマックイーン
芦毛の名優が一番ですわ 静画といえばコレですわ |
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掲示板
862 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 14:22:37 ID: RuuedsLcBa
うってつけのコラボでチョコ食べてて芝
定期的にネタが供給されてほんとかわいい
863 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 14:52:35 ID: ehisY+pXXY
マックイーンは定期的にネタを供給しないと誰もが目を奪われてく完璧で究極のウマ娘になってしまうから仕方ない。
メインストーリー第1部で全体を通したヒロインって言うとマックイーンになるし、ギャグもシリアスも一心同体も熟せる名優やからな。
864 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 18:55:55 ID: lDs62+8aSa
>>861
競馬でエビは屈腱炎の俗称なんだよね。
https://
もっともマックは繋靭帯炎で引退だから、別のネタかもしれない。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 06:00
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