メタルマックス2:リローデッドとは、メタルマックスシリーズの5作品目(リメイク含む、サーガを含めると9作品目)である。
2011年12月8日よりDSにて絶賛発売中。発売元は角川ゲームス。製作・著作はエンターブレインとクレアテック。
開発はメタルマックス3と同じく、DECOの開発チームが興した会社のキャトルコール。
荒廃した世界を舞台に戦車で戦うRPG、メタルマックスシリーズ。
長年の沈黙を破り、17年ぶりの奇跡の復活を遂げたメタルマックス3の興奮冷めやらぬ中、本作はシリーズで最も人気が高いメタルマックス2の、そのリメイクとなる。
今回は「限りなく新作に近いリメイク」となっており、職業などの基幹となるシステムは、メタルマックス3をベースとしてユーザーから寄せられた不満点に改良を加えたものとしている。
原作で抜けたイベントやサブイベントは、3で初登場した新要素「クエスト」という形で世界各地に盛られまくっており、進め方次第で100種類以上も発生し、原作以上にメタルマックスの楽しみの中核である『寄り道しまくりの自由な冒険』を楽しめる。
原作では何のイベントも無かったあんな場所、こんな人物にもスポットが当たり、より奥深い世界観を知ることが出来る…かも?
だが例の如く、進め方次第ではもう笑うしかないぐらい人が死んだり、外道の片棒を担ぐハメになったりするので気になる人は注意。
他にもリゾートホテルのなれの果てである超高層建築物『金輪際ホテル』を始めとした新たなダンジョン。
3で初登場したバイク型シャシーや、原作のネタ戦車だった野バスにも劣らぬネタ性を含んだ新たなクルマ。
1のダストフランケン(Rのデストロイド)に似たデスペロイド、巨大な植物型モンスターの千手紗華等の個性たっぷりの新賞金首と、それにも負けぬ程に凶悪になって帰ってきたサイゴンやカリョストロ等の旧賞金首など、新要素がこれでもかとばかりに多数追加された。
もちろん原作のケレン味のたっぷり利いた台詞回しは殆どそのままに、ほぼ原作オリジナルスタッフ自らの手により、メタルマックス2でありながら(とても良い意味で)完全な別物に生まれ変わった『初の完全リメイク作品』(←ここ超重要)となっている。
メタルマックス2壊? ナンデスカソレハ?
また、システムの変化に合わせて賞金首の賞金額も増加し、宿敵であるテッドブロイラーは原作の6万Gから25万Gまで大幅に増額していたり、斜め移動も出来るようになったり、下画面のマップの拡大縮小が可能になる、など細かい改良点も見逃せない。
原作のタフな難易度も当然引き継いでいるが、対策も多数用意されているので、無計画に挑んでフルボッコにされたボスに対して、戦車をカスタマイズし直したり装備の相性を見直したり等きっちり準備して再挑戦したら意外とアッサリ勝てた、という事例も幾つか見られている。
現在公式サイトよりPVが閲覧可能。
更に、原作メタルマックス2と比較すると、タイシャーが完全な和風になっているなど町ごとの特徴が強くなっている。
ダンジョンもアイボリーの薄汚れた感じから青灰色の近代的設備になるなど、前作の3と比較しても全体的にトーンが明るめになり、どちらかと言えばメタルマックスリターンズやメタルサーガに近く、復讐よりも冒険寄りにシフトしている。
今回は主人公の性別や職業を選択可能になっており、ハンターにした場合のみ専用グラフィックとなる。
また、キャラクターデザインは一新されており、主人公は完全に、仲間は一部特徴を引き継ぎ、NPCは雰囲気を残して新デザインになっている。ジョブ自体は3の職業が続投しており、新たな特技も確認されている。ヌッカの酒場も引き続き登場。その一方で当時のメカニック、ソルジャー(デフォルト名はメカニックは「アクセル」が採用され、ソルジャーは「ミシカ」と新たに命名された。)も専用グラフィックを持っており、当時のように仲間にすることができる。
デフォルトネームは男主人公が『ケン』。女主人公が『レナ』。前述通り職業や性別が選択可能。
ハンターの場合のみ左及び上記の専用グラとなるが、能力や成長は汎用ハンターと変わらない。
原作の戦車兵風の外見から一新、名残は身に付けているゴーグルのみ。
グラップラーに両親と育ての親であった女ソルジャー、マリアを殺された推定年齢15歳の少年(若しくは少女)。冒頭のマド襲撃事件でテッドブロイラーに襲われた際、一命を取り止めた唯一の生き残りであり、両親とマリアの仇を討つために旅に出ることになる。
原作ではイリットと結婚する事で旅を辞めることが出来たが、今回でもそれは変わらず、寧ろ結婚相手が2人ばかり増えている。女性のレナでも当たり前のように同性結婚出来る辺り、この世界の世紀末っぷりを実感せざるを得ない。
書き下ろし漫画ではケンが登場。本編から遡る事五年前、母親イルミに遺言と共に託されたペンダントを手に、母の嘗ての親友であったマリアを訪ねてからの出来事が描かれており、ゲーム内でも漫画中でのエピソードの名残を見つけることが出来る。
尚、発売前に若干の懸念があったレナの人気は、とても推定15歳には見えないスタイルの良さも手伝ってか中々悪くない模様。某所で18歳未満御禁制な絵が投稿されたり、コミケで薄い本の題材になる程度には。
2Rの固定パーティキャラで、原作で仲間になるメカニックと同一ポジションのキャラクター。
『アクセル』とは原作のデフォルトネームの一つ。
他には『いじる』や『インディ』や『とらじろ』等があった。
エルニニョのレンタルタンク屋の息子として生まれながら、修理屋で働いているメカニック。
家族構成は父親と酒場の看板娘をしている姉のメロディの3人家族。
天才的な修理技術を持っているが手癖が悪く、グラップラーのクルマに悪戯したことが原因で牢に入れられ、処刑を待つ身となっている所を主人公と出会う。
2では赤く染めた前髪以外を剃り落とし、ドクロのバックプリントが施された革ジャンを来たチンピラ風の外見だったが、今回では緑髪に前髪だけオレンジ色に染め、胸に大きく『穴』と描かれた金太郎の前掛けにも似た上着を着てグラサンを掛けた少年として描かれている。天才云々と上記及び公式で言われているが、能力と成長自体は汎用メカニックと変わらない。
2Rの固定パーティキャラで、原作で仲間になるソルジャーと同一ポジションのキャラクター。
『ミシカ』とは原作には無く新たに名づけられた名前。
原作では『マチョコ』や『あんじゅ』や『ダイナマ』等だった。
冒頭で殺されたハンター、隼のフェイの実妹。
彼女自身も多少は名の通ったソルジャーであり、『ヤマネコのミシカ』を自称している。
主人公と同じように、テッドブロイラーを兄の仇として追いかけている。
