メタナイトの逆襲とは、スーパーファミコンソフト『星のカービィ スーパーデラックス』(以下『SDX』)およびニンテンドーDSソフト『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』(以下『USDX』)に登場するゲームモードのひとつ。
ニコニコ動画では、その中のBGMの一つ「メタナイトの逆襲:ステージ」(SDX) / 「戦艦ハルバード:甲板」(USDX)を指すこともある。
「白き翼ダイナブレイド」をクリアすることで選択可能になる。USDXでは更に「はるかぜとともに」と「洞窟大作戦」のクリアが解放条件に追加されている。
戦艦ハルバードによるプププランドの制圧を目論むメタナイトを阻止するのが目的のゲームである。
シリーズでは珍しいタイムリミットの存在、戦艦ハルバードのクルーのアツい(?)会話など、今までの「星のカービィ」とは一線を画すシリアスな路線で展開される。
本ゲーム内でも人気の高いシナリオであり、メタナイトはこれによって高い人気を得た、と言っても過言ではない。
タイトルの「逆襲」とは、『夢の泉の物語』でカービィに敗北したメタナイトがリベンジするという意味合いである。シリーズファンへのサービスとして、夢の泉の物語で登場した地名が作中で登場し、メタナイトがボスになっていたオレンジオーシャンを意識したのか、背景はオレンジを基調としたカラーリングになっている。
タイムカウンターが高速で減っていくため焦りを感じるが、残り60になるとカウンターの進みがゆっくりになり、60秒の秒読みになる。最後の脱出ステージを除いてよほどゆっくり進まない限りは十分な時間が用意されている。
解放条件となっている「白き翼ダイナブレイド」とはストーリーが繋がっている。この話のエピローグの恩返しとして、ハルバードの主砲を何発も受けながらも身を挺してカービィをハルバードに送り届けるという熱い展開がある。
その他、「星のカービィ スーパーデラックス」の項目も参照されたし。
本モードのラスボス。堕落したプププランドに革命を起こそうと、戦艦ハルバードを発進させる。
つねに冷静で、いかなる状況でも他のクルーたちに的確な指示を出していた。
戦艦ハルバートの艦長である鳥のキャラクター。名前はUSDXで判明した。
艦長であるため、艦や作戦の指揮は彼が行うが、トラブルに対しての対応力が欠如しているため、メタナイトが指揮することも多い。
戦艦内部を破壊するような作戦を敢行したり、戦艦が沈み始めたときにいの一番に脱出したりと、艦に対しての責任能力の無さが顕著に窺える。
戦艦が沈み始めても、最後のほうまでカービィを食い止めようとし、すぐには脱出しなかった。
メタナイトへの厚い忠誠心が窺ええる。
メタナイツの一員。
語尾に「だス」をつけるのが特徴。「ダス」になっている箇所も一つだけあるので探してみよう。
アックスナイト同様、戦艦にとどまり続けカービィを食い止めようとした。
と思いきや、実は最後のメタナイツ戦には参加してなかったりする(一応台詞はある)。
包み隠さぬ素直な発言をしており、カービィにボス攻略のヒントを与えてしまうこともあるおっちょこちょい。
なぜかメタナイトの戦闘時にまで戦艦にとどまり続けていた。かわいい。
艦内に残っていたタイミングを考えると自力での脱出はもはや不可能だったが、墜落寸前にメタナイトに救助されたという考察もある(カービィが脱出してからメタナイトが脱出するまでにタイムラグがあり、ゲームでもラスト10秒になると画面からいなくなるので助けに行ったという見方もできる)。
進行状況はオートセーブされており、再開時はタイトルにチャプターが表示されている。
前後半に分かれているチャプターもあるが、後半で中断した場合は前半からやり直しになる。
ハルバード突入後は所々にクルーがへそくりや食料を貯め込んでいる隠し部屋がある。
ハルバード離陸直前にカービィが乗り込む。クルーは足止めとしてヘビーロブスターを投入、カービィが戦っている間に離陸を試みる。
ヘビーロブスターとのバトル中にハルバードが離陸するためバトルは強制終了し、カービィは離陸の衝撃で海辺へ吹き飛ばされてしまう。一応離陸前にヘビーロブスターを倒すことも可能だが、展開は同じ。
