メタタグ(meta要素)はWebサイトの閲覧者に対してではなく、Webサイトの表示形式や検索エンジンのサイト巡回に対する応答の振る舞いなどを設定するためにhtml上に書き残される情報である。適切なメタタグを設定することで、文字化けや異常な縦横比などの視覚的問題の解消や、検索ヒット率上昇など様々な効果を期待できる。
Webページ内で使用する文字コードを指定するメタタグ。海外や別の文字コードを標準とするブラウザからの接続時に文字化けしてしまうのを防ぐため、あらかじめ「このページはこういう言葉で書かれています」とブラウザ側に通達する。
<meta name="description" content="ニコニコ大百科はゲーム用語からアニメのキャラクター名、ネットで話題の単語など、あらゆる言葉についての定義や意味、元ネタを解説する辞書・辞典サイトです。言葉の意味を調べるのはもちろん、皆で記事を編集したり元ネタについて掲示板で語り合うこともできます。関連サービスの動画や生放送、静画とも合わせてご利用ください。"/>
検索エンジンで見たWebサイトの説明がサイト内に見つからないことがしばしばある。試しに「ニコニコ大百科」でググると、検索結果画面のリンク下には
ニコニコ大百科はゲーム用語からアニメのキャラクター名、ネットで話題の単語など、あらゆる言葉についての定義や意味、元ネタを解説する辞書・辞典サイトです。言葉の意味を調べるのはもちろん、皆で記事を編集したり元ネタについて掲示板で語り合うこともできます。関連サービスの動画や生放送、静画とも合わせてご利用ください。
と出てくるが、リンク先である大百科トップページを見る限りそんな文言は一切ない。ではなぜこんな説明文が出てくるかというと、html上にdescriptionメタタグが設定されているからである。
各検索エンジンのクローラ(ネット上のデータを収集するプログラム)は、Webサイトを巡回するときにメタタグ内の情報を受け取って検索結果画面に反映する。descriptionメタタグは「これがこのページの自己紹介ですよ」と明示する役割を担っており、クローラはこれを回収して検索結果画面でサイトから文章を抽出する代わりに説明文として掲載する。
このメタタグはクローラへ「このページのデータはこのように扱いなさい」という指示をまとめるものであり、「このページを記録するな」、「ページ内のリンクを評価するな」、「このページのキャッシュを残すな」といった禁止事項をcontent内に入れることでクローラがその指示に従うようになる。
なお、ネットサーファー諸君において"robots.txt"というのを検索結果で見たことがあるという人は多いだろう。「この結果の説明は、このサイトのrobots.txtにより表示できません」など、特に一昔前のtwitterなどの検索結果にはたびたび出てきていたニクいやつである。これは上述のメタタグとは違ってサイトのルートディレクトリに置かれるファイルであり、「単純に検索に見つかりたくない」場合や「サイトツリーの末端部分を巡回しないで上部のほうを巡回してくれ」といった場合に設定することで、クローラは指示通りの場所を巡回するようになる。(クローラごとの構文認識に差があるため絶対ではない)
Webサイト内のキーワードを明示するメタタグ。検索エンジンのクローラがWebサイトを評価する際に関連語句として単語を使用することがある。近年では使用価値が減少しているのだが、くわしくは「メタキーワード」記事へ。
メタタグに関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。
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最終更新:2024/03/29(金) 04:00
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