抜群のスタイルを誇る露出高めの金髪女性という『メタルマックスのソルジャー』の典型とも言える外見で、比較的短髪だった2の頃とは異なり、今作では豊かな長髪を蓄えてダイナマイト弓矢を番えた、何処かアマゾネス風の外見になっている。
公式で「ヤワなクルマに乗るくらいなら、下りて戦う!」 という無茶な性格付けをされている通り、様々な相手に挑んで返り討ちに遭っては人間エビフライと化し、公式絵からしてその身体は生傷だらけ。
(仲間になった時点で傷跡が何と13個も付いている)。
原作ではグラップルタワー屋上から人間エビフライになって落ちてくるだけだったが、今作では戦闘シーン込みでスカンクスに返り討ちに遭うシーンが追加されている。
仲間になった時はレベルの割りに弱いが、レベルが上がれば直ぐにステータスは追いつく。
彼女も能力と成長は汎用ソルジャーと変わらない。
シリーズ皆勤の柴犬。マド北の保健所跡に出来た犬の村にいる。
他シリーズ同様に大破壊前に作り出された知能強化犬の子孫で、話しかけると仲間になる。
赤茶っぽかった外見は、他の犬同様の色に変更された。公式絵の毛並みがやたらモフモフしている。
昔はわんわんグルメで強化しない限り弾除け代わりとマスコットくらいにしかならなかったが、圧倒的な素早さとポチタンクで底上げされた頑丈さと強力な特技を活かし、パーティの切り込み隊長的存在として活躍する事も多くなった。
鍛えれば下手なソルジャーやレスラー以上の強さを発揮し、AIも賢く、属性武器があれば常に相手の弱点属性を突く攻撃を心掛け、武器攻撃が有効でないと判断すれば、じゃれて相手の動きを封じたり、最終特技『突進』で大ダメージを狙ったりする。
特に、敵に先手を取られても動けるのが非常に大きな強みで、先手を取られたと思ったら逆に敵を全滅させていた、なんてことも。
逆に動いて欲しくない時は、頭防具「お座りキャップ」を装備させるか、戦車があるなら戦車に同乗させると戦闘中でもじっとしている。
2に登場した元モブ犬。タイシャーにあるゲパルトの祭られている社の扉前に陣取っている。
大層なゲテモノ好きで有名な犬で、ぬめぬめ細胞が大好物。わんわんグルメには見向きもしない。
ぬめぬめ細胞を与えると扉の前から退き、更に仲間にする事が出来る。
モブ犬と変わらなかった外見はリメイクされるに当たって、御覧のように白い毛並みが美しい秋田犬へデザイン変更された。この外見からゲテモノ好きだと誰が想像出来るだろうか。
原作でもポチを仲間にしていなければ仲間に出来たが、犬の村のモブ犬同様成長もせず武器装備も不可能だったものの、今作ではポチ同様に成長もすれば武器も装備出来るようになった。
仲間になった直後はポチより初期レベルが高いが、最終的には三匹とも能力値は横一線になる。
今作で追加された新しい犬。デルタ・リオ北の森林地帯を根城とするマッドドッグ達のボス的存在。
『魔犬ベロ』と恐れられているドーベルマンで、デルタ・リオの酒場に居る女ハンターから話を聞くことが出来る。ポチやハチと違って、御覧の様にドーベルマンらしい精悍な体付き・顔付きをしている。
ランダムエンカウントで遭遇し、倒せば従えられるのだが、生身でないとエンカウントしない。
初回プレイでデルタ・リオに付いたばかりの頃に挑むと中々の強敵で、戦闘中も絶えず雑魚敵のマッドドッグが乱入してくる為、半端なレベルで装備が整っていないとジリ貧に陥りやすい。
『魔犬』と恐れられた強さは伊達ではなく、加入直後の能力は三匹の中では最も強く、装備も一通り揃えている。万一この時点でポチを仲間にしていなかったり、ポチが育っていなかったりした場合はベロを犬枠にする選択肢もあり。
他のシリーズでもちょくちょく顔を出してきたインテリアショップで買える不思議な生物。
シリーズごとに鳥っぽかったり外見はまちまちだが、お金を与える事で成長するのはシリーズ共通。以前は成長させてそれっきりだったが、今作では仲間に入れることが出来るようになった。
経験値の代わりに入手したお金を食べる事で成長し、レベルアップしていく(獲得金額は減らない)。
扱いは犬枠だが、武器と犬系装備は装備不可能で、装備できる部位は頭と身体とアクセサリーのみ。
容姿は冷蔵庫(冷気)、箪笥(音波)、ドラム缶(火炎)の三種のいずれかで、それぞれに対応した通常攻撃を行う。
攻撃力は犬より高いが素早さが低く、特に防具が限られている為防御力が犬に比べて恐ろしく低い。
加えてポチタンクのような耐性強化アクセサリーも無いため、余程鍛えない限りは原作2の犬にも劣らない死にっぷりを見せてくれる。
しかし、そんな『耐え』の時代を生き抜いた金食い虫は骨太な強さを発揮する。
『不死身の女ソルジャー』の異名を持つ凄腕の女ソルジャー。主人公の育ての母とも言える人物。
原作では紺色のビキニアーマーだったが、かなり大胆なアレンジを施されている。
また、書き下ろし漫画とゲームでも大分雰囲気が違っている。
幼い頃の親友であった主人公の実母であるイルミの遺言により、天涯孤独となった当時10歳の主人公を引き取り、戦いの基礎を始めとしてこの荒廃した世界を生き抜く術を仕込みながら、親代わりとして女手一つで厳しくも優しく主人公を育て上げた。
冒頭、マドの町でグラップラーに対する用心棒として雇われたが、グラップラー四天王の一人テッドブロイラーには歯が立たず、それでも最後の最後まで主人公を庇い続けた末に、不死身と呼ばれた凄腕のソルジャーも遂にその命を落とす。
常に主人公の成長を見守り続けてきたが、特にケンにとっては育ての母や友人や戦いの師であると同時に、最も身近な異性として淡い恋心にも似た感情を抱かれる存在だった。
しかし、そんな彼女との別れは余りにも突然に、そして呆気無く訪れたのだった。
『隼のフェイ』の二つ名で知られる凄腕のハンター。後に登場する女ソルジャー、ミシカの実兄。
マドで出会うまで主人公と面識は無かったが、マリアを通して互いの事は知っていた模様。
原作ではヒゲ面に緑色のバンダナを巻いたモブキャラと同じ外見だったが、リメイクされるに当たって御覧の通り若々しいイケメングラと専用のキャラチップを手に入れた。
書き下ろし漫画との差異も無精髭の有無程度で、此方も中々の男前に描かれている。
マリアとは昔から交友があり、マドの用心棒としての仕事を彼女に持ってきた人物。
ハンターながらクルマは持っていない模様で、戦い方はどちらかと言えばソルジャーに近い。
(書き下ろし漫画でマリアを訪ねた時も、オープンカータイプのレンタルタンクだった)。
マリアに恋心を抱いていたが中々表に出せず、マドでの戦いを終えた時こそ気持ちを伝える心算で居たが、遂に叶うことは無かった。
「他人の為に戦って死ぬなんて馬鹿らしい」とミシカには言っていたようだが、奇しくも彼が死んだのは「他人の為の戦い」だった。
『鉄の男アパッチ』の異名を持つソルジャー。
マドの町のグラップラーに対する用心棒として雇われた人物の一人。