ハルバード離陸を阻止できなかったカービィは海辺を進み、再度ワープスターを使用してハルバードに乗り込もうとする。一方ハルバードは小手調べとしてグレープガーデンに向けて舵を切っていた。
水中面や速度の上がっていく強制スクロールなど、別のシナリオより難易度の高いステージ構成となっている。ボスはウィスピーウッズとツインウッズの連戦。ウィスピーウッズは従来通りの対応で問題ないが、両サイドから攻撃されるツインウッズ戦では片方を攻撃中にもう一方から攻撃を食らう危険もあるので要注意。
ボス戦後、ワープスターで再度ハルバードへの突入を図るカービィだが、折よく準備が完了した主砲の直撃を受け、今度は森に落とされてしまう。
再びハルバードに振り切られてしまったカービィ、しかし落下した先の森はダイナブレイドが棲んでいる山の近くだった。ダイナブレイドに協力を求めるため、森と山を駆け抜けていく。
入り組んだ地形に破壊するとトラップになるボムブロックなど、いやらしい仕掛けも多く配置されている。ステージ自体が少し長めなのでライフの管理には気を付けたい。途中TACも出現するので、コピー能力やヘルパーを奪われないよう見つけたらすぐに倒そう。
中ボスは出現するがステージボスはおらず、ダイナブレイドに会うことでクリアになる。
ダイナブレイドのもとに辿り着いたカービィ。ダイナブレイドは以前の恩返しとして、カービィを乗せてハルバードへと飛び立つのであった。
ダイナブレイドが文字通り体を張ってくれたことでハルバードの甲板に取り付けたカービィ。近くにいたメタナイツが迎撃するがこれも蹴散らしていく。主砲の近くにいることを知ったクルーはカービィを主砲へ誘導する。
メタナイトとの戦いということもあり、ここから度々メタナイツが出現する。騎士モチーフだけあってザコにしては耐久力が高いが、それでもザコ扱いなので吸い込みが有効。吸い込みへの耐性もあるが、吸い込む方が短期決着を望める。
ボスはハルバード二連主砲のツインキャノン。本体は上の方で、こちらの耐久度を0にすれば勝利。下の副砲も倒せるが耐久度はこちらの方が上。攻撃を当てやすい副砲から順に倒すか、直接主砲を倒しに行くか。度々アームがカービィたちを掴みに来るがこれには引っかからないように常にある程度は動き回っておきたい。
主砲に誘い込まれたカービィだが、逆にこれを撃破。その衝撃で一部区画を破壊した。
ステージ後半は右へ向かって風が吹いている、特に床のないところでは落下しないようある程度意識的に左にキーを入れ、足場を確保することで突発的な落下の危険を減らすことができる。
中ボスのMr.フロスティを撃破すると、戦闘の衝撃で左ウイングが破壊される。
左ウイングを破壊した後、ダクトを通って右ウイングへ進むカービィ。狭くて逃げ場のない通路にいるため、追い込んでしまおうとバル艦長は再度のヘビーロブスター投入を決断する。
狭い通路にトラップ床が多く配置されているが、注意して進めば地形トラップに引っかかることは少ないだろう。同時に敵が出てきた場合は迎撃時にトラップにかからないよう注意しながら戦いたい。
ボスはプロローグ以来となるヘビーロブスター。最初は強制スクロールで逃げることしかできないが、スクロールが終わると対戦となる。アームから出してくる火炎放射にさえ気を付ければダメージは貰いにくいだろう。あとは深追いをせず一定距離を保てば安全に倒すこともできる。道中で時間を取られてしまった場合はヘルパーを使った挟み撃ちを活用して短期決着を狙おう。たまに出してくるスライムのようなザコからはペイントがコピー可能で、使うとヘビーロブスターの視界を奪うことが出来るが、行動が予測しにくくなるのでかえって難易度が高くなるという意見も……
ヘビーロブスターを破壊すると、破壊の衝撃で右ウイングも損傷。ハルバードの浮力は大幅に低下する。
両ウイングが破壊されたことで飛行能力が大幅にダウンしたハルバード。カービィは外壁から底部を進み、メイン動力であるリアクターの破壊に向かう。
外壁部を通るだけあって前半は床がない場所が多く、落下死を誘発するトラップも配置されている。足場を確認しながら慎重に進みたい。