フェイとは逆に、此方は原作より大分歳を喰った『歴戦のソルジャー』的な外見で描かれている。
原作ではグラップラーに復讐しようとする主人公にハンターになるように勧めたが、2Rではシステムの違いからか台詞の内容が異なり、マリアの親としての強さと其処から来る子供、つまり主人公を護ろうとする覚悟について語って聞かせている。
後の展開を思えば思い切りフラグであるのだが、同時にかなり重い。
事実、今作ではマリアを初め『子を想う母、或いは親の強さ』に因んだクエストが幾つか存在し、嫌でもアパッチの言葉の重みを実感させられる事になるだろう。
フェイ、マリア達と同じくマドでの戦いで命を落とすが、主人公の育ての親であるマリア、ミシカの実兄であるフェイや、バギーを遺した後も後々に関わってくるガルシアとは異なり、主人公達との繋がりが殆ど無い為、マドの用心棒の中では最も影が薄くなりがちになってしまう不憫なキャラ。
マドの町で修理屋を営む老メカニック、ナイルの孫娘。
グラップラー襲撃事件に立ち向かった用心棒の唯一の生き残りである主人公を、三日三晩寝ずに看病し続けた献身的な少女。
原作と同様に主人公を泊めてくれる上に、3のシセのようにお弁当も作ってくれる。
カルという弟が居り、物語を進めるとお小遣いを上げたり、本当の家族になって欲しいというお願いに応える事で、イリットと結婚するという形でエンディングを迎える事が出来る。
尚、このお小遣いの金額は2~3つの選択肢から選ぶのだが、中にはお小遣いという範囲を超越した金額が選択肢として用意されており、選ぶと時々レベルメタフィンやLOVEマシンのチップをくれる事がある。その為、早い段階でチップを入手する為に彼に貢ぎまくるプレイヤーが後を絶たず、一部ではカル様と呼ばれる事も。
昔は赤髪だったが、今作では御覧の通り黒髪の浅黒い肌をした外見にアレンジされ、彼女絡みのクエストも幾つか存在する。
また、全くの余談だがDr.ミンチの助手であるイゴールが密かに彼女に憧れていたらしい描写が、初代のリメイクであるメタルマックスリターンズで見ることが出来る。
デルタ・リオ東にある海の家で、祖父のベネットと二人で暮らしている。
美人過ぎるハイテク海女としてちょっとした有名人で、祖父の命がもう長くない事を知り、祖父の為に海に沈んだ祖母の形見である銀のオルゴールを探してハンターを募っている。
オルゴールを見つければ、ちょっとしたイベントの後に彼女と結婚してエンディングを迎える事が出来る。当然断る事も可能だが、何時でも結婚出来る。
その後も主人公が訪ねて来れば快く泊めてくれたり、お風呂を沸かしてくれたり、お弁当を作ってくれたり、インテリアを贈ったり出来る。
サルベージで拾った物を売ってくれる事もあり、大抵はガラクタだが中にはクエスト達成に絡む物も。
尚、クエスト達成以後は人が変わったように此方にベッタリ甘えて来て、やたら甘ったるい口調で事あるごとにキスしてくるキス魔と化す。あまりのベタ惚れっぷりに、中には裏を勘繰るプレイヤーも居たとか居ないとか。
イスラポルト入り口でカトールを売っている少女。
入り口近くのマンホールの中で兄のダンと二人暮しをしている。
話しかけなければ専用グラのある只のモブキャラだが、カトールを一定数購入すると彼女とのクエストが始まる。3のカトール娘と同じ徹は踏むまいとカトールを大量購入し、速攻でクエストが発生したプレイヤーも居るのでは?
病弱で持病を抱えており、彼女絡みのクエストでは薬等の調達を頼まれる事が多い。
此処でもある程度クエストを進めれば泊めてくれたり、インテリアを送る事も出来るようになる。
兄のダンは最初は主人公を疎んじているが、クエストを重ねて行くに連れて徐々に此方を受け入れてくる。
彼女の所で何度か泊まると、手作りの帽子やら手袋やらをくれるが、これらを全種類装備すると男らしさが何と合計339も増加する。
何でそれで男らしさが上がるのかと突っ込まざるを得ないが、考えても見て欲しい。
想いを寄せてくれている女性の手作りの服で全身を固めて人前を堂々と歩く人間が男らしく無かったら何だと言うのか。その為、男キャラの男気パンチの威力の底上げに非常に役立つ。
または女キャラのサロンド乙女への入場券代わりにどうぞ。
時々転送事故(と思われる)でやってくる前作メタルマックス3の主人公。
転送装置のある部屋に入った時に一定確率で出現する。
相変わらず記憶を失っているようで、「何処だ此処は? 俺は誰だ?」と自問して、また帰って行く。
恐らくは3のプレイヤーに対するファンサービス。
此方に来る度に3の賞金首のレアドロップを含む色々なアイテムを落とす。
中でも前作でムガデスが落としたムガデストーチは火炎系武器の中では上から4番目に強く、序盤で粘って入手しておけば中盤以降まで十分主力として役に立つ。
彼が落とす量子ドール『コーラたん』は5ターンの間、男らしさ-1以下のキャラの攻撃力と防御力を+25%、素早さを+50%する(但し経過ターンで効果減少)。
女性パーティを組んでいる時に非常に有効だが・・・どうやら此処の彼は筋金入りのコーラ派の模様。シセとシセ派のプレイヤーの心境や如何に。・・・とか思ってたら4では『シセリーヌ』を落とす。世界線が違うのか、両方持ち歩いてたのか・・・
マシンガンと手榴弾で武装した四つ腕の猿で、人の言葉を解する知能を持つ。
序盤に於けるグラップラー最大の拠点、グラップルタワーを根城としている。
猿ながらソルジャーのミシカを苦も無く返り討ちにする程に戦闘能力は高い。
機嫌が悪いと部下さえ殺す為、グラップラーの一般兵からは恐れられると同時に疎んじられている。
攻撃手段はマシンガンと手榴弾の投擲の他、さらに雑魚のグラップルアーミーが乱入してくる。
主にソルジャーの特技を駆使し、「おたけび」を上げて攻撃力を増加させると同時に先制して「ダブルアタック」で此方のSPを削ってくる等、ソルジャーのお手本とも言える様な戦い方をする。
「みだれなげ」に相当する必殺技のスカンクスハリケーンは、全体に手榴弾を投げまくる強力な攻撃で、攻撃回数も威力も原作より強力になっている。
元はモンキーセンターで人気者の猿だったが、ボス猿の権力闘争に敗れて落ちぶれてしまったことがモンキーセンターで分かる。
後に大破壊の最中にヴラド産業の手によって他の猿共々捕獲され、生体実験の材料にされた。
その際に高い知能と戦闘能力を手に入れたものと思われるが、他者に対する攻撃的な性格の根底は、権力闘争に敗れた際の妬みや恨みだろうか。
また、スカンクスコピーというスカンクスのクローンが居り、行動パターンはほぼ一緒だが攻撃力が軒並み向上し、必殺技がスカンクスタイフーンになっている。
それに、生身で戦う事になるので難易度は決して低くは無い(でも禁断の注射器で一撃必殺可能)。
マントを着込んだ怪人で変装の達人。カリョバトラーという戦車に搭乗する。
デルタ・リオでのイベントでデビルアイランドから脱走したエバ博士を連れ戻すために登場し、後にダーク・カナルで戦うことになる。恐らくリメイク前と後で大きく変化した敵の一人であり、原作をやり込んだユーザーほど大きく躓く箇所の一つだと思われる。
アーチストの特技を使用し、カリョバトラー搭乗時は「砲撃演舞」での8回攻撃が追加されている。
迎撃武器や「タイル命」等の対応策が無いと、あっという間に戦車のSPを削り取られてしまう。
戦車を壊して生身にしても、やたら流麗なアニメーションで描かれる「暗黒舞踏」による強烈な連続攻撃(カリョバトラーの砲撃よりも高威力)を始めとして、催眠ビームで此方を眠らせてきたり、着ぐるみゲージツで「ソプラノ歌手になって攻撃」してきたり、「死んだフリ」も今回はアーチストの特技なので、一度倒したと此方を油断させて戦車を降りてエバや木箱に気を取られた際に不意打ちをしてくる。
よくポチ辺りが一撃必殺させられていた必殺技のカリョストロフラッシュは、ダメージこそ原作より下がったが、電撃属性を持っているのでCユニットを破損させてくるなどかなり厄介。
「戦車から降ろしてしまえば、後はそのまま勢いで勝ててしまう」
昔、双葉社の攻略本で此処まで言われていたのはもはや過去の話。
戦車に乗ってようが戦車から引きずり下ろそうが、半端なレベルや戦車装備で挑むと装甲タイルが面白いように剥ぎ取られて行く。
よく訓練されたアーチストを敵に回すとどうなるかを身を以て教えてくれる強敵である。
ブタとカエルを掛け合わせたような外見をしている、デビルアイランドの責任者。
こちらもリメイク前と後で大きく変化した敵であり、喋り方がかなりウザくなった。
相変わらず馬鹿でかい釣り針をぶら下げてくるが、その前に一度白兵戦を挟むようになった。
その後本格的に戦う際には、ブルクルーザーという戦車に搭乗して戦う。
主にメカニックの特技を駆使し、戦車搭乗時には「タイル命」で戦闘中に装甲タイルを張り直してくる。
戦闘時には雑魚敵のブルグラップラーが乱入し、戦車から降ろしてもミサイルや毒ガスの他に、「ゆるめる」で戦車の防御力を下げ、「解体」でこちらの戦車を一撃で破壊してくる。
また、サブジョブでレスラーでも取っているのか、「セット、ハット、ハ~ッ!」の掛け声と共に繰り出してくる原作の必殺技ブルタックルに相当する「ジェットハット」(と、思われる)のダメージも侮れない。
メタルマックス3と同じ6職業が続投している。前述通り基本的な特徴は3そのままで、デザインが新しくなっている。
3と比べて大人びていたり若々しくなったり、或いはやたらセクシーだったりフケ顔になっていたりする。
この改変に関しては賛否両論あるが、それはここで語るべきでは無いだろう。
基本的に覚えるスキルは3据え置きだが、職業によっては新特技を覚えているものもある。
今回はサブジョブシステムがあり、サブジョブをセットすることでほかのジョブの特技も使用できる。
物語序盤で手に入る『能力開放ヘッドホン』の使用で使えるようになり、ステータス画面で自由に付け替えが可能となる。
サブジョブをセットすると本来のジョブ以外にサブジョブの経験値も少しずつ貯まっていき、サブジョブもLvに応じて本来そのレベルでそのジョブが使用できるのと同じ能力も使用できるようになる。
特技によっては、サブジョブを変えても使用出来る物もある。(サブをハンターにして覚えた「囮よせ」が、サブをメカニックに変えても使える)
また、メインとサブを同じ職業にすると回数制限のあるスキルの使用回数が増える。
メイン職業ごとに敵に対するダメージ補正があるため、同じ攻撃力でも与えるダメージが違うことがある。
歴代の主人公(2R・MSNF除く)にもなっているシリーズ定番職で、メタルシリーズ通しての花形。
戦車の扱いに掛けては全職中ナンバーワンで、戦車戦のダメージソースが主な役割。
戦車系の敵に対し最も大きい補正がかかり、対戦車戦に於いて右に出る者は居ない。
回避率を上げる「ゴーストドリフト」や、「ねらいうち」で会心率を上げたり、「電光石火」の早業で選んだ武装で最大4連続攻撃する等の戦車用スキルを多く覚える。
今回はラッシュ以外に戦車の穴1に装備している武器を乱射する戦法が登場した事で、「ねらいうち」や「電光石火」の重要性がアップしている。逆に3で猛威を振るった最終特技「全門発射」だが、今回は改造の自由度が上がった為に利点は薄くなったり、ソルジャーの特技がバイクでも使えるようになったからか、「電光石火」で白兵武器を連続攻撃することは出来なくなった。
3にあった「しろうと修理」が無くなった代わりに、新特技の「囮よせ」を覚えている。これは文字通り狙った敵を『お取り寄せ』するもので(偶に失敗する)、チャレンジハントや経験値・金稼ぎに活躍する。
但し水上では使用不可能で、この点に関して若干の不満を覚えているプレイヤーも少なくない。
戦車から瞬間的に乗り降りしてアイテムや白兵武器を使う「ハンターマジック」が、3の使用回数制から、今回はパッシブスキルとして常に発動している状態にあり、回数制限が無くなったのも大きい。
白兵戦では腕力こそ低いが、戦闘レベルがレスラーやソルジャーに次いで高く、HPもそこそこあって装備も豊富で素早さも悪くないため、戦車無しでも白兵戦の補助的な役割が出来る程度に戦える。
サブジョブをソルジャーにすると「武器の知識」で攻撃力の底上げが図れるので、パーティの編成次第ではちょっとしたソルジャー役を兼任できる程度には白兵戦に強くなり、運転レベルの高さも相まってバイクの性能を100%引き出す事が出来る。
逆にサブで使う場合「ハンターマジック」が便利で、バイク無しで白兵戦メインのキャラの身の安全を確保出来る(特技は使えないが)。
シリーズ定番職。修理のプロ。破損したパーツやシャシーを直せる。レベルが上がれば大破でも可。
白兵戦は全職業の中で最も苦手だが機械系の敵に対しては強く、機械系相手の場合に掛かるダメージ補正は全職業の中で最も大きい。
被弾の危険も顧みず「最も危険な修理」で破損した戦車を直したり、タイルパックを搭乗している戦車に積んでいれば「タイル命」で装甲タイルを貼り直したり、戦闘中に修理活動が出来る唯一の職業。
今作はパーツ破壊をしてくる敵が多く、賞金首などと長期戦を行う場合は非常に重要な職業となる。
今回はサブジョブシステムがあるため、メインにするには防御面でのステータスの低さや装備の貧弱さが問題になるが、戦車ならば運転レベルがハンターに次いで高く、加えてハンター程ではないが車両系にもダメージ補正が掛かるので、サブジョブをハンターにして戦車攻撃関係のスキルを補ってやれば、殆どハンターと遜色無い活躍が出来る。