スイッチを押してシャッターを開けるエリアがあり、推す順番を間違えたりシャッターが閉まる前に通過できなかった場合はエリア最初からやり直しになってしまう。何度もしくじると残り時間が厳しくなる。少しずるい気もするが、コピー能力を使うことでスイッチの順番や地形を一部無視できたりするので、どうしても正規での突破が難しい場合はヘルパーや壁を貫通するコピー能力を活用しよう。
リアクター本体にはカービィの攻撃は一切通らない。直前にワドルディが暴露したように、定期的に発射される反射レーザーだけがリアクターにダメージを与えることができる。うまく誘導して自滅させてしまおう。
リアクターが破壊され動力も失ったハルバード。墜落へのカウントダウンが始まる。
ハルバードは航行不可能な状態となり、メタナイトはクルーへ脱出命令を出す。しかし先に脱出したバル艦長を除くクルーたちはともにカービィに一矢を報いるため最後の戦いを決意する。それに対し「勝手にしろ」と言うメタナイトだったが、最後まで共に戦ってくれることへの感謝と、巻き込んでしまったという思いが渦巻いており、心の中でひとり「…すまない」と呟きながら、カービィとの決着に向かう。
ステージの全長は短いが、並行して交わされるクルーの会話も相まって非常に熱いステージ。艦自体がもうボロボロのため、ステージ最初の強制スクロールエリアには即死穴も多い。会話が終わるくらいでスクロールの終点と扉が見えるので、すぐに扉へ飛び込もう。その先でメタナイツと最後の戦いを行い、中枢で待つメタナイトとの戦いに挑む。
メタナイトとは夢の泉の物語での対戦時同様、剣を取って戦うことになる(時間経過でスルーできるがその分残り時間は減る)。ソードの技に似た直接攻撃の他、トルネードのような竜巻攻撃や、剣を地面に刺しての衝撃波など多彩な攻撃を繰り出してくる。接近戦向きのソードよりも、遠距離攻撃が得意なコピー能力で距離を保ちながら戦う方がラクだろう。なお、吸い込める攻撃が少ないためすっぴんでの撃破はかなり苦労する。コピー能力を落としてしまった時は確実に回収するように。
メタナイトとの戦いに勝利したカービィだったが、ハルバードは墜落寸前の状態にあった。リアクター破壊の際に救出したウィリーのうち一体がカービィを待っており、共に脱出を目指す。しかしそれをさせまいと再びメタナイトが立ちはだかる。
ステージ開始直後から50秒の秒読みが始まり、8秒ほど導入部に使ってしまうため、約42秒以内にステージを駆け抜ける必要がある。ヘルパーはウィリー固定で、このステージの間はウィリーから降りることはできない。メタナイトが足止めで登場しライフゲージも表示されるが、倒すことはできないのでメタナイトは無視して一直線に出口へ向かおう。慣れればノンストップで駆け抜けることも出来るが、勢いあまって落下死するようなトラップ地形もあるので油断は禁物。意外と時間には余裕があるので落ち着いて進もう。
辛うじて脱出に成功したカービィ達、浮力を失ったハルバードは海へと墜落、深くへと沈没していった。しかし墜落寸前、ハルバードから一つの影が離れていった。ハルバードを墜としたことでひとまず脅威は去ったと判断したカービィはウィリーとともに帰路に就くのであった。
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掲示板
107 ななしのよっしん
2024/01/05(金) 00:48:16 ID: kdxMTjHuRl
もうメタナイト世直し運動する気無さそうだし、
よっぽどの理由付けがない限りハルバードの中に入る事無さそう
ハルバードだけで1エリア作れそうなのに
108 ななしのよっしん
2024/01/21(日) 18:16:07 ID: m+WHfji5gS
正直途中で「オレンジオーシャン」という名前が出てきたときはにやりとしたなぁ
109 ななしのよっしん
2024/01/21(日) 18:18:34 ID: x0XZnIvpkY
スパデラはメタナイトが味方化するアニメ前のゲーム
味方となった今となっては逆襲する理由がない
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 10:00
最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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