白兵戦の際は、賞金首含むほぼ全ての機械・車両系の敵のネジを「ゆるめる」事で防御力をダウンさせた上で「スパナ乱舞」で大ダメージを与えたり、賞金首等の一部ボスを除くほぼ全ての機械・車両系の雑魚を「解体」して一撃必殺したりと大活躍する。
が、機械系以外の敵に対しては広範囲に攻撃できる武器に乏しい等、如何しても力不足になりがちな為、パーティを固定している等の理由で白兵戦をしなければならない時は、いっそナースをサブにして回復役に回してしまっても良い。
また、「解体」の使用回数を増やす目的でサブジョブもメカニックにするという選択肢もアリ。
「解体」は上述した一部敵を除けば、どんなにキラ化していようが一切関係なく通用するので、LOVEマシンで徹底的にキラキラさせたシャイニングタワー等を片っ端から倒しまくる事で、大量の経験値とお金とドロップアイテムを荒稼ぎする事が出来る。
もしかしたら、スタッフも最初からハードやスーパーやゴッド等の更に高い難易度で遊ぶ場合を想定していたのかもしれない。
シリーズ定番職。戦闘レベルが最も高い。昔も今も戦車で入れないダンジョン攻略の友。
ステータスは総じて高水準で、専用武器を除くほぼ全ての武器防具を装備出来る。
運転レベルだけは全職業中で最も低いが、乗車したまま白兵武器で攻撃出来るバイクとは相性が良く、更に3とは異なり特技をバイク乗車時でも使えるようになった。
また、戦闘開始時のアイテム使用要員(煙幕など)としても、高いHPと素早さのため重宝する。
どんな種類の敵に対しても若干の補正がかかるため、敵を選ばない強さがある。
3の「速攻」と「派手なカカシ」は無くなったが、「おたけび」に「速攻」の効果を乗せて攻撃出来るようになり、白兵戦のプロであるが故の豊富な「武器の知識」のお蔭で白兵武器の攻撃力が増加する事に加えて、新特技「人間パトリオット」で、生身で砲撃やミサイルを迎撃出来るようになった(迎撃に使う武器の種類にも拠る。オススメはデスペローダー)。
装備武器3つまとめて「ぶっぱなす」と、装備とサブジョブ次第では最終特技の名に恥じぬとんでもない威力を叩き出す(詳しくは後述)等、3の時の強みはほぼ据え置きで更に強力になっている。
意外にもサブハンターとの相性が良く、特に豊富な武器で弱点を突きやすいソルジャーと敵の弱点を見破る「ハンターズアイ」の組み合わせは大変良好。
いくら運転レベルが一番低いと言っても、周回プレイやレベルメタフィンで限界突破しないと流石に戦車武器の方が強いので乗車時のメリットも大きく、戦車に乗っていても「ハンターマジック」でバイク感覚で白兵武器で戦える(特技は降りないと使えないが)。
他にもメカニック・ナースにすれば高いHPのお蔭で被ダメを気にせず修理・回復可能、アーチストにすれば金粉ゲージツや暗黒舞踏で白兵強化、レスラーは後述と、基本的にどんなサブジョブを付けても満遍なく強く、死に特技が無い。
ソルジャーとしての特技も強いので、肉弾戦が苦手なクラスにサブでつけると、装備次第では「人間パトリオット」で生存率が高くなる。
環境があるなら3からマグナムガデスを3丁持ち込むか、環境が無くても周回プレイでグロウインの目玉を3つ集めて、サブをレスラーにした上で「ヨコヅナオーラ」+「ドラムストレッチ」から「ぶっぱなす」と幸せになれる(但し、マグナムガデスは今回迎撃される)。
3からの続投。人間回復のスペシャリストで白兵戦もそこそこ得意という、戦車戦がやや得意で戦車修理に長けたメカニックと、何から何まで対になっている。
戦闘レベルは白兵戦トップ2とハンターに次ぐ強さだが、バイオ系に対して最高の補正がかかるため、相手をバイオ系に限定すれば状況次第では白兵戦ではハンターや下手なソルジャーとは比べ物にならないダメージを期待できる。
加えて、全職業中で最も素早さがズバ抜けている為、先んじて回復アイテムを使える事が多い。
運転レベルは下から三番目でバイク要員になりやすいが、HPが低いので其処には注意。
「薬の知識」を持っているため回復アイテムの効果が2倍になり、「モーレツ介護」や「満タン介護」で回復アイテム無しでも味方を回復したり、「戦場の天使」で回復アイテムを味方全員に使用できる。
最終特技「戦場のAED」を用いれば、100%成功では無いにしろ、死者さえ蘇生させる。
機械を一撃死させるメカニックの「解体」同様、此方は生物を一撃死させる「禁断の注射器」が使える。
3の時にあった特技「緊急手術」は無くなってしまったが、代わりに覚えた新特技「オーバードリップ」は毎ターンのHPを少しずつ回復させるもので、炎上、凍結、酸対策を怠った際に毎ターンのHP減少を抑えることが出来るため、非常に便利。
メカニックの項目でも触れたように、白兵戦でワリを食いがちなメカニック辺りにサブにつけておくと、白兵戦での立て直しが容易になるので是非つけておきたい。特に、サブ時に覚えた「薬の知識」は、サブジョブを変えても適応されるので、是非覚えておこう。
逆にメインでは上述する通り、HPがメカニック並に低い上運転レベルも低いため使いづらいが、最後に強力な装備が手に入る事がある。
3からの続投。ソルジャーと同じく白兵戦が得意だが、装備出来る武器が少ない。
己の鍛え上げた肉体で戦う、要するにFFのモンク、DQの武闘家である。
こちらはボス戦要員の色が強く、瞬間火力と最大HPならばソルジャー以上。
また、バイオ系に対して若干の補正が掛かり、「ドラムストレッチ」で攻撃力を上げてからの「台風チョップ」の威力は強烈で、状況次第では戦車の武装をも上回る威力を誇る。
その反面、装備できる武器や防具が少なく、スキルを使用しないと単体攻撃しかできない。
運転レベルはソルジャーに毛が生えた程度で、乗車時の利点が範囲攻撃と壁程度であるなどクルマの扱いは苦手だが、最終特技「ヨコヅナオーラ」を纏えばもはやそのようなものは必要ない。
というか、範囲攻撃出来るだけで十分とも言える。
非常に頑丈な分素早さに劣るが、後手に回り易い事を見越した上で敵の攻撃を喰らった同ターン中の回復が可能という利点もあるので、レスラーの火力を若干犠牲にするのは惜しいがナースをサブでつけて回復役にしてもいい。
反面、レスラーの特技は大半が腕力依存であるため、サブジョブとして使うには職業を選ぶ。
有効活用できるのは、同じく白兵戦がメインのソルジャーぐらいだろう。
レスラーもソルジャー程ではないが、どのサブジョブをつけても若干ハンターの利点が少ない事を除けば一定水準以上の働きはしてくれる。
例えばメカニックの「スパナ乱舞」は腕力依存なので、単純にメカニックが使うよりも強く(しかもレスラーが使える全体攻撃「肉塊グラインダー」よりもダメージプラス補正が大きい上に、「ドラムストレッチ」や「ヨコヅナオーラ」で更なるダメージブーストが可能)、ソルジャーにすれば「人間パトリオット」が死に特技化するが、「武器の知識」で只でさえ高い攻撃力を更に高めた上で、周回プレイで集めたグロウインの目玉やタキオンテレポーターで持ってきたマグナムガデスと同じ感覚で、ゴーカイスイングを「ぶっぱなす」と非常に強力。
勿論、サブジョブもレスラーにして「ヨコヅナオーラ」の使用回数を増やすという選択肢も悪くない。
しかし、白兵戦最大級のダメージを叩き出す可能性のある後述のアーチストをサブジョブにした時が、一番利点が大きいだろう。
3からの続投。他の職業とはかなり異なり、男女とも「カワイイ」と形容すべき外見も含め、一見するとかなりのイロモノで、見た目だけでは一体得意分野は何なのか、如何活用すればいいのか困惑する事間違いなし。
しかしてその実体はHPと全体的なステータスこそ低めなものの、見た目に似合わず一定水準以上の運転レベルと戦闘レベルを兼ね備えた万能選手で、スキルも人間とクルマ両方をバランスよく持っており、痒い所に手が届く職業。ダメージ補正の恩恵は少ないが、多彩なスキルが補っている。
最大の特徴は、「ゲージツ」のスペシャリストとして素材を組み合わせて特殊砲弾を作成したり、スーパーレアメタルを消費して戦車パーツを限界以上に超改造出来る事であり、3に比べて超改造のデメリットは増えたが、根気次第では高難易度御用達の武器となり得る強さを引き出す事が出来る。
白兵戦では専用武器であるマイク(音波属性)による範囲攻撃に長け、装備もそこそこ多く、「暗黒舞踏」による最大4連続にも及ぶ攻撃が強力で、戦車に乗れば「砲撃演舞」で此方も最大で4連射撃を行う事が出来、破損程度ならば「復元ゲージツ」で修復出来る。
万能故に基本ステータスの低さが響き、サブジョブシステムの割を一番喰った職業ではあるが、ハンター同様メインサブ共に安定性は良好で、砲弾作成や超改造目的でサブを育てても損は無い。
前作の最終特技だった「爆発ゲージツ」の代わりに覚えた「金粉ゲージツ」による属性攻撃に対する抵抗力の向上は、ソルジャーやレスラーと言った白兵戦メインのキャラには地味に嬉しい。
実は「暗黒舞踏」の方が「台風チョップ」より同腕力時の威力が高いため、レスラーのサブをアーチストにしてヨコヅナオーラ+ドラムストレッチから「暗黒舞踏」に繋ぐと、それはもう素敵なダメージが飛び出す。
メタルマックス3で不評だったデチューン不可が解消され、戦車を改造前に戻せるようになった。
改造は2と3の折衷形式になっており、3の「穴のパターン改造」でクルマを大きく改造し、そこから2のように重量や特殊弾倉の増減、荷台の増加(これのみ減少不可)、穴の個別改造など細かい改造が可能となっている。
それに伴い、これらの改造を行いやすくするため改造費が大幅に安くなっている。
戦車はガルシア号ことバギーや野バス、レオパルト等の旧作おなじみのクルマに加え、3から登場したバイク等の新車も登場。
更に、前作で重戦車タイプの救世主だったダブルエンジンの他に、Cユニットを2つ積むダブルCユニットが新登場した。
加えてそのCユニットのプログラムも、穴1の武器の発射数を上げて連射出来るようになったりする等3以上に細分化された。
しかもダブルエンジンとは両立不可、且つ非戦車戦闘車両に多い為、Cユニットの組み合わせ次第では非戦車戦闘車両もダブルエンジン重戦車とはまた違った強みと個性を持たせることが出来、より多彩な戦い方が可能となった。
また、パーツに「特性」が付与されているものがあり、タイヤ車両に積むと積載量がアップする「タイヤボーナス」付きのエンジンや、3にあった「タキオンレーダー」がクルマの能力を上げるS-Eになっていたりと装備の特性が幅広くなっている。
さらにバイク・一輪戦車以外の戦車には複数人乗り込む事が可能で、複数乗ると1台の戦車で乗っている人数分の行動が可能になる。
ただし、敵の攻撃も集中する為に結果的にSPが不足しがちになり、弾の消費も速い為一長一短である。
尚、基本的に何も出来ないが徒歩で可哀想だったポチを戦車に乗せて、敵の攻撃から保護してやる事も可能。
…むしろ戦況調整中に勝手に攻撃してしまったり、吠えかかって逃がしてしまうことを防ぐための場合が多い気もする。
一応、ポチが混乱していれば戦車の武器で攻撃してくれる事もあると言えばあるのだが。
バギー | 装甲車 | 野バス | ウルフ | ゲパルト | マンムート |
エレファント | アビシニアン | ストラディバリ | ティーガー | レオパルト | ストレイドッグ |
※画像または戦車名クリックで 説明文に飛びます。 |
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白バイ | スーパーカー | サイファイ | ゼロ | ||
冒頭で登場したガルシアが乗っていたバギーをナイルが修理したもの。デフォルト名は「ガルシア号」。
原作で最初に入手できる車だったが、今回はストレイドッグがある為、2番目になる可能性もある。
4人乗り可能なため序盤から安全に冒険が出来る反面ダブルエンジンが不可能で、車体が軽いから戦車より重武装できるという現実的には不可解すぎるメリットはなくなった。
カーボーナスやタイヤボーナス付きのエンジンを装備したり、シャシー特性の見交わし走行を生かすことができれば多少はカバー出来るが、それでもダブルエンジン出来る戦車には及ばない。
穴1をフリーS-Eにできる数少ないクルマであるため、ATM緋牡丹あたりを積んでS-Eラッシュや電光石火するのもありか。
例によってサースティ南東の山沿いの砂漠に埋まっている。
原作ではノーヒント同然の為に気づかない人も多かった、あの装甲車。
デフォルト名は「スナマミレン」。原作メタルマックス2の説明書で装甲車に名付けられていたものである。
今回はゲーム中にも極僅かながらヒントがあり、砂漠を探索するクエストもあるため偶然発見できる可能性も高い。
(説明書の名前から砂地に埋まっていることは推測出来るが、大半が砂地のアシッドキャニオンではヒントにもならない。とある攻略本では戦車一覧ページで「タワー号」と名づけられているため、グラップルタワーの近くにあるらしいことまでは何とか推測出来る)
豊富な固定装備と厚い装甲が特徴。扇範囲大を攻撃できる初期装備の11式バルカンは入手直後では強力。
しかしダブルエンジン不可な上にシャシーが重めであるため、装甲タイルの確保に苦労する。
シャシーを最終段階まで改造することで専用特性『特殊装甲』を得られるものの、何とバグのせいか被ダメージが増加してしまうのでオススメできない。
原作におけるイロモノ枠であった、無人コンピュータの野生化したバス。
今回はマップが広くなった上、道路跡がはっきりしないためバス停探しにかなり苦労することになる。
今作では装甲バスと言った外見だが、ペイント屋で色を塗ってもらうと物によってはとんでもない外見になる。
ダブルエンジン不可だがダブルCユニットが可能で、全ての穴が大砲・機銃・S-E穴に換装可能という自由度の高さが魅力。
穴1をS-E穴に換装して多段系S-Eを積み、ストライク系Cユニットで固めて電光石火するも良し。
全部機銃穴にして、前作のパトカー宜しく255回超改造軽量機銃×5のようなロマン装備にするも良し。
主力にしないのならば、デフォルトで一番多い荷台を活かして荷物持ちにさせるのも良し。好きに活用しよう。
シリーズの看板、皆大好きメルカバモデルの真っ赤な戦車。ブラド博物館改めヴラド博物館に展示されている。
昔はチーフテンに近い外見だったが、今回は他シリーズ同様メルカバモデルになった。
原作同様、序盤はエンジンのパワー不足に悩まされるが、バザースカでタイガータービンが手に入る店パターンならば、戦車ボーナスの特性と相まってすぐにでも一線で活躍できる。
パターンが合わない時も、砂漠を掘り返して手に入るトルネードをトルネードⅣくらいまで改造すれば、当分エンジンに困らない。
シャシー改造は3でも好評だったダブルキャノン&ウルフスパルク搭載でバランス重視のRウルフ系と
フリー穴重視のSウルフ系の二つに大別され、全門主砲のSウルフⅤFのみ特性が「キャノンラッシュ」になる。
大砲・機銃・S-Eのバランス型、または大砲特化を得意とするどこまでも戦車らしい戦車である。
タイシャーに祀られている偽りの戦神。ダブルCユニットが可能なシャシー。
SFC版では正面に大砲をつけるという衝撃のビジュアルだったが、今作では首尾一貫して対空車両になっている。
穴1に高性能な対空固定武装がつき(複数から選択可能)ダブルエンジンも可能なので積載量を稼ぎやすく、残りの穴に機銃やS-Eを装備すれば、かなりの破壊力が期待出来る。穴1の武装に合わせバルカンラッシュやS-Eラッシュで攻めるのがセオリー…と思ったら、実は今作の最強候補の一角である事が判明。
穴1に高威力・2回攻撃・弾数無限・電撃属性・非迎撃対象の固定装備、ドリルブラストIIのみを付け、トリプルストライクの特性を持つCユニットを2つ積んで3人乗りで電光石火すると、トチ狂ってるとしか思えない恐ろしいダメージを叩き出す。
最高で1ターンに(2回*(1+2+2連射)*4回電光石火*3人=)120発の弾数無限無迎撃攻撃となり、レインバレーの雨による電撃強化補正があるとはいえ、HPの塊である軍艦サウルスですら瞬殺せしめるバランスブレイカーっぷりは圧巻の一言。
ストライク系Cユニットが足りない場合は、代わりにダーティラッシュ付きのCユニットでも可。
此方は発射回数に多少のバラつきはあるものの電光石火の使用回数に左右されない強みがある。
確かにこのクルマは戦神では無い、雷神の間違いであった…電撃抵抗持ちの相手にのみ注意が必要ではあるが。
いきどまり洞の奥に水没している自走砲。
原作では場所が場所だけに影が薄いわ、見つけたら見つけたで重いわ、だのに防御を最大まで改造してもウルフより防御が低いわでエレファントに並ぶ不遇の戦車だった。
だが今作ではダブルエンジンが可能となり、シャシー改造で得られる固定大砲と固定S-Eがかなり強力で、本当にこれがあのマンムートなのかと驚く事間違い無し。
特に固定S-Eの迎撃電光象牙は6t程度と軽く、しかも弾数無制限で迎撃能力も悪くないという超優秀な迎撃S-E。
エレファントの例にもあるように、どうも今作では原作で不遇だった戦車ほど強力になっている傾向があるようだ。
改造はフリー穴重視のマンムート系と強力な固定武装がつくマストドン系の2パターンに大別される。
固定武装の第1ヤマト砲と第2ヤマト砲を同時に装備すると、賞金首のダイダロスを小型化したような外見になる。
唯一の欠点としてダブルCユニットには出来ない事が上げられるが、余りデメリットは感じられないか。
余談だが、原作のようにマンムートの水没している地底湖の右上から壊れる壁を無視して入手することは出来なくなっている。
何者かが遺した近未来重戦車。新ダンジョンのヘルメツ島に保管されている。原作では最後に手に入る戦車だった。
昔は入手場所がラストダンジョンの深部と遅過ぎる入手時期+重過ぎる車体重量が原因で、余程の物好きでなければ殆ど使う人が居なかったが、入手可能時期が大幅に早まった事と、ダブルエンジンが実装された事で原作最大のネックだった重量問題が克服され、昔の不遇っぷり何処へやら、第一線で活躍できる性能を手に入れた。18年の時を越え、遂に時代がエレファントに追いついたのだ。
初めから完成されているため、穴の個別改造は可能だがパターン改造は存在しない。
性能はRのホワイトタイガーに3のディノヒウスを足したような趣である。
未来戦車に相応しくS-Eが得意で、弾数無制限のドリル系S-Eを固定武装として多く装備できる為、続戦能力と火力が両立出来る。
主人公の友達、バトー博士に作ってもらうオーダーメイド戦車。デフォルト名は○○戦車(○○にはアダ名が入る)。
博士に笑われながら設計図を書き、必要な量の鉄クズを集め、一晩オアズケされる事で完成する。
原作では外見と防御力とシャシー弾倉と、後は穴のタイプ(何れも後に改造屋で変更・調整可能)ぐらいでしか差別化がされなかったが、(しかも裏技在り。一度くらいは超軽量重装甲アビシニアンを作った事があるはずだ)今作では戦車のシステムがかなり細分化されたため、上記と合わせて更に固定装備の有無や特性などをかなり自由に設定出来るようになった。
しかし穴1は大砲で固定。博士のこだわりだろうか。
集める鉄クズは20トン程度で済む事もあれば、性能を欲張ると下手すると100トン以上集めなければならない事もある。
だからと言って鉄クズをケチろうと設計段階で性能を抑えて作ってから、後々シャシー改造屋で強化しようと思ってはいけない。何とこの戦車、シャシー改造屋での改造が出来なくなったのである。
作り直そうとすれば先に作った戦車の分の鉄クズのうち半分が無駄になり、その分余計に鉄クズが必要になる。今作では鉄クズを拾えるポイントも多く、機械・車両型モンスターも鉄クズを落としやすいので、強い戦車が欲しければちゃんと性能を欲張って、キッチリ鉄クズを集めてこよう。
メタルマックス史上ぶっちぎりの最安値で買える超お買い得なバイク。アメリカンバイクのような外観をしている。
マド南東の新しく追加されたトレーダーキャンプにて、僅か1000Gぽっきりで売っている。
デフォルト名は黒いバイクの見た目そのまんま「黒バイ」。人によってはガルシア号よりも先に取った人も居るのでは?
そのままでは穴が一つも開いていないので、一番最初のシャシー改造屋があるバザースカまでは、文字通り壁代わりに使う事になる。
穴の自由度はあまり高くないが、固定武装のS-Eがそれなりに強力で、2連射かつ高威力で迎撃まで出来るホイールミサイル、4連装高威力、最終的には2つ装備できるハイウェイボマーII、軽量の全体無属性弾数無限なレーザーレーサーと、実に多彩。
合わせてお好みのS-Eを積んでS-Eラッシュをすれば、車用スキルが無くバイク担当になりやすいソルジャー、レスラー、ナースの戦力として充分すぎる働きを見せてくれる。
復讐のバイク。正面時の歩行グラフィックで、カウルが光を反射する。
マドから遥か東の名も無い酒場で請けるクエストで貰えるが、クエストを請けるにはある程度の有名度が必要。
こちらは入手時からちゃんと武装が施されている。また、クエスト終了前にこのバイクを調べると鍵がついている事が分かり、メタルマックスの世界でクルマを放置しても他人に持っていかれないのはクルマに鍵がついているお陰だと判明した。
ストレイドッグ同様優秀な固定武装が揃っているが、此方はどちらかと言えば全体攻撃が得意。
レーザーレーサーを二門搭載可能で、最大攻撃力950を誇る全体攻撃武器のライダーミサイルⅡがかなり強力。
或いは、穴1か穴2以外を汎用S-E穴にしてシーハンターを四門積んでS-Eラッシュするか、穴1を汎用S-E穴にして電光石火すれば、SPを維持しつつ高火力を持たせることが出来る。
今作のバイク型シャシーはコレとストレイドッグしかないので、3人でバイク旅したければレンタルタンク屋でサイファイを買い取ってこよう。
恒例のレンタルタンクだが、今作では戦闘後の徴収料金が一定金額を超えると一台購入することができる。
購入した戦車は他の戦車同様改造することができ、料金を払いなおせば買いなおす事も可能。
種類としては既存の物やバトー戦車のシャシーが主で、車の性能はそれぞれのシャシー性能に順ずる。
しかし、レンタルタンク限定で3にも出てきたサイファイと、今作初登場のスーパーカー、ダブルエンジンの野バスといった独自性のあるシャシーも存在する。
レンタル19号のみ1度でもタキオンテレポーターを利用し、デスクルスの廃品回収屋で30万G以上アイテムを買い取ってもらわなければ借りる事が出来ないが、3でプレイヤーを散々ドロップマラソンで泣かせた火星バースト砲だのメテオドライブだの閃光迎撃神話だのと言ったレア装備を搭載した、超豪華戦車となっている。
勿論購入する事も出来るので、装備だけ剥ぎ取って返却してまた買い直せば、お金が許す限りこれらの装備を好きなだけ入手出来る。
ある所に埋もれている今作のイロモノ枠。かつてバトー博士が作ったのだろうか?
原作を遊んだプレイヤーが予備知識無しでバトー博士に会いに行こうとすると、高確率で手に入れる事になると思われる。
デフォルト名「一輪戦車」から解る通り、下半分全部キャタピラで脇から大砲が出ている。
所謂菱型戦車と呼ばれる戦車であり、イロモノとしては若干地味だが(というか、3のソイヤウォーカーがイロモノ過ぎた)、小さくてかわいい見た目がなかなか魅力的。
車体が軽くシャシー特性でダブルストライクを持っているため、穴1を乱射する戦法に向いている。
デフォでダブルエンジンだがダブルCユニットにも出来る為、ストライク系Cユニットで固めてバースト砲乱れ撃ちというのもアリ。
唯一の欠点として一人乗りである事が挙げられるが、それを補っても余りある潜在能力を秘めた優秀な戦車である。
MM3で手に入れた「人間装備」「戦車装備」をMM2Rに持ち込むことが出来る「タキオンテレポーター」というものがあり、タキオンマターを消費する事で3のアイテムを持ちこむことができる。
一部アイテムは持ち込めなかったり、性能が変化したりする。
また、MM3のネタがいくつか入れられていたり、3の賞金首がザコ敵で登場したりする。
WANTED テッド・ブロイラー 60,000G 250,000G |
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掲示板
701 ななしのよっしん
2023/01/28(土) 09:41:01 ID: InCREhHbN8
新作は普通にキャラメイクさせてくれたり
戦車はじめ装備増やすだけでよかったのに
何でもう余計な事ばっかりするかなぁ…
レズも据え置きでええぞ
702 ななしのよっしん
2023/02/10(金) 11:10:44 ID: 75mXOIFerH
スロットのドラムを軽く見てみたけど、真ん中のドラムの7の数が1つの物と2つの物があるね。マドの街のカジノに設置されるスロット3台のうち、500Gの奴は真ん中のドラムに7が2つある。この3台で言えば500Gが最も儲けやすいんじゃないかな
703 ななしのよっしん
2023/03/02(木) 21:46:11 ID: KlN6aWmvSV
>>698
ブックオフは確か何か事情があって過度に値上げできないんじゃなかったっけ
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/18(木) 17:00
最終更新:2024/04/18(木) 17:00